気まぐれな起承転結(小説)

#4

前例は、後から価値がつけられるもの。

初めて飛び込んだ世界の当たり前は、私が住んでいる世界にとっての特別なのかもしれない。

新しい物に出会うとき、かなりのショックを受ける。

Aは、セール商品を見るような眼差しで私をじろじろと見る。

「どうして、そのケースに入っていた細長い棒が吸い込まれていったのか、知りたい?」

不自然な言い方をするものだ。
細長い棒ってなんだよ。

私の疑問に思うところは、相手も疑問に思うとは限らないのに、そこだけにフォーカスを当てるという運。

#初めての小説 #小説 #想定外のストーリー #物書き #作者の気分と読者のコメントで変わるストーリー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?