【今夜、世界からこの恋が消えても】映画あらすじ・見どころ紹介と「左右盲」の感想

ヨルシカの新曲「左右盲」を大音量で聴きたくて映画館に行ってきました。
もちろん、主題歌が聴けて大満足でしたが、映画もとても素敵だったのでレビューします!

ちなみに客層は私が行った時は女性多めでした。
カップルで見るのもおすすめだと思います。

あらすじと見どころ 〜映画をこれから観る方向け〜

映画公式サイト

【あらすじ】公式サイトにもあらすじがありますが、書いてみました。


ひょんなことで付き合っている「ふり」をすることになった真織(演:福本莉子さん)と透(演:道枝駿佑さん)。

実は、真織は過去の事故の影響で、眠ると記憶がなくなってしまいます。そのことを知っているのは両親と親友の泉(演:古川琴音さん)だけ。
昨日あったことも忘れてしまうので、真織はその日の出来事を日記に書いて、忘れないようにしています。透にも隠しながら毎日を過ごしていきますが…。

一方、透にも真織に言えていない秘密があって…。



【見どころ】個人的な見どころを3つ紹介します。


  1. 心情の描写が丁寧 
    主な登場人物の3人にかなりフォーカスされている印象でした。シンプルな構成の分、一人一人の心情を丁寧に描いていて、感情移入しやすかったです。
    (隣の人は途中からハンカチを握りしめて号泣してました…!)

  2. ロケ地は横浜市、藤沢市など 
    知らないで観に行きましたが、神奈川県民としてはとても嬉しかったです。素敵な場所がたくさんあり、ロケ地巡りしたくなりました。

  3. 魅力的な役者さんたち
    福本さんは表情が豊かな役者さんだなと思いました。他の作品も観てみたいです。これからが楽しみです!
    道枝さんは透明感がすごかったです。あと細い…!
    個人的には古川さん推しです。少し個性的な衣装が多かったのですが、どれもとても似合ってて可愛かった!後半の古川さんの演技にとても惹きつけられました。



主題歌「左右盲」の感想

「左右盲」の感想です。(!以下、映画のネタバレがあるのでご注意ください。)


最初聴いた時は、なんでこんなにサビに楽器(何の楽器かわからないですが、高くて印象的)が響く感じなんだろう、と思っていました。
いい曲なんだけど、サビこそsuisさんの透き通る歌声を全面に押し出してほしい…!みたいな。

ですが、映画を見て、最後のエンドロールでこの曲を聴いた時、とてもしっくりきました。あの音があるからこそこの映画の主題歌なんだと思いました。
あの音には、この映画の意味キーワードである「体験記憶」的な要素があるなと。
記憶はなくても心で覚えている、という感覚です。

とてもサビの音にフォーカスして書いてしまいましたが、suisさんの切なくも力強い歌声がとても曲にあっていて素敵でした。
エンドロールまでこんなに素敵な映画が観られて、なんて贅沢なんだろうと思いながら映画館を後にしました。(家に帰るまでずっと左右盲聴いてました)

最近の新曲「ブレーメン」はsuisさんの少年っぽい歌声とキャッチー(そう?)なフレーズで、また毛色がぜんぜん違う曲ですが、どっちもとてもいい曲だなと思います。


最後まで見ていただきありがとうございました!


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