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RED これはもう2次元ミュージカル!!

友達に誘われて小学生ぶりにONE PIECEの映画を観た!
アニメはそこそこ観ているので登場人物はほぼ分かった。

観て思ったのは
もはや二次元ミュージカル
現代風刺、メッセージたっぷり
演出はフィルハーマジック
ストーリーはファンタズミック
登場人物はオールスター感謝祭

これはミュージカル!
わたしはミュージカルとっても好きなので楽しかった。
感情が昂りを歌にするのすごく好き。
ウタウタの実?だっけ??悪魔の実の能力自体が歌を歌うことで能力を発揮するからそれはもう歌ってばっかり!!すごい。
改めて「音楽の力」っていうものを痛感したというか。
尾田さんが心を動かす魔法の力を可視化してくれた感じ。

そして現代風刺がすごい
まずでんでんむしの目がカメラに進化していたことに時代を感じた
むかしはダイヤルだったのがテンキーになってるし
でんでんむしからライブ配信ができるようになる未来なんて想像してなかったよね。これは現実の世界でもおんなじことで。簡単に世界と繋がれて、パワーをもらえて、与えられて、一方で簡単に届く言葉の力に色々な影響を受けて・・・
争いが起きない、平和な、遊んで暮らせる、幸せな、新時代。桃源郷、ユートピア
印象的だったセリフは、ウタのファンたちが「こんなに遊んでばっかではいられないよ」とか「結構がんばってきたこともあったのにな・・・」的なことを言っていたこと。すごくリアルだなって思った。生きてると辛いこともあるし嫌いなこともあるし苦手なこともあるけど、「頑張ってた」場所でもあるの、みんなそうかって。太陽があるから日陰があって、昼があるから夜があって。やっぱり両方あるところで生きてるんだよね。

演出はフィルハーマジック
音符がたくさん流れてて、五線譜が出てきたり、わかりやすい「音楽」の描写だったと思う。歌詞とか音とかリズムとリンクする世界で、ウタが歌いながら、その曲のパワーに合わせて姿を変えていく様子は、おジャ魔女どれみとかセーラームーンとかキューティーハニーみたいな感じだった!純粋にワクワクどきどきした。虹色っぽいカラーで音が流れている演出はフィルハーっぽかった!

物語の構成はファンタズミック
なんていうか、こう、頭の中の世界、夢の中の世界と、現実の世界みたいな描写はファンタズミックだったわ。映画を見ながらわたしの頭の中でミッキーが「これは僕の夢だ!!」(ニュアンス)って叫んでた。

もう、知ってる人みんな出てきた!オールスター感謝祭
これがONE PIECEの映画の醍醐味みたいなところもある。スピンオフというか、本編とはまた違う時間軸だからこそできる。みんな出てきてテンション嬉しかった笑

結果、面白かった!
最初は尾田さんがAdoが好きでAdoをモデルにしたお話を作ったのかとおもったら、来場記念でもらった漫画を読む限りそうではなかったみたい。そうおもったらAdoの大抜擢具合もほんとにすごい。すごいなあ。
オリンピックのスケボーとか見ても思ったけど、国境を越える友情やリスペクトを築ける10代の子たちと、尾田さんみたいに子供心を持ち続けて、自分のやり方で社会問題とかに向き合っていく素敵な大人がいてくれれば、世界はまだ平和を保てるだろうなと思う。


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