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浅草寺の金龍はまもる

あさくさかんのん浅草寺の山号は「金龍山」

2010年頃、「あさくさかんのん浅草寺」のチタン本瓦葺き替え工事の際は、仮囲いに、天をにらむ金龍が描かれました。山本寛斎氏のプロデュースですね。

たまたまお参りに立ち寄った私は、この金龍に圧倒されてしまいました。

たとえ本堂が工事中でも、邪悪なものは寄せつけぬぞと言っているような迫力のまなざし。実にかっこいいです。

この龍は、浅草寺のご本尊をずっとお守りしています。

隅田川の底から観音像がひろわれた時から、天より舞い降りて守ろうとしたという伝説がございます。

人の心も、

守りたいもの、守りたいことのために動く時、龍が風をおこすほどに強いエネルギーが生じます。

たとえ、命がつきるとも、守る。

「使命」とは、命を使うことですが、

金龍を見上げながら、私の使命とは何かと問われた気がしました。
一方で、なにものかに守られていることの有難さもまた、深く心にしみました。

ご本尊は、聖観世音菩薩。

ご真言は、おん あろりきゃ そわか




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