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#064 『007 私を愛したスパイ』(1977)

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( 064/365)
『007 私を愛したスパイ』(1977)(125分)
原題:『The Spy Who Loved Me』

ルイス・ギルバート監督 映画10作目。
15周年だが、毎年or1年おきに製作されていたが本作は3年のブランクがある。訴訟とかいろいろあったみたいだけど、3年のブランクくらいあけて作り込むほうが良いと思う。

本作は消えた原子力潜水艦を追う物語だ。イギリス、ソビエト両国が追う中、利害一致がわかり、英ソ共同での作戦になる。KGB側はトリプルXことアニヤ・アマソワ少佐。本作のボンドガールである。
敵は大富豪、ストロンバーグ。彼の目的は米ソに原爆を落とし、人類を間引き、海の世界を築くことであった。

開幕早々、派手なスキー滑落と大ジャンプ、パラシュート。これはすごい。
その大きな演出よりも直前に返り討ちにした、追手がアニヤの彼氏だったいうのが物語の芯である。アニヤは中盤に共同作戦が終われば「あなたを殺す」とボンドに告げる。

雰囲気は『ロシアより愛を込めて』に近い。やはり東西冷戦時代の緊張が残っているのがまたスパイものとしてはよい。
ストロンバーグの手下の殺し屋ジョーズは、大男で、口内に金属をあしらえ、かみつきで迫ってくる。
いつも通り、ボスであるストロンバーグを倒した後にさっくり倒される。順序逆じゃね、ほんと。

今回はQからもたらされる秘密兵器が多い。スポーツカー(ロータス・エスプリ)が海に飛び込み潜水艇に変わる。最初期に出てきたボンドカーからはだいぶ変わったなぁという印象。

5日連続シリーズものみるのは少し飽きるね!

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