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今日は台湾おばちゃん日和

こんばんは。台湾で駐在帯同中のmiiです。

みなさんは、こちらの本をご存じですか?

この本で紹介されているように、台湾のおばちゃんはとってもパワフルです。そして、おしゃべり好きで、子どもが好きな人が多いです。

今日は、私にとって台湾のおばちゃんと関わる機会がとっても多い一日でした。そんな台湾に住んで6カ月の私の日常の一コマを書きたいと思います。

今朝は、住んでいるマンションの1階にくる幼稚園バスに、長男を引き渡した後、次男が親子館チンズーグヮンに行きたいというので、出かけました。
親子館というのは、台湾の子育て施設で、日本での子育て広場みたいな感じのものです。私の住んでいる街にも地域ごとにいくつかあり、台湾の暑すぎる夏に、今日は涼ませてくれ~という時にはお世話になっています。
おもちゃが沢山あって、涼しいし、係員のおばちゃんが優しいので、次男は親子館が大好きです。

1人目のおばちゃん

今日はちょっと遠い親子館にバスに乗って行くため、バス停で次男のみベンチに座ってバスを待っていました。
そのベンチは3人掛けでしたが、半分が日向になっていたので、座りたがる次男だけを座らせ、私は立っていました。
すると、隣りに座っていた台湾人のおばちゃんが、もっとこっちに寄りなさいと席を詰めてジェスチャーで伝えてくれ、次男も日陰に座ることが出来ました。
そして、「你是ニィシィ日本人嗎リィベンレンマ?(あなたは日本人ですか?)」「這裡很熱チューリィヘンルゥ。(ここは暑いでしょう。)」などと話しかけてくれたので、おばちゃんとちょっとコミュニケーションをとることができました。
バスが来る少し前には、おばちゃんが買ったばかりの韓国のりを次男にくれたり(3袋も!)、次男をベンチから降ろしてくれたりと、ちょっと仲良くなれました。

さすがに3袋は多いので、1袋だけもらって2袋返そうとしたのですが、おばちゃんはいやいや持って行けという態度で、かつ私は中国語で「一袋だけもらいます」ととっさに話せず、結局3袋共もらいました。
とはいえ、たとえ中国語話せたとしても、おばちゃんのパワフルさには勝てず、断れなかったのではないかと思います。

2人目のおばちゃん

1人目のおばちゃんと別れ、バスに10分ほど乗って、親子館に着きました。
しかし、今日は私達の出かける時間が遅かったり、バスが来るのが遅れたりして、いつもより親子館に着くのが遅くなってしまったため、親子館が満員で入れませんでした。

(く、くやしい。もう少し早く準備できていれば!)
と、私が肩を落として、親子館の前でちょっと涼みながら、次の行く先(近くの公園など)をGoogleマップで探していると、親子館の中からボランティアのおばちゃんがやってきて、
次男に韓国のりを一袋くれました。
(またしても韓国のり!)
わたしのカバンの中には韓国のり4袋目。
韓国のり、おばちゃんの間で流行ってるのかな?

さすがにちょっと多いのでその場で次男と韓国のりを一袋食べました。
もちろん、美味しかったです。よいミネラル補給になったと思います。

3人目のおばちゃん

その後、近くの公園を見つけた私たちは、ひとしきり公園で遊んだあと、
今日はとても暑すぎたし、親子館に行けなかったため時間を持て余してしまい、それを消費するために、近くのカフェに行きました。
そこは、おばちゃんが2人でしているカフェでした。
鬆餅ソンビン(ワッフル)が有名な店だったようで、シンプルそうな鬆餅1皿と、オレンジジュース1杯頼みました。
すると、よく分からんけど「~~~~~、可以嗎クゥイィマ(~~~~~良い?)」
とぶわーっと喋られた後に尋ねられ、何度か聞き返すも聴き取れなかったったので、「シン!(いいですよ)」といちかばちか答えました。

わたしは、こういう風に中国語で尋ねられても分からない時、一か八か、堂々と適当に答えています。でも、私の日常で必要な決断の中ではそんな大事は無いので、何とか生きていけています。
たいてい「袋にお金かかるよ」とか「セットにしなくてもいい?」とか「~~要りますか?」とかだと思うので、適当に答えてもあんまり問題ない。

どうやら、今回は「時間が掛かるけど、良い?」みたいなことだったようで、注文してから出てくるまでちょっと時間はかかりましたが、私たちは涼みに来ているので逆にラッキーでした。
しかも、台湾のおばちゃんは小さい子供が好きなので、「小朋友シャオポンヨウ~、很可愛ヘンクゥアイ!(おこさん、かわいいね!)」とか「多大ドゥオダァ?(何歳?)」とか話しかけに来てくれました。
それから、おそらく試作用に作られたケーキを小さく切って持ってきてくれたり、ジュースをつぎ足したりしてくれました。
子連れへのサービスが旺盛すぎる!
とっても快適な休憩時間になりました。

台湾おばちゃん日和

台湾のおばちゃんエキスが濃いめな一日でした。

もちろん、台湾人だからといって全てのおばちゃんがこうという訳ではありません。
ただ、今日出会ったおばちゃんたちは3人とも、パワフルでお話し好きで子供が大好きなおばちゃんたちでした。
バスにもよく乗るのですが、バスでも話しかけられたり優先席を譲ってもらったりすることがとても多いです。

まさしく、台湾はおばちゃんで回っている!


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