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台湾で、バスの席を譲ってもらう

こんばんは。台湾在住、4歳3歳男児を子育て中のmiiです。

現在、台湾に来てから3ヶ月が経ちました。
生活自体には慣れて、日本人のママ友も出来て、まあまあ楽しい日々を過ごせています。

夫の会社のルールで、台湾では車を運転できない私は、徒歩、公共交通機関、またはタクシーで出かけることが多いです。
今日は、台湾のバスに乗って見つけた気付きを書きます。

バスの中の優先席

先日、私の住んでいる街で公共バスに乗っていました。
台湾のバスは、運転が荒々しく結構揺れます。
また、乗りこむとすぐに出発してしまい、どんな乗客だとしても座るまで待ってくれません。
なので、この日も2歳児を連れて出かけていた私は、乗りこんですぐに、優先席が空いていたため座りました。

バスが進むにつれて徐々に人が増えてきました。
優先席には、男子高校生2人、おばあさん2人、私を含む幼児連れママ2人が座って満席。

そこに20代くらいの女性が乗ってきました。
男子高校生が立ち、席を譲りました。
さすが女性にも優しい国・台湾。レディーファーストです。

次に幼児連れのママが2人乗ってきました。
残りの男子高校生1人と、さっき席を譲ってもらった女性が、席を譲りました。
さすが子供にも優しい国・台湾。

しかも、譲り方がすごく自然で、当たり前にやっているように見えました。
すごいなぁ。
日本でも「お年寄りや身体の不自由な方に席を譲りましょう」の教育はされているように思うのですが、
「譲って拒否されたらどうしよう」「逆に失礼なのでは?」とかぐちゃぐちゃ考えすぎて、私自身、譲る時にはどぎまぎしながら不自然になっているように思います。

どうやったらこんな風に自然に席を譲る文化になるんだろう。

と、なんやかんや考えていたら、腰の曲がったおばあさんがバスに乗ってきました。

あ、私が譲った方がいいのかも。
と、思った瞬間、前の席に座っているおばあさんがさっと立って席を譲りました。

あ、これか。
高齢者が高齢者に席を譲る。
前の席に座っていたおばあさんも、私から見るとかなりご高齢にみえました。でも、華麗なる席譲り。
このように、大人が当たり前にやっているから子供も当たり前にやるんだと思いました。

子どもにも優しい国・台湾

また、別の日、
かなり高齢のおばあさんに、幼児連れの私が、席を譲ってもらいました。

わたしが、「え!そんな、悪いです。おばあさん座ってください!」をジェスチャーで伝えると、(中国語話せないので。。)
「そんなんいいのよ!座りなさい!早く!」というジェスチャーで返してくださいました、たぶん。

正直、幼児を連れて立ってたら結構危険な台湾のバスで、席を譲ってもらえるのは大変ありがたかったです。

おばあさんが子供に席を譲る、
おじいさんがおばあさんに席を譲る、
もしかしたら私の知らないだけで日本でも見られるのかもしれない。
でも、台湾に来て頻繁に見られる光景で、大事なことに気づくことができました。

まとめ

そんだけ高齢の方が積極的に席を譲っておられたら、若者が譲らないわけにいかない。
良い見本になっている
のだと思いました。

私も、台湾でも、日本でも、積極的に譲っていこうと思いました。

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