Mrs.「ダンスホール」が頑張っている人にこそ刺さる曲ではないかと言う話

いつだって大丈夫
この世界はダンスホール
楽しんだもん勝ちだ ダンスホール

Mrs. GREEN APPLE「ダンスホール」より

これはMrs. GREEN APPLEの「ダンスホール」という楽曲のサビの歌詞。
時々耳にする機会のあるかたもいるでしょうか。
サビだけしか聞いていなかったので、相変わらずいい声やなと思うと共に、なんて幸福度マックスな曲なのだろうと思っていました。
一方で「いつだって大丈夫!」と他人から言われた時、本当に?って思ってしまうこともあるのではないでしょうか。少し無責任な言葉に思えたり。

…驚きました。前言撤回したい!!
先日ふとYouTubeでフル再生してみたら、AメロBメロで描かれるのは、
「葛藤とそれでも前を向こうとする気持ち」
良い意味で裏切られるような気持ちでした。

以下に「ダンスホール」2番のAメロBメロを引用し、就活をしている自分の視点から、夢を追う人にこそ、この曲が刺さるよという話をします。

夢を追う君がいる
でもたまに自信をなくして見える
誰かになんと言われようとも
君はそのままがいい

メンタルも成長痛を起こすでしょう
「無理をせず自分らしくいて」
それができたら悩んでないよ
まぁ明日こそ笑おう

Mrs. GREEN APPLE「ダンスホール」より


まずAメロ。
夢を追う君という人物を、誰かが見ています。
でも、たまに自信をなくして見えるようです。

就活していくと、文字にまとめたくもない自分のことをなんとか捻り出して文章にして、それを面接で必死に伝える。そして落とされる。それの繰り返し…。
自分という人間を否定されているわけではないのに、とてもしんどいのです。
繰り返しの中で、だんだん自信をなくしていく…。表情にも出てしまいます。

側から見たら、「君はそのままがいい」に決まっています。
自信をなくす必要はないのです。その方が魅力的なんです。

でも!
それは簡単じゃないよねって話が、Bメロで歌われています。

夢追い人はこう返します。
メンタルも成長痛を起こすように、急に変えようとしても追いつけない。
自分らしく。それが出来ないから辛いんだよ。と。

客観的にみれば合理的な「自分らしく」という言葉。
本人からすれば、玉虫色で、努力を無視されるような言葉。
これは何か夢を追いかけようと、もがいている人ならわかる感情かもしれません。

どうしようもないんですよね。
だから、「明日こそ笑おう」と。
カラ元気かもしれないけど、結局そう言って頑張るしかないのです。

そう考えると、サビで歌われる「いつだって大丈夫」と言う言葉は、夢を追う僕らが自分に言い聞かせているようにも思えませんか。
無責任な押しつけではなく、むしろ頑張ろうぜ自分って寄り添ってくれる曲に思えてきたのです。

この曲は私たちが大きな声で歌って、自分を鼓舞出来る曲かもしれません。
まぁ、高すぎて歌えないんですけどね。


この曲はボーカルの大森元貴さんが作詞・作曲しています。
気になった方は、ぜひ一度聞いてみてください。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?