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英語の先生が嫌いで英語も嫌になりました(2)

(1)から続いて、またわたしの話になりますが、高校生の時、古典の先生が大好きでした。

年配の恰幅のいい先生で、音読するのが一番だ、と朗々と漢文を読み上げます。
(漢文も言語の勉強ですから、まったくの王道だと思います。)

「いわんやをや〜〜〜。」
声がよすぎて夢の中。

50分授業ほとんど寝てました。
先生の古典文学に対する愛が好きでその部分は聞くのですが、文法の説明などになると先生の声の響きがよくて…zzzzz

先生が素敵だったので、休み時間に友達と、「せんせー♡先生は奥様とどうやって知り合ったんですか?」などと、授業中寝てるくせにおしゃべりしに行ってました。

当然ながら成績は全くよくありませんでした。

しかし、古典文学は要するに恋愛ものメインということで(雑)、一番薄かったナントカ物語を文庫で読んでみたら、それが入試に出て、脳みそが分かるモードに入り、結果、その大学に進学しました。

何が言いたいかといいますと、先生のことが大好きだったにも関わらず、古典を真の意味で好きになることも、成績がよくなることもなかった(勉強していないからものすごく当たり前)ということです。

つまり、英語の先生が嫌いで、英語の授業にはその嫌いな人がくっついてくるから嫌いなのは当たり前でも、本当に「英語が」嫌いでしょうか。

ダンスの先生にブチ切れたわたしでしたが、そのダンスを嫌いにはなりませんでした。
(ただ、そもそもわたしの性質上、絶対に向いていないタイプのものであることに遅ればせながら気づきました…。)

英語が嫌い、英語がなんというかしっくりこない理由は他にも色々あると思います。
ただ、もし、これから好きになりたかったら、一度、人とは切り離して振り返ってみるといいかもしれません。

#英語学習 #英語嫌い #英語嫌  


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