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「やってこなかったらもっと酷かっただろう」思考

「チャンチャラチャンチャラポロピンピン♪」

朝7:30にスマホの目覚ましが鳴った。
「い、嫌すぎる・・・」心の中で呟く。


昨日は外で仕事だった。


「明日は朝散歩に行こう。」
そう決意した昨夜。


益田ミリさんの本を読みながら、ぐり茶をすすっていた昨夜の私。


ぐり茶しぶしぶ。うまうま。



その自分を恨む。完全にタルいのだ。


だけど、だけど、今日は行く。



実は今週に健康診断の予約をとったのだった。


だからなんとなく健康に目を向けるようになった。


これもきっかけ。


わたしは何でもきっかけがないとできないタチ。


何年か前に勉強法の本にハマっていた時。


この本を読んだ。

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある


では、スケジュールを管理するにはどうしたらいいか。それは「外圧」を使うことです。
天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある
山口真由


外圧があるのがよい。外圧とは外からの何か締め切りのことだ。


たしかに。


自発的に何かを始めたり、継続するにはかなーーり強固な意志が必要そうだ。





ってことでわたしの健康においての外圧は健康診断である。



そして、健康の目的はやっぱり


手芸をずっとしていたいからである。



病気でもベッドの上で手芸はできるかもしれないが、

そういうことではなくて、


手芸をしていると筋力が落ちていくのだ。



手芸をしていると数時間ずっと座りっぱなしである。


ずっと座りっぱなしは体によくないのがよくわかる。


筋力も落ちるし、肩も凝るし、姿勢が悪くなると消化にも悪いそう。


だから不健康にならないためには手芸をほどほどにしておいたほうがいい。


でも、わたしは手芸に関してはほどほどができない。


うずうずしてコントロールできない。


だから、その手芸をするために健康に気を使い始めた。





ってことで話は戻って朝の8:00。


家を出発して駅の方に歩き始めた。


日曜日の駅前。お出かけ風の人や、

部活に行く学生さんたち。


歩いて20分くらいでしんどい。


帰りたい。


下り坂が膝にクル。



「あぁ、なんでこんなに筋力・体力がなくなるまで歩かなかったんやろ、わたし。」


ちょっと自分を責めそうになった。


そんなとき、ふと、こうも思ったのだ。





「これ…今日歩かなかったら1年後もっとしんどかったやろうな。」って。



これこそ「今もできてないけど、なにもやっていなかったらもっと酷かっただろうな思考」である。



例えば、柔軟ストレッチ。


わたしは体が硬い。特に足。


おそらく腿の裏が硬い。だから膝を伸ばして座れない。


昔、骨格矯正に行ったら、伸びない膝を見て先生がこんな一言を。


「ん-ー、膝にヘドロが溜まってる感じ?」


あのとき、白衣を着て、中国語と人体模型のイラストが描かれたポスターを背にして、

先生ははっきりそう言った。


血流が悪すぎて膝に老廃物が溜まりまくっていたらしい。


ワタシ、膝ヘドロ女子!もうすぐ20歳!wahaha。


19歳のわたしにはきつ過ぎる現実だった笑





てな感じで今でも体は硬いのだが、


ヘドロ体質だと知っている私は少しはストレッチをするようにしてた。


でも結局は硬いんだし、無駄かもなーって思うこともある。


そんな時、この思考が活きてくる。



「今もできてないけど、なにもやっていなかったらもっと酷かっただろうな思考」


今も体は硬いけれど日頃のストレッチがなければ、今頃アキレス腱を傷めていたかも。
そう思うとちょっと過去の自分をほめてあげたくなる。



だから頑張ってるけど何か足りないことがあってもさ、


やってなかったら今よりもっとできてなかったんだよな。って思って


ちょっとでも頑張れてるところを見てあげられるといいよね。



結論、

「今もできてないけど、なにもやっていなかったらもっと酷かっただろうな思考」は、メンタルを強くする。


さぁー、健康診断に寝坊しないでいけるかしら・・・

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