採用コストを抑える鍵は、適切なチャネル選定と運用方針決め、そして何より運用です!
今日は採用コストと採用チャネル(*)の関係性についてです。
(* 採用チャネル:求人媒体、人材紹介会社、リファラルなど)
という相談をよくうけます。
「採用コストはできれば抑えたい」というのは当然だと思います。
一方で、媒体に手を広げると運用を仕切れないし対応に追われるので、エージェントに広く声をかけて、推薦があがってきた人の対応をする方がいいというのもよくわかります。
でも、転職市場が少し変化を見せている今、採用活動の方向性を見直す必要があります。
スタートアップで採用をしていた時、採用予算という概念がなく、極力少ない費用で良い方を採用することがミッションでした。
結果としてエンジニアを10人以上採用することに成功しましたが、採用単価はエージェント経由の1/10〜1/5ほどでした。
その時どのようなことを考えて、採用戦略を立てていたかというと
これです。
「採用コストを抑える=エージェントに依頼しない」と考えがちですが実は違います。上記の要素から、どのチャネルで求人を出すべきかを細かく決めていきます。
例えば、緊急度は低いけど重要度が高いポジションで1名採用する場合は、媒体に出さずエージェントに依頼する方がよいです。
ジュニアポジションを複数名を採用したい場合は、媒体で採用できるよう設計するのがベターです。
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管理が大変だから、運用が大変だから…という理由で、どのポジションも一律で露出する会社が多いのですが、一律の採用戦略ではコストを抑えることはもちろん、本質的な採用をすることはできません。
転職市場が少し変化を見せている今だからこそ、自社にとって良い人材を採用する仕組みを再設計するチャンスです。
まずはこの6つを整理します。
詳しくは以下のnoteに書いていますのでよければご覧下さい。
次に、これです。
そうすることで、採用コストは抑えられます。
7. 適切な採用チャネルを見極める
この考え方をうまく体系化したかったのですが、変数が多いため断念…
採用予算✖️採用人数✖️採用要件✖️市場✖️採用時期
このうち「採用人数と要件、採用時期」を教えていただければ、適切な解はすぐに出せますので、気になる方は DM もしくは以下bosyuにご連絡ください。
8. そのチャネルで最大限結果が出る運用方針を決める
求人媒体と一括りにいっても様々なタイプの媒体があります。
先行投資型の媒体や、メディア型の媒体、成功報酬型の媒体などありますが、媒体によってベストな運用方法は変わります。
特徴を知らずにただ掲載しているだけだととても勿体ないです。「求人をだしたけど応募がこない」という方は、運用方法を間違っている可能性があります。
企業人事の時は気づけなかったのですが、CASTER BIZ recruitingに転職してから多くの媒体を運用し、結果をたくさん検証する中で「媒体ごとのベストな形」を知りました。もっと早く知りたかった…笑
エージェントについても同じことが言えます。
エージェントの種類や構造を知った上で取引するのが良いです。
詳しくは先日公開したnote「人材紹介会社から推薦があがってこないと嘆く前に考えたいこと」をご覧ください。
その他、リファラルの取り組みや、MeetUP開催なども運用方針が鍵を握ります。こちらもより結果が出るやり方は存在しますので気になる方はいつでもお声がけください!
9. 愚直に運用し続ける
求人をメンテナンスする、新着の求人を掲載する、アプローチするなど、日々運用しなければ結果は出ません。
事業会社で人事をしていた時は採用以外にもたくさんタスクがあったため、
- 求人は一度掲載したら要件が変わるまでそのまま
- スカウトは気合をいれて週に1回
と、自社の求めるより良い方にリーチする運用をし続けることは困難でした。
でもやらないことには前に進まないので、うまく周囲を巻き込み、パートナーの力を借りて取り組むのが吉です。
そのパートナーに弊社を選んでいただけたら嬉しいです!
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