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嫌いな人の幸せを願えるように

私はすごく苦手な人がいて、そのことが人生のコンプレックスになってしまっていた。

私が人を苦手になるパターンは単純。最初から合わないな〜と思っているんだけど、近づいていって、苦手だから仲良くなれると嬉しくて近づきすぎてしまって、それで結局嫌いになるというパターン。笑

嫌いになってからはその人が幸せそうにしているのが嫌だ、という曲がった性格。そんな自分が嫌だなあとここ数日思って考えていたら、ある程度自分の考えをまとめることができた。

まず第一に、私はその人の嫌な面しか見なくなっていたということ。周りから話を聞くといい面がたくさんある。私はそのいい面全てを見ないようにして、嫌な面だけを見てどんどん嫌いになろうとしていた。

いいところを認めれば、その人の幸せを願うことができるようになる。私も嫌な面しか見ていないという事実に気づいてからは、幸せになってほしいかも、くらいには思えるようになった。

でも無理矢理仲良くする必要はない。ただ僻み妬みをやめればいいだけ。その人が幸せになったらよかったなあと思うようにする。
もともと人の幸せはみんな違う。目指しているところが違うのに比べて嫌いになる必要はない。

仲良くできないのは自分の性格が悪いからではない、嫌いになる選択をして何かを得ているのである。私は自分の成功の言い訳を得ていた。

難しいけど、こう考えたら心がとても軽くなった。

私の学びは、苦手な人がいたら自分から無理に近づかない。適切な距離を取る。そして嫌な面だけを見ず、いい面も見つけて幸せを願う。また苦手な人が現れたらここに立ち返ろうと思う。

と、こんな記事を書いてるのも、嫌いな同期が会社を辞めるというできごとがあったからだ。その送別会に誘われたが、どうしても時間とお金を使って行きたいとは思えなかった。それでも今までの自分と何か変えたい、という気持ちからプチプレゼントを贈れた。そうしたら、すごくスッキリして完了できたので、何か自分の気持ちがズルズルしている人がいれば、けじめをつける行動がオススメだと思う。

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