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断酒600日.

2024年4月28日、
数日経っちゃったが
無事断酒600日を迎えられた。


本当に本当に嬉しい。


最長記録である1年を過ぎてからは
新世界を見続ける日々で、
幸せ度の高い毎日を過ごしている。


とはいえ、
気を抜くとお酒の魔は
ひょっこり心に入り込んでくるもんで、
楽かと聞かれたら
「そうだ」と断言できないのが断酒である。


断酒に限らないことだが、
なにごとも継続するには
自分を褒めて鼓舞するイベントが必要だ。

それが【断酒記念日】である。



100日ごとにお祝い

わたしは1ヶ月ではなく
「100日」を記念日として祝っている。


わたしがお世話になっている
Twitter断酒部には『1000日倶楽部』なるものがあり、

1ヶ月単位だと果てしなく感じたので、
100日単位で気楽に目指している。


100日を「たった」10回こなすことで、
未知の世界にいけちゃうのだ。


1ヶ月単位で数えると約33ヶ月。
10回と33回・・。どちらが気楽か明白だろう。


ただ、一区切りの期間は当然100日単位の方が長い。

自分のモチベをしょっちゅう上げたいという人には不向きかもしれないが、慣れると100日なんてあっという間である。


記念日にすること

朝起きたとき
「よくここまで自分を連れてこられたな〜偉い!」
と自分を褒めている。


何度も何度も挫折した過去があるので、
ここまで到達するのがどれだけ難しいかを、
自分自身がよく知っているからだ。


挫折しては悔しがり、
約束を守れない自分を嫌いになって
またお酒を買い込む。

その怒りと悲しみを
昇華させてやろうという思いだったのに、

そのお酒で
問題飲酒を起こして後悔し、

新たな怒りと悲しみを引き起こす・・、
というアホみたいな悪循環を
数えきれないほど経験したから。


読んでて、
「終わってんなこいつ∠( ᐛ 」∠)_」
と思うだろう?

ところが
本人はいたって真面目なのだよ。

怖いよね。


「絶対にこの選択(お酒)じゃない」と
頭では分かってるのに、



・人に頼れない
・自分に価値を感じない
・心の慰め方を知らない



そんな中
お酒は『ここではないどこかへ』
手っ取り早く飛び立てる神アイテム
なのだ。
(アル依の人の場合、飛び立っても墜落確定だが)←


そこへの依存度が高く、
辞めたくても辞められなかった
苦難を乗り越え、

いよいよ約束を守り続けてきた自分を
褒めないなんてありえない。


朝から褒められたら、
上機嫌でその日の支度を始められるんだ。

最高の日が確約されている。


“600日”の過ごし方

この日はたまたま
友だち夫婦の引越し祝いと重なったので、
いつもの記念日よりさらに楽しい日となった。


友だち夫婦の奥さんが長年の付き合いで、
名前をCちゃんという。

同じくらいの付き合いであるY太郎とは、
3人でよく遊ぶ友だち同士だ。


Cちゃんの旦那さんは
会った回数こそ少ないが、

Cちゃんから毎度話を聴いてるので、

「いつも会ってますよね?」
くらいにワチャワチャ
ゆんたくできたのがかなり嬉しかった。

※ゆんたく=沖縄の方言で「おしゃべり」


ナッツを食べて育った牛のお肉


光り輝くステーキ。
噛むとナッツの香ばしさが口の中に広がる。


キッチンに立つY太郎とCちゃん


ダイニングテーブルの中央に鎮座する、
Cちゃんの旦那さん


Cちゃんの旦那さんは年上なので
恐れ多いが、
わたしは「まー坊さん」と
ラフに呼ばせていただいている。

かなり豊富な経験をしている方で、
同世代の中でも
かなり達観していると思う。


懐深く周りの人へ愛をギブする姿には
「わたしもこんな人になりたいな」
と思わせる魅力があるんだ。


当日のわたしの写真はないが、
推しであるエガちゃんのポテチを
買って喜ぶ姿を貼っておく。


エガちゃんねるメンバーシップ「ノーパン村」の村民(新人)


結論「幸せです」

日記のような断酒記録になったが、
断酒して幸せな日々を過ごしてますよってことだ。


断酒して幸せになった、というよりも、
幸せを感じやすくなった。


毎朝、「なんで飲んだんだ」と
自分を忌み嫌うことはないし、
正常な脳みそで人生のあらゆる選択をとれる。

そして、
日々生きた証が記憶に残っている。
なんて凄いんだ!


健常者が「当たり前」にこなせる
日常の一つ一つを、
飲酒によりハチャメチャにぶっ壊してきたので、
こなせる今に心から「有り難い」と思える。

この状態で「有る」ことが「難しい」と
体験しているから。


断酒600日を超えてもなお、
朝起きたときの爽快感への感動は尽きない。


おわりに

断酒をしようか悩んでいたら、
まずは1日でも飲まないことを勧める。


お店に行けば
お酒コーナーの誘惑に勝てないことは
充分知っている。
だからスーパーやコンビニには行くな。


お金を使ってもいいから、
ウーバーとかで頼んだ
美味しいご飯やスイーツでお腹を満たしながら
好きな映画や漫画を堪能するんだ。


「お金がもったいない(´・ω・)」

と思うだろう?
わたしも同じことを思ったよ。


でもね、お酒を飲めば
宅飲みだろうがお店飲みだろうが、


それ以上にお金使っちゃうんだよ?


そこになんと
「後悔」
「二日酔い」
「自己卑下」
セットがもれなく付くんだぜ?

怖いよな?


目の前のお金より、
少し先の自己肯定感を守る方が
はるかに大事だ。

心の健康に勝るお金はない。


そして、
ノンアル状態でいつもより早く
布団に入ってみて欲しい。

二日酔いのない頭で朝を迎えると、
スタートが軽過ぎて
いつもより楽に過ごせる。


地味なことだが、
積み重ねると凄いパワーを発揮する「楽」は、
本当の意味での神アイテム
だ。


百聞は一見にしかず。


まずは一度、
自分の身を持って体験してみるのが
最も効果的だ。


今日1日、
お互い様に飲まない日を積み重ねてみよう。

気楽に( ◜ᴗ◝)気ままに( ◜ᴗ◝)

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