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マナブデザイン

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記事一覧

"Neumorphism" なるUIデザインのトレンド

「新しいスキューモーフィズム」を謳う "Neumorphism" というデザインが最近一部で提唱されているようです。 Skeuomorph Mobile Banking by Alexander Plyuto この例のようにボタンやカードなどの要素が凹凸で表現されていて、明るい影(光)が落とされているのが特徴です。それによってボーダーや塗りを使わずに要素の形状を表します。 Neumorphism in user interfaces 単色の物体に凹凸が付けられているよ

お洒落サイトをトレースしてみた【実践編】

こんにちは。デザイナーになりたい神戸の新社会人m(@maima_1107)です。まるまるしたねこを一匹飼っています。 前回noteで、「なるほどデザイン」に出てくるデザインのプロセス ①デザインの方向性を考える ②骨格をつくる ③キャラを立てる ④足し算、引き算をする ⑤ブラッシュアップ を参考にして、トレース、分析、言語化を行いました。 🎨前回:お洒落サイトをトレースしてみた【第一弾】https://note.mu/muupoco/n/nc90bc98d0b4e 前回

Instagramアプリをトレース&ガチ考察してみた

トレース&ガチ考察シリーズ(?)第2弾は、なんと!! Instagramです!!!(超ベタ) 前回のTwitterトレースは、トレース考察が初めてだったということもあり、主にUIの観点で気づいたことを単純に羅列していくスタイルでした。 しかし実際にアプリを使うのはユーザーなので、今回は実際にアプリを触りながら「ユーザー視点」の考察をしてみようと思っています。 それではいきましょう! 気づき・考察今回もiPhone6sのスクショを利用し、トレースしました。 まずは基本

アクセシビリティに配慮したビジュアルデザイン

この記事は『デザイニングWebアクセシビリティ』の第8章 ビジュアルデザイン を図解・要約したものになります。より詳しく知りたい方はこの本を読んでください。この8章についてはお試し版という形で無料公開されています。 8章の内容:視覚的な見せ方、ビジュアルについて多くの人は視覚から情報を得ているので、ビジュアルデザインを工夫すればアクセシビリティの向上が見込める。とはいえ視覚情報のほとんどはマシンリーダブルになっていないため、視覚情報の見せ方によっては伝わりにくくなってしまう

フォント選びに迷ったら見返したい、おすすめ定番フォント31選まとめ (欧文編)

こんにちは!トライブグループという会社でCDOをやっています、原田佳樹 @yoshigorouu といいます。前回はこんな記事を書きました! 今回の記事では、デザイナーが抑えておくべき定番欧文フォント31個(+おまけ)をまとめました。世の中で使われている大体のフォントをまとめてあるので、何かデザインするときの辞書的な感じになれば嬉しいです。 1. フォントの世界に魅入ったきっかけ私のデザイナーとしてのキャリアはスタートアップ歴が長いので、スキルセットがサービスデザインに寄

【厳選】UIに使える欧文書体まとめ

デザイナーを目指している人や現役のデザイナーにとって、デザインのバリエーションを増やすことは重要なことだと思います。 グラフィックデザインであれば様々な書体を使い分けたりできますが、WebサイトやアプリのUIとなると視認性や可読性の問題からフォント選びが難しくなり、結局システムフォントに落ち着いてしまうこともあるでしょう。 今回はUIに使えるようなフォントを以下の基準で選別しました。 1. 視認性・可読性が高い 2. ウェイトの種類が豊富 3. 入手しやすい(フリーフ

サービス紹介のパンフレットよかったデザインまとめと考察

こんにちは。のっちです。 現在企業向けのSaaSのデザインに携わっており、その一環でWeb販促EXPOというイベントに参加しました。 Web販促EXPOは、企業向けの業務改善ツールが一同に介して、来場した方に対して自社のツールをPRするイベントです。 250冊ほどパンフレットをもらったのですが、全くもらってもらえないパンフレットや、もらって速攻で捨てられるものを見て、なんだかやるせない気持ちになりました。 サービス紹介のパンフレットに携わる機会のある方は多くいるのではと思

デザインの世界への招待状  #5(最終回) デザイナー像の刷新によるデザイン新時代へ

こんにちは。アートディレクターの三宅佑樹(@yuki_miyake)と申します。ビジュアルデザインやブランドコンサルティングなどを行うICVGというデザイン会社の代表をしています。 デザインの社会的活用を推進するためにはデザインをもっと身近な存在にする必要がある。その方法の1つとして、他分野からデザインの世界に入ってみようかなと考えている人をメインの対象として、広い意味での「デザイン」の世界を案内する「デザインの世界への招待状」という連載をお送りしています。 前回の記事は

デザインの世界への招待状  #4 デザイン界が置かれた現状

こんにちは。アートディレクターの三宅佑樹(@yuki_miyake)と申します。ビジュアルデザインやブランドコンサルティングなどを行うICVGというデザイン会社の代表をしています。 デザインの社会的活用を推進するためにはデザインをもっと身近な存在にする必要がある。その方法の1つとして、他分野からデザインの世界に入ってみようかなと考えている人をメインの対象として、広い意味での「デザイン」の世界を案内する「デザインの世界への招待状」という連載をお送りしています。 前回の記事は

デザインの世界への招待状  #3 拡張するデザイン領域

こんにちは。アートディレクターの三宅佑樹(@yuki_miyake)と申します。ビジュアルデザインやブランドコンサルティングなどを行うICVGというデザイン会社の代表をしています。 デザインの社会的活用を推進するためにはデザインをもっと身近な存在にする必要がある。その方法の1つとして、他分野からデザインの世界に入ってみようかなと考えている人をメインの対象として、広い意味での「デザイン」の世界を案内する「デザインの世界への招待状」という連載をお送りしています。 これまでの記

デザインの世界への招待状  #2 デザインの学び方

こんにちは。アートディレクターの三宅佑樹(@yuki_miyake)と申します。ビジュアルデザインやブランドコンサルティングなどを行うICVGというデザイン会社の代表をしています。 デザインの社会的活用を推進するためにはデザインをもっと身近な存在にする必要がある。その方法の1つとして、他分野からデザインの世界に入ってみようかなと考えている人をメインの対象として、広い意味での「デザイン」の世界を案内する「デザインの世界への招待状」という連載をお送りしています。 前回記事はこ

デザインの世界への招待状  #1 デザインの世界へ

はじめまして。アートディレクターの三宅佑樹(@yuki_miyake)と申します。 ビジュアルデザインやブランドコンサルティングなどを行うICVGというデザイン会社の代表をしています。 noteでは最近、各分野のデザイナーによる専門的で興味深い記事がたくさん投稿されています。それを見ながら、自分だったら何を書きたいか、書くべきかを考えたときに、デザイン界全体の未来につながることを書きたいなと思いました。 そこで、デザインの世界に足を踏み入れてみたいと考えている社会人の方や