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YCAの話と思ってたら自分の話になった

YCAっていうのはよしもとクリエイティブアカデミーってやつで、
芸人さんのマネージャーになりたいとか舞台監督になりたいとか作家になりたいとか、そういう人たちが集まる専門学校的なところ。

50万払って1年間通った。
前期は週3くらいだし後期なんて週1しかない。
でも課題があったり実際に自分たちで企画を考えて台本にして芸人さんを呼んで公演をやったり結構忙しくて結構楽しい。
おすすめですとかおすすめじゃないですとかは言わない。笑
不満もそれなりにはあったけど、同期に出会えたことで50万の価値はそこにあったと思う。
この人と出会うために50万払ったと思えば安いなと最初に思わせてくれた講師の方が言ってた
『同期との出会いは大切に』がちゃんと実感できてる。卒業してからの方が。

卒業してから初めて会った同期は男の子で、
その子は行動力がずば抜けてて、話してみたいと思ってたけど
卒業するまで接点がなくて、最後の最後の授業で、仲良い女の子にお願いして紹介してもらった感じで仲良くなれた。
ギャルの私にだって優しい。
相談にも乗ってくれるし、私がこういうことをやりたいと伝えるとこうしたらできるかも!とか一緒に考えてくれたりする。
卒業後に会って、すごくいい刺激をくれた。

まず何でYCAに通ったかって考えたら
私はもともと2023年までは好きに生きる、と決めていた。決めたのは2019年。

2018年12月、初めて舞台に立って、しばらくはこういうことがしたいと思った。

ていうか本当の本当を言うと、小学生の頃からアメトーークに出たいと思ってた。
テレビに出たい!とかよりアメトーークにでたい!なのはたぶん昔からずっと見てきたから。
テレビっ子だったけどその中でもダントツに好きだったから。
私あんまり学校行かなかったけど、小さい頃の1人遊びで好きだったのはインタビューに答える芸人さんごっこだった。今思うと超恥ずかしい

でもなんか小さい頃からなんとなくだけど
憧れの職業ではあったんだと思う。


だから2020年3月に大学を卒業してから、就職せずに好きに生きてきた。
2020年3月から好きに生きていけるはずだったのに、2020年の2月からコロナってもんが流行って人生計画は結構崩れた。

と思ってたけどそれは全部言い訳だったんだと今は思う。できることは他に山ほどあった。

後悔しても意味がないから反省だけして終わりにした方がいいって、Twitterが言ってた。
ちなみにTwitterをXっては呼びたくない。
Twitterは私の中で永遠にTwitter。
あと、Xが言ってたってよりも、
Twitterが言ってた、の方があほっぽくて可愛い。

話が脱線しちゃうのも私の自分の好きなとこ。
あーまたなんの話か忘れちゃったぁとなるのも
しゃべりすぎてママとか友達にいったん食べなよ、冷めちゃうよ。食べてからしゃべりな。と言われるのも、【やれやれまったく】みたいな顔されるのが、私は好き。
たぶんめっちゃかまちょなんだと思う。
かまってくれて嬉しいんだと思う。
かまちょって死語?まあ死語でも使うけど

で、まぁ2023年になっちゃったから
やばい、なんかちゃんとしなきゃ。と思って就職でもしてみるかぁー!ってなったの。
もうアメトーークには出れないと、察していたんだろうね、あの時の私は。
認めたくなかっただろうなぁ。悔しかったと思う。悲しかったと思う。
でも、生きていくにはそれなりのお金が必要だし、私はそれなりの小金持ちになりたい。
テレビに出たいのだって、シンプルに憧れもあったし、お金持ちになれそうとも思ってた。
お金は、ないよりあったほうがいい。

役者の先輩は、お金がなくてもやりたいことができて幸せだ。お風呂とトイレは一緒だし、貧乏だけど幸せだ。と言う。
それはそれでとっても幸せで素敵なことだと私は本当に心から思ってる。
けど、私はある程度のお金を持ってることの方が幸せで、舞台に出るためなら貧乏な生活も苦ではない!とは思えなかった。
安いから、と言う理由で銘柄を変えたくはないし、お金がないと言う理由で1杯800円もする獺祭焼酎だって惜しみたくない。
贅沢をしたいわけではないけど、お金を理由に我慢をするのは好きじゃない。

じゃあ、ずっと舞台をやってても小金持ちにはなれないな、と思った。


でもいざ就職するとなるとなにしたいんだろ?ってなって、就職するにしてもエンタメの業界がいいなぁ〜と思って、
でもまだ就職する勇気がでなかったから、とりあえずYCAに通ってみた。

で、卒業した今、私は就職していない。
大学卒業直後も、今も、何も変わってない。
それでも無意味だったとは思ってない。

なんか、裏方のことを学ぶYCAに通ってた同期と、なぜかコンビを組んで芸人やりそうな流れ。

だから、私にはもしかすると就職する勇気が必要ないのかもしれない。

と言い聞かせてまだ就職してないことを正当化したいのが今の私

やっぱりやりたいことを諦めるっていうのは、いつだってしんどい。

また写真が思いつかないから
美味しかったひつまぶし

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