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経営者が陥りがちな悩みの原因:組織=個人としての自分になってしまっている

やりたいことをやりたいように実現しているはずなのに、なぜか消耗感があったり、他のことに気を取られて思うように動けない。

自分でこれだ、と決めて人生をかけて立ち上げた事業。ゼロからひとつずつ積み上げ、人を集め、育て、ようやく軌道にのり、規模を大きくした。

それなのに、育てた人材のサポートもしたい、自分でする仕事もちゃんとやりたい、でも運営や経営の問題に対応しないといけない。大きな理想を実現するための事業だし、人を育てるのも好き。それなのに、どうしてもやもやするんだろう。

経営者はこういうフェーズにぶつかりがちなのかもしれない。私は個人事業主だから、事業と自分のやるべきことは直結しているし、組織運営にエネルギーをとられることはない。

とはいえ、経営者だって個人であることに変わりない。でも組織に対して責任を負うようになると、組織=自分と思い込んでしまう。

組織のためになること=自分が喜ぶべきこと。

これは実は必ずしもそうとは限らない。たとえば大願に向かうために組織を大きくせねばと考える。大きくするためにやらなくてはいけないことは、そもそもその大願を抱いたときに自分が実働としてやっていた好きなこととは違うことで、それをやる時間が失われる。

でも組織のために、仕方がない。自分がやらないで誰がする。

だからですよ、社長さん。それはもう、やりたいことじゃない。そして、大願は組織として立ち行かせるために、社会的存在として価値を持つためにかかげたもので、個人の欲はそんなに大きなものでなくて、たとえばお客さんと直にやりとりする喜びとか、人を天塩にかけて育てる喜びとか、そっちであってよいのです。

そしてそれを、手放す必要もない。あきらめる必要もない。

ミツバチはひとつの花の蜜をすいきったら、次の花へ移ります。

そしてなにか蜜か、どこからどこまでが蜜かは、人によって違います。

ゼロから組織を立ち上げるまでが蜜の人には、立ち上がった後の運営にはもはや興味がもてなくて当然で、そこに罪悪感を持つ必要はないのです。

そういう人は運営が蜜だという人に任せればよいのです。そして自分は再び、ゼロから立ち上げる活動を始めればいい。

自分の蜜がなんなのかを忘れてしまったり、組織のリーダーだからと犠牲にしてしまうと、情熱が消えエネルギーが落ちます。

リーダーだって個人なのです。個人だからこそ、リーダーであるならば、自分のエネルギーを高く発揮することが求められるし、それには個人の欲をもっとわがままに満たすことに真剣になったほうがいいのです。

<自分と再会するセッションご感想>
みほさん、先ほどはありがとうございました!
以前よりやることが増えてきて、自分がやりたいと思っていることと、現実にやらないといけないと思っていることの優先順位がつけられず、モヤモヤした感じで過ごしていた毎日が終わって、本当の喜びがどこにあるのか?に気づき、そして新たなスタートを切れた、そんなセッションでした。
本当に自分が大切にしたいことに触れたとき、自分が携われた人たちの基準が上がっていく状況を思い出したときには、まさしく心が震えるような体感覚の変化がありました。
大切なものをプレゼントしていただき、心より感謝します。
今日得られたものを、大切に育てていくことで、新しい未来を創ります。

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