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議員とは何する人か #2 小学生にとっての政治

先日は、ドットジェーピー議員インターンシップのオリエンテーションに参加した時、学生の方に
政治ってどんなイメージ?」と聞いてみると
「いやぁ、本当に分からなくて、このプログラムに参加したんです・・・・・。」とおっしゃるので、小学生にとっての政治とは?という説明をしてみましたので、皆様にも共有します。

※ドットジェーピーは、若年層の投票率の向上を目標に活動するNPO法人で、全国25拠点、約500人の大学生スタッフが中心となり、年2回、学生を対象とした議員インターンシップや、政策コンテストを実施している団体です。私は当選直後から連続でインターンを受け入れ、今期で8回目の受入れになります。

①小学生にとっての政治とは?

「ひろば」があったとして、それをAとBグループで、どんな面積・時間帯で分け合うのか、話し合いで決めること、です。

例えば、リーダーがいて「A・Bグループ同じ面積で分けなさい」と決められるのも良いのでしょうが・・・


②グループが話し合うことによって、より適切な解が見つかります

〇Aグループ:メンバーが少数で縄跳びがしたい⇒面積は広くなくていい
〇Bグループ:メンバーは大勢でサッカーがしたい⇒面積は広めがいい
という条件であれば、調整することで、より適切な解になります。
(※ボールを使うサッカーは、ボールが飛んでいかないよう見守りが必要という意見も出るかもしれませんね。)

近くに保育園があって「園児のあそび場で使わせてもらいたい」という要望があれば、その方々との調整も出てくるかもしれません。

③政治とは、限られたモノを色々なグループで話し合って、どう分け合うか決めること

よって、政治を知らないということは、この話し合いに参加出来ない、ということであり、それはつまり、分けてもらえないということになります。

さらに、権力が強い人が突然
ひろば は僕のお友達のCグループに使わせてしまおうっ!!
のいうようなことをされたとしても「NO!!」と意見できないことをイメージしていただければと思います。

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