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〜女子大生がラスベガスへ行って見えた、「ナイトタイム」から考える"渋谷・円山町周辺エリア"の渋谷に対する価値と、今後の妄想〜

先に申し上げますと、ここから先に書くことはまだ誰にも話して無くて、妄想段階で無責任な投稿です。本日よりDig shibuyaというイベントが開催されるということで文字にしてみました。

要約すると、円山町を活用して、渋谷のイベントのナイトタイムを盛り上げよう!渋谷に泊まって渋谷を体験しよう!という妄想です。
渋谷にとって価値のある、そしてこれまで交わってこなかったものが交わる企画だと信じています。

渋谷が好きな方、渋谷に通ずる方はぜひ少しでも読んでいただけたら嬉しいです。ご意見などください!!

ここで言っている「円山町」とは、道玄坂上〜円山町、神泉付近を指します。
一昔前は「道玄坂」という住所はなく、もっと円山町は現在の道玄坂の一部を含む山全体の住所でした。なので、ここでは概念的に"円山町"を指します。

1. 円山町には何がある?

渋谷駅から道玄坂方面に進み坂を登った先にそこはあります。
何がある?まず皆さんが思いつくのは以下だと思います。

・ホテル(ほとんどが中小、旅館営業のホテル)
・飲食店(とても人気で美味しい穴場で、小さな規模のお店が多いです)
・ライブハウス、クラブ(昔からあるもの〜最近のものまで)

また、あまり知られていないものですと以下が挙げられます。
・芸者さん
・料亭
・歴史
・地域の人たちのつながり
・地域の人たちの地域愛
・オーナーが直々に厨房に立っている飲食店やカフェ
・坂や階段(これがあるだけで凄く楽しい)

渋谷で最も歴史があり(集落、火葬場、仙人が住む泉、宿場町、銭湯、花街、ラブホ街、、、と様々なフェーズを経てきました。今もなお開発がほとんど入っていない、天然に街が循環している地域。それが円山町です。

2. ラスベガスにきて、これまでの仮説がより強固に


これまでの仮説。それは【「円山町」は渋谷に必要で、渋谷にとって鍵となる街である】ということです。多様なエリアを持つ渋谷ですが、その中でもギュっと渋谷らしさが詰まっている魅力的な地域、、しかし円山町の価値を、具体的に「これがこうだから!」と説明ができませんでした。守らねばならない文化と歴史と素敵人がそこにいるから。私が好きだから。そんな感じでした。

しかしラスベガスに実際に来て、改めてその重要性に気づきます。
キーワードは「ナイトタイムエコノミー」です。

ラスベガスの魅力のポイントは以下の5つでした。
❶ホテル❷レストラン❸エンタメ❹コンベンション❺交通インフラ

ラスベガスにあるリゾートホテルには、以下の施設が含まれています。
・美味しくて雰囲気のいいレストラン、Bar、カフェ
・Casino
・Theater(シルクドソレイユそれぞれの演目ごとにセットがちゃんある)
・Coventioncenter(展示、会議室、ホール等)

ホテルごとにコンセプトやグレードがあり、それぞれ好みにあったものを選び、サービスを得ることができますり。また、それぞれへアクセスが可能なバスや、乗り放題券があります。(タクシーやUberも充実)

ちなみに私は今回、CESという世界から14万人が参加するTechコンベンションの参加を目的にラスベガスに訪問し、3種類のホテルに泊まり、(特上〜中堅〜お金ない人向け)、飲食も高級なもの〜そうでないものまで食べ、シルクドソレイユも2度観劇してきました。(O 最高でした)

そこで、❶〜❸のホテル、飲食、エンタメ この3つの質がいかに滞在と体験において大切であるかを痛感しました。また、コンベンションが肝だなと、イベントをきっかけに人が集まること、それに合わせた「箱」をカジノが担い、様々なホテルを巡るのも凄く楽しかったです。(→ここら辺は書ききれないのでまた別で。)

よく考えてみると、円山町には❶-❸の全てがあります。
コンセプトのあるホテル、様々な美味しい飲食店と料亭やスナックやBar、エンタメ(ライブハウスと芸者さん、小劇場も)あります。

ラスベガスと違うのは、それは計画的に生まれたものではないので、全てが一つになっていたり、繋がっていない点です。でも、全てあります。そして、そこには歴史と日本の文化も多く残っています。やた「山」の上にあり、空間としても周りから切り離され、渋谷の中にある一つの街のような印象を受けます。

ラスベガスのような魅力的な「Night time experience」を生み出すためにあと地域に必要なのは、❶〜❸を繋ぐこと、それをデザインすること(内なるものを外へ表現すること)、そしてコンベンション(イベント)です。
かなり、見えてきました。「渋谷に泊まり、渋谷を楽しむ」を、地域で一丸となってもてなす日があってもいいのではないかと。円山町から渋谷の"文化"として、誰も知らない渋谷を、100%届ける、
渋谷のアートや音楽、ファッション、お笑いや落語なども巻き込み、渋谷に泊まり、渋谷を感じる体験を創ろう。「Dig shibuya」や「やついフェス」のようなものが実施されるタイミングに合わせ、円山町のホテルに泊まる+ホテルでも特別なコンテンツを用意する、ナイトタイムエコノミーをつくりたい。

3. Trunk(donation)にて受け取った支援金100万円

実は去年のTrunk(donation)というトランクホテルが主催する支援金プログラムで100万円の支援をいただきました。発表した内容地域を繋ぎ、伝え、ファンを増やし、関係人口を創出していく内容をプレゼンしました。お金の内訳は、起業資金と円山町とホテルに関する活動資金を提示しました。

本当はアプリやARコンテンツなどITツールも導入したいのですが100万円では到底足りないので、今後拡大していくことを視野に入れ、まずは一歩目として地域のマップを作成しています。いずれディズニーマップ+AR機能があってもっと文化とか地域の魅力が見えるものにしたいです。

4. 鍵は"コンベンション" そこに向けてまずは地盤&実績作り

鍵は❹のコンベンションだと踏んでいます。要は、人が全国、世界から集まるイベントに合わせて、いかに「円山」が参加するか。そして、相乗効果を生むか。と言う点です。

その準備として円山町ができることは、まずは小さな規模でイベントを実施し、実績を作る&イベントに慣れる必要があると感じています。ホテルの皆さんも、ハロウィンの時期に特別なプランを作ったり、インバウンド向けや飲食とコラボをしていきたいと言う話を忘年会で聞くなど、少しずつ変わろうとしています。まずは、1回小さな規模で実施が目標です。地域の方々に伝えてみて、できることを探したいです。
(個人的にやりたいことはフェスで、地域の数カ所の部屋が会場で、いろんなショーをそれぞれやっていて、リストをつけてると入れるみたいなことやりたい)テーマは、エロ(性×アート)に振り切るか、性教育やセクシャルウェルネスという点などソーシャルなところをやりたい。

渋谷規模のイベントでの円山町の関わり方は、イベントのチケットに加えてホテルの予約を受け付けをし、(またはホテル付きのチケットなどを作り)、何棟かホテルを貸切にし、特定の部屋やお店、ライブハウスや屋上では芸妓さんやアーティストがパフォーマンスをしている。周りにはキャンドルナイトが広がり、屋上からは全体像が見える。そんな景色を妄想しています。

5. 宿泊、飲食、エンタメ、文化、歴史、イベント全てが融合した「渋谷」を体験を


渋谷区の指針を見ると、渋谷の文化や歴史をもっと取り入れ、活用していくことが書いてあります。ですが現状、「観光」という側面で渋谷を見た時に、まだまだ円山町のエリアはどうしても隠れてしまいがちだと感じます。あまり良いイメージが無かったり、実際に様々な方にとっても居場所や隠れ家になっているのも事実です。

円山町の街自体に対して、こんなふうに変わってほしい!などの思いはほぼありません。昔も今も大好きです!そして、その魅力を活用して生まれる価値を求めている人たちが多くいるはずだと感じています。円山町で、渋谷で、面白いことをやりたいなと。妄想中です。

前回は補助金を取ろうとして、だめだよと言われてしまったのですが、(旅館営業のホテルなのに風俗はダメと言われてしまった)

諦めません。笑
そんな妄想でした。帰国したら、企画書持って地域や渋谷を走ります。

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