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NY社会的隔離の中での癒し的流行2件

NYで社会的隔離が始まってから1週間ほど。演劇や教育のオンラインでの無償提供や、バーチャルお茶会などが流行っているけど、より物理的な支えが人間にはやっぱり必要なんだと思う。

NYを中心に、そんな人々の心の支えとして流行している事を2つ紹介。

①ペットの養子の増加

ペット、特に犬には心を癒す特別な力がある。「セラピー犬」も日本ではよく聞くようになってきたと思うが、このカオスの世の中で、人々は犬に癒しを求めている。そして、アメリカっぽいなと思うのが、ペットショップで買うのではなく、シェルタードッグ(飼い主に捨てられて行き場がないペット)の需要が高まり、今までにないスピードで養子が決まっていくとの事。スーパーでの駆け込み需要ばりに、ペットが不足している。

私も、4歳のボストンテリアを日本から連れてきたけど、本当に毎日癒してくれる大切な存在。

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セントラルパークの夕日と共に。

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Work from home.

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おもちゃと日向があれば最高にHappy。

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Amazon Primeで食料品が届いたよ。

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リスがどうしても捕まえたいんだ。

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日本からの長旅、疲れたよ。

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ただ一つ心配なのは、一時的(だと願う)な状況で、簡単にペットを飼うという事。一度飼い始めたら10年前後の付き合いになるし、今日発表されたニュースでは、アメリカでは史上最多の330万人が先週一斉に失業手当の申請をしたという。無料(タダ)では育てられないペットを、安々と今度はこの人たちが手放すことになったりはしない事を願うばかり。


②虹を捕まえに行こう!プロジェクト

学校閉鎖になり、友達とも会えず、子供達が家の中で多くの時間を過ごさなけれならない憂鬱な日々に少しでも笑顔を、と始まった虹を捕まえに行こう!(Rainbow hunt) プロジェクトが、NYを中心に瞬く間に広がっている。

誰もがアーティストの子供達が、思い思いに虹の絵を書いて窓に貼る。その写真をFacebookのコミュニティーやTwitterに投稿したり、近隣の虹を探しに歩いたりしている。Google Mapでもどこで虹が捕まえられるかを示しているものまで!

虹を書く事、探しに行く事、共有する事は、社会的隔離中で、誰にも会わずに出来る事。でも、誰かと繋がっている事やみんなの希望は一緒だと感じる事が出来る。

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Rainbow Connection Map - https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1YwAqVlT8npzqRL8s79oIH0o_L6ASv0tx&usp=sharing

こんな素敵なプロジェクトも、世界中に広がるといいな。









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