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のぼフラ、はじまる

のぼりんで行われてきた「まちづくり講座」を受講していたメンバーが「のぼフラ」というネーミングで、まちづくり講座で行ってきた〜平日の夜の時間を利用して、地域の中でつながりを作っていく〜がはじまりました。

活動の内容はこれから具体化されていくものの、これまでセンターのスタッフに変わって、開始のあいさつからメンバーが担うスタイルとなり、大きな変化を実感する。
最初の企画は、「移住」と「起業」をテーマにして企画メンバーの経験や思いについて教えていただく時間だ。

企画メンバーがそれぞれの経験をもとにお話しいただきました。

果たして、このような地方で起業し豊かな生活をおくれるのだろうか。
コロナ禍を経て「リモートで仕事する」まで飛躍的に労働環境が変化し、職住分離が一気に近接化する働きが誕生しつつある。しかし、常にリモートで対応できる仕事は、限られた職種や一定以上の能力などの条件が整った人と限定的だ。
この地域の中でも実現している実践例や事業プランを伺っていると、地域に根ざしながらの働きや地域のニッチに関わる方法が見えてきた。バイタリティーのある方々による力強い話にワクワクした気持ちが生まれたのはいうまでもない。

つい先日、「移住してきたばかり」の前橋雄さん。技術系専門職として個人事業主の道へ。

ちょっと気になったお話は、「起業準備〜起業後サポートのワンストップ相談窓口がない」ということ。人口減少社会の中で、「移住」はどの自治体にとっても取り組んでいるホットなテーマと思いますが、受け入れる側の準備が整っていないということは、移住者任せの施策になってしまうことが考えられます。公的な支援がこれまでの起業スタイルとの違いを捉えて、よりよくなっていくことを期待するとともに、地域の中で困りごとをつぶやける環境として、今回のようなゆるやかな人と人とのつながりや問題解決のきっかけを産むような場が築かれていく必要を強く感じました。

続いて、地域おこし協力隊として活動している増田さん(登別)、前橋史子さん(壮瞥、リモート)が発表してくださいました。

小さい取り組みの第一歩がこうしてスタートしました。
参加する人同士の影響にとどまらず、地域へ波及することを期待して関わっていきたいと思っています。
活動へご興味ご関心がある方はどうぞお声がけください!

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