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ヴィッパッサナー瞑想センターで瞑想修行をしてきたお話。

おはよう、こんばんは、ナマステ。

しばらくnoteを書いていない間に、日本に一時帰国をしていました。

せっかく一時帰国をするのなら!
ということで、ヴィパッサナー瞑想センターで瞑想修行をしてきましたよ。

コースの期間中はスマホを預けてしまったので写真はありませんが、感想を綴ってみたいと思います。


センターがあるのは、千葉の茂原。
緑豊かな田舎エリアです。
千葉生まれ千葉育ちの私ですが、今まで敢えてそこまで行く機会がなかったので、今回初めてJR茂原駅に上陸です!

さらにバスに揺られ、辿り着いたのは瞑想にはもってこいの静かな場所。
施設は山に囲まれていて、見えるのは緑の木々、青い空と白い雲、夜になれば綺麗な星空しかありません。
虫の声も雨の音も、都会で聴くよりもどこか優しい。

瞑想のコースは10日間にわたりましたが、とても平和な空間で、幸せな気持ちで過ごすことができました。


それから、食事も本当に美味しくて。毎回楽しみでした。

誰でも食べられるように、そして、非暴力・不殺生を守るためにと、菜食。
たまにパンの日に出てくるバターと紅茶に入れる牛乳を選ばなければ、ヴィーガンでも食べられる内容です。

シンプルな食材で作られているからこそ、心の底から美味しくて満たされる味。
特に帰国したての私にとって、玄米ごはんと浅漬けにお味噌汁は涙が出そうでした。

ありがたいなぁ、幸せだなあ。
と、味わってゆっくりと食べすぎて、いつも食堂に最後まで残っていました(笑)



さて、みなさん気になっているのは、
「ヴィッパッサナー瞑想って何?」ですよね。

ヴィッパッサナー瞑想は、仏陀(ブッダ)が作り、広めた瞑想法なんだそうです。
仏陀が作ったというと、なんだか説得力ありますよねぇ。

毎晩ある講和の中で、仏陀は仏教という「宗派」を広げようとしたのではなく、みんなが幸せに生きるための瞑想法を広めたのだというお話がありました。


ヴィッパッサナー瞑想の特徴は、呼吸や体の感覚に意識を集中し続けることです。
自分の体が変化していることを体感することによって、この世界に変わらないものはないということ、「無常」を理解していきます。

「チャクラ」とか、「神様」とか出てこないので、いわゆるスピリチュアル的なことが苦手な人も抵抗なく実践できるな~、と思います。
めちゃくちゃ現実的です。

実際にやってみると、パワフルな修行だ、とも感じました。
考え事から体の感覚への集中に戻ってくるとき、イメージに戻ってくるよりも、自分がどれだけ集中できていないか、まざまざと体感させられるのです。

そして、よく勘違いされるし、私も以前はそう思っていたのですが、「無常」は悲観主義ではありません。

物事は変化するからこそ、
「コップの水がもう半分しかなくなっちゃった。」
ではなく、
「コップの水がまだ半分も残っている!一生懸命働けば、また満たすことができる。」
と、ポジティブに、そして前に進む心を持てる考え方です。

ヴィパッサナー、凄し。


え?Miiはちゃんと瞑想できたのか?

・・・一歩を踏み出したところです。


今まで1日30分~1時間くらい瞑想することはありましたが、急に何時間も座って瞑想をしたら2日目には膝と背中に激痛が。。。
小学校のときによく分からず前屈させられるあれ、モアレ検査。
引っかかったんですよね。
背骨が曲がって、しかも捻れているとか。
こんなところで影響が出てくるとは。

瞑想の姿勢で長く座れるためにアーサナがあるって本当なんだな、と自分の体をもって体感してしまいました。
だから、一人ひとり、自分の体のためにやるといいアーサナがあるんだと思います。

私の場合は背筋を強くするアーサナをもっとやろう、とか。

健康な魂は健康な心に。健康な心は健康な体に宿る。

おばあちゃんになっても、健康でバランスの良い体を保ちたいですね。



他にもヴィパッサナー瞑想で学んだ?感じた?ことをいくつか、記事にしていこうと思うので、よかったらまた読みにきてくださいね。
また次回。


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