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3日は有漏神社参拝の日

今の職場に来た時、目の前のびわ湖を見ていて、
視界に入る湖岸沿いに目をやると、端の方に見える鳥居⛩️がありました。
何だか心惹かれるものがあり、そこの神社に行きたくて、カフェに雑談しに来ていた隣の家の人に話したら、後日連れて行ってくれたのです。


店の前の湖


鳥居⛩️までは、石の多い湖岸を歩き、一ヶ所だけ岩場があり、そこは水に浸かりながら進み、25分くらいで着いた。
こんな歩きにくい道を案内してくれて、しかも25分も!!よくぞ!!と感謝🥲


12月の写真


そこから、上に続く石段を上り、石段がなくなると、山の斜面をくの字になった道をのぼり平らな境内に社殿と拝殿があった。


神社についての説明の書いたものは何もなく、神社の名前だけは、鳥居の横の石塔に刻まれていた。



6月の有漏(ウロ)神社

同行してくれた人がウロ神社だと教えてくれた。

何故、有漏神社と言う名前なの?それが疑問だった。村の誰に聞いてもみんな知らないと言うし、神主さんに聞いても知らないと言われた。

神社庁のホームページには


御祭神
天照皇大神
御由緒
当社は創立年代を詳らかにしない、往昔湖上舟楫の神として鎮座され、遠く江南堅田方面の漁民のこの地に出漁することも多くその舟楫守護の神として崇敬したと伝える。古来祭儀に際しては、氏人ら舟に依って参拝した。明治9年村社に加列した。
本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造 間口五尺 奥行四尺
〔拝殿〕入母屋造 間口二間 奥行一間四尺

と記されている。

今も、神社の掃除などに行く時は8軒の村人が船に乗って行っているので、歩いて行く場合に、水が多い時は、途中山道を登るか、長靴を履いてでないと行けない。
つまり、参道がない!!と言うこと。
これもまた不思議な話だ。

夏にサップをされる人がカフェに来られて
「サップをするなら、年に一回はあの神社に参拝した方がいい」とある人に言われて、毎年来ていると話された。

え!!そんないわれがあるの??
と、また謎が・・・。

そうそう、有漏神社の宮司さんは、この村にはいらっしゃらなくて、近くの伊香具神社の宮司さんが兼任しておられ、私が訪ねた時には特に名前に関する情報をお聞きすることはできなかったのですが、その後祭典に来られたときにカフェに寄ってくださり、神社の事が書かれた本の有漏神社の事が書かれているページをコピーして持ってきてくださいました。何か教えてあげたいというその気持ちがすごく嬉しかったです。

そこに書かれていた祭神の名前は
天照皇大神(あまてらすすめおほみかみ)
と、ふりがなが打ってあり

由緒

当社は創立年代を詳らかにしないが、往昔湖上舟楫の神として鎮祭され、遠く江南堅田方面の漁民のこの地に出漁する事も繁くその舟楫守護の神として崇敬すること篤いものがあったと伝える。鎮座の地を宮河原と称し、氏子区域より湖上六丁余の湖面に稍々突出した景勝の地で、鬱蒼たる神林に覆われ、眼下に琵琶湖面がその樹間に隠見して古蹟たるを想わしめるものがある。古来祭儀に際しては、氏人ら舟に依って参拝したが今は氏子館内に分霊を奉斎して祭祀を行う事も多くなったという。
神社名の有湯は「ウロ」と称えその神林を又「ウロの森」といい湖上に之れが遠く望見される。

有漏神社の名前の由来を知りたい・・・
そのうち、私と同じ疑問を持つ人が現れ、その人が調べて教えてくれたのは、



有漏(うろう):「有漏」は、頻悩や欲望にとらわれ、苦しみや東縛を経験する状態を指します。この状態では、人々は執着や無明(迷い)によって、苦しみの輪廻を繰り返すとされています。有漏はこの状態を表現する言業であり、仏数の中で解脱を目指す修行が行われる対象です。

ChatGPT

というもの

そしてもう一つ

琵琶湖の有漏神社(うろうじんじゃ)は、滋賀県にある神社で、その名前の由来については以下のように言われています:

有漏神社は、日本の神話に登場する「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」を祭神としています。市杵島姫命は、日本神話の中で「瓢箪(ひょうたん)の神」とも呼ばれ、瓢箪を使って水を汲み上げ、草難の剣を洗浄するという逸話が伝えられています。

琵琶湖における有漏神社の由来に関連して、以下の説明があります:

市杵島姫命は、琵琶湖の水を使って草薙の剣を洗浄したという伝説が存在します。この伝説から、琵琶湖が有漏性(漏れない、透明で清らかな水)であるとされ、有漏神社がこの地に建立されたと考えられています。つまり、「有漏」は水が漏れない、澄んでいるという意味を持ち、琵琶湖の水質の清らかさを表すためにこの名前が付けられたとされています。

有漏神社は、琵琶湖周辺の人々にとって、水源や水の神秘性に対する敬態を表す場所として重要な存在であり、その由来は神話や伝説に根さしています。琵琶湖の美しい水を讃え、神聖視されてきた歴史的な神社です。

ChatGPT

琵琶湖の水質の清らかさを表すためにこの名前が付けられたのか。

天照皇大神と市杵島姫命の名前が出てきた・・・
どっちだ?
どっちもなのだろう、そういうことにしておこう。

天照皇大神は太陽の神様で、市杵島姫命は水の神様
素晴らしいじゃないですか!!

産土神について



人詣るにより、威光増すのである。人詣るにより、守りしている人は、立ち行くのである。

産土神は、人間を一に産みおろし給いし場所である。産土の神に詣るは恩に報ずるのである

という御神言があった。
参拝する人が増えると、その神社は威光が増すのであれば、有漏神社にも多くの人に参拝していただきたい!!
そして、迷いの中にいる現代人に目覚めの光を与えていただきたい!!

神社までの湖岸にはたくさんのゴミが落ちていた。このゴミを拾って、綺麗にしたい。毎月神社参拝のツアーをして、ゴミ拾いもしよう。

ということで、それから毎月
有漏神社ツアーをすることになりました。その最初のツアーの記事がこちら

この時の夕陽の美しさは格別でした。
それから毎月この神社ツアーをしてきたのですが、いつも日にちを決めるのは思いつきで、私たちの都合で決めていました。
10月と11月がたまたま3日で、その次の12月は、熊🐻の出没情報が近くの村にあり、募集しての参拝はやめておこうという話になりました。
12月2日に宿泊のお客様とオーナーが話していた時に、明日神社に行きましょうと言う話になり、図らずも翌朝、他のお客様も含めて総勢10人で神社参拝をする事になったのです。
熊が出るからやめようって言っていた話はどこに行ったのか?

でも、成り行きでそうなったのも神様のおはからい。
結局12月も3日に参拝することになり、3回続いたのでこれはお導き・・・と、次回からは3日を有漏神社参拝ツアーの日と決めました。

ところでツアーという言葉の語源ですが、最近読んだ本に書いてありました。

因みに、企画された旅行をツアーといい巡る人々をツーリストいうが、このフェニキアの海都ツールのメルカルト神殿のイシュタル女神を一目拝みに行くための御伊勢参りのことを言ったのである。その後、エルサレム巡りが起こり十字軍の遠征となり、このツーリストは今ではバチカン巡りの最初の起こりでもあった。

超古代文明の起源より

このイシュタル女神とはシュメール語イナンナ。金星女神。祭祀にライオンを捧げたのでライオンが象徴。フェニキアではアスタルテ、ギリシャではアプロディーテ、エジプトではハトホル(セクメト)、ローマではウェヌス

と、聞いたことのある名前がたくさんあって、場所によって呼び方が違うんですね。それにしても、神様を拝みに行く旅をツアーというとは、まさしく神社ツアーそのものですね。

先日、村の人がカフェに来て、言っておられたのは
「お賽銭が多かったのは、あのツアーのおかげや」
とのこと。
お賽銭が増えると、神社の修復のための資金が増えるので、ありがたいことなのですが、それよりも、参拝された人がそれぞれの願いを唱えることが重要で、神様は、願いを聞いてあげようと待っていて下さって、真剣に願って、必ず叶えて下さると信じたら、そうなる・・・。その願いが叶った気になって、ウキウキと楽しい気分でいたら、地球の波動が上がる!!そして、有漏と言われる迷いの世界から、無漏と言われる悟りの世界に行けたなら、そんな人が増えたなら、世界は天国に変わる!!

と言うわけで、1月3日も初詣に有漏神社⛩️に行きました。

2月も3日にゴミ袋とお賽銭をもって行きます。

読んでいただきありがとうございます😊✨✨


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