キャバ嬢からエステティシャンへの転職、からの経営者
10代から26歳までキャバ嬢として生活をしていました。
地元のパブから始まり、19歳で東京へ進出。
吉祥寺でメンタル鍛えつつ念願の歌舞伎町デビュー。
初めての高級店。
面接受かっただけでも嬉しかったなー。
当時指名をしてくれてたお客さんが私をナンバー1にもしてくれた。
23歳から歌舞伎町で働き始めて、25歳頃からは新橋へ拠点を移してゆる〜く働いてた矢先の出来事。
当時付き合っていた彼氏の友達の彼女に言われた一言。
「みぃちゃんがキャバクラで働いてて夜1人で寂しいって彼氏さんが言ってたよ。彼氏さん可哀想。」
この一言でキャバクラを辞めることを決意しました。
ちなみに何故かこのあと、私にキャバクラを辞めるように諭してきた彼氏の友達の彼女がキャバ嬢になってるってゆー意味の分からない現象が起きてます。
話は戻りますが、
その後、1ヶ月のニートを経て昼職だったら不動産屋さんとエステサロンどっちで働こうかな〜って考えた時に、
「エステティシャンになったら機械とか無料で使わせてくれそうだし、化粧品もいい感じのやつ社割で買えそうだし、自分綺麗になれるし、とりあえず自分綺麗になれるし、エステティシャン一択でしょ!」
ってことでエステサロンで働くこととなりました。
こっから7年間、史上最強の社畜となります。
ほぼ初めての昼職。
友人達からは、「4ヶ月続けばいいほうだね。」と言われ、私は夕陽を見ながら帰りたいという小さな願いを胸に抱き、初出勤を果たしました。
私が就職したのは個人サロンで、オーナーが1人で切り盛りしてるお店だった。
オーナーが妊娠出産するとのことで私が雇われた感じ。
初出勤は今でも覚えてる。
お昼の12時出勤、終わったの23時。
時給、当時の東京都の最低時給870円位。
オーナーの、
「今日から4ヶ月は研修期間中だからね。教えてもらってお金も貰えるんだからね。本当だったらお金は貰えないんだからね。」
って言葉に世間を知らない私は納得した。
一日のうちで休憩時間はほぼなく、技術とカウンセリングの練習に明け暮れる毎日。
そして4ヶ月後、無事にエステティシャンとしてデビューを果たした。
オーナーは産休。
デビュー直後から私は1人でサロンを回すことに。
完全予約制のサロンだったので、毎日の出勤時間は違うのが当たり前。
8時間休憩無しで施術も当たり前。
時間外予約も受け付けていて、1番遅いお客様で23時〜開始の日も。
でも私、昼職のこと何も知らないから。
これがふつーだと思ってて。
みんなこんな感じで働いてるんだー!
ってずっと思ってました。
お陰様で7年間で1万回弱、お客様のお肌に触れ合うことが出来たので技術力と知識量と統計量だけは人一倍あります。
毎日チャリで新宿まで通ってさ〜、毎日同じ道通ってさ〜、雨に降られてずぶ濡れで帰ったりして。
それでも時給は上がらなくて。
デビュー直後で1000円。
退職時1100円。
オーナーへの不信感とか、もともと5分くらい遅刻しちゃう癖があって。
そしてなんか色々重なって、
いつもの通勤時に、
「あー、あと何回この道を通るんだろ。40歳とか50歳とかになってもこの道チャリ漕いでるのかな。なんで私あのオーナーに貢献してるんだろ。」
って思っちゃったわけです。
「てか、私1人でお店回せるし、技術は結果出せばみんな喜ぶんでしょ?私結果出せるし、集客の仕方も分かる。だったら自分でやっても成功する未来しか見えないんだが…。」
って更に思っちゃったわけです。
そしてオーナーに退職を申し出て、1ヶ月後に退社。
2020年1月にサロンをオープンし、コロナにも負けず予約の取りづらいエステサロンへと成長を遂げました。
キャバ嬢だった時に知り合いに言われたあの一言でエステティシャンとなり、ブラック過ぎるエステサロンで全てを吸収して経営者になりました。
2回転職をした感じになりますが、
1回目も2回目も本当に転職して良かったと思っています。
私が転職して良かったことをまとめると、
①昼型人間になれた
②お客様の肌が綺麗になって喜んでくれることが私の喜びになった
③圧倒的な美容の知識量の習得
④比較的時間を自由に使える
⑤財力アップ
特に②番は自分でもビックリしてる部分で、自分だけが綺麗になれればいいと思って始めたエステという仕事なのに、今は真逆な立ち位置にいるところ。
私の肌はどうでもよくて、お客様の肌が綺麗になって喜んでくれてる姿を見ることが私の喜びで。
これは経営者的にビミョーかもしれないけど、決めたコース以上のこともしてしまう。
すぐオプションサービスしちゃうw
だってそのほうが綺麗になりそうって思うんだもん。
それでもしそのお客様が綺麗になったら更に私の知識がアップデートされて同じ悩みを持つ人をまた笑顔に出来るわけで。
だからすぐサービスしちゃうw
でも、まぁいいよね。
私のお客様が笑顔になってくれたら。
キャバクラも楽しかったけど、キャバクラ辞めてエステティシャンになって、みんなの笑顔が見れて転職して本当に良かったです。
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