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コロナ禍→デルタ禍へ その① 感染爆発期を迎えて医療体制は限界。~自宅療養(お子さんの看護含めて)の体験談からイメージしよう~

いよいよ感染爆発局面に

本日(15日)、千葉県内では1374人の新型コロナウイルス感染が新たに判明しました。一日の感染者数としては14日発表の1272人を上回り3日連続で過去最多を更新。感染力が強いデルタ株が猛威を振るっています。

当初のα株の感染力を2~3とすると、デルタ株は7~8と言われており、水痘-帯状疱疹ウイルスと同じで、同じ部屋にいるだけで感染するという強い感染力を持つものだそうです。安宅氏が発信するグラフが分かりやすいのでシェアします。デルタ株は感染力が高く、病態悪化の速度が速く、より若年層の重症化率が高いのが特徴だそうです。

啓蒙5点セット。都心では週辺り200人に一人以上陽性者が検出。デルタ株はこれまでのCovidと比べ、圧倒的な感染力、圧倒的な病態悪化の速度、加えて圧倒的な重症化率、この三点が特徴。医療キャパが逼迫する中、自衛が大切。 開疎空間は良いのです...

Posted by 安宅 和人 on Saturday, August 14, 2021

重症者の急増によって医療提供体制が限界

熊谷知事によると、デルタ株は直近の検査で7、8割を超えているとのこと。感染急拡大→重症者の急増によって医療提供体制が限界を迎えているとのこと。

おはようございます。いよいよ重症者の急増によって医療提供体制の限界を迎えつつあります。 デルタ株は直近の検査で7,8割を超えており、ほぼ全て置き換わった状況です。きわめて感染力の強いデルタ株の影響で、感染者数の増加が止まりません。 感染...

Posted by 熊谷 俊人 on Thursday, August 12, 2021

おはようございます。昨日は政府の対策本部会議が開催され、緊急事態宣言対象地域の拡大と9月12日までの宣言期間の延長が決定されました。 県としても対策本部会議を開催し、各種対策について決定しました。 ⇒対策本部会議資料はこちら https:...

Posted by 熊谷 俊人 on Tuesday, August 17, 2021

緊急事態宣言の延長も決定されました。

過酷な自宅療養(お子さんの看護含めて)の体験談

以下のように自宅療養の体験談を募集すると、現在療養中の方も含め情報が集まりました。

(募集)コロナ感染された保護者の方へ。コロナ感染中のお子さんの監護の状況や、困ったこと、どう乗り切ったのか等、情報を頂けると嬉しいです(メッセージください)。医療資源がひっ迫する中、自宅療養が増えることを想定し、情報を頂きたいのです。 行...

Posted by 近藤 美保 on Thursday, August 12, 2021

重症者が増えているためか、症状確認や入院調整をする保健所が回っていない現状が散見され深刻です。

医療現場の現状はすでにご存知かと思いますが、保健所は連絡をくれるといってももちろんすぐには連絡はこないですし、連絡はつながらない。市の相談窓口に相談しても、結局病院に直接連絡してくれと言われ、対象のA病院は電話がつながらない。検査をしたB病院はその日に予約がとれず翌日電話してやっと検査の予約がとれた感じです。子どもたちは陰性のため、元気いっぱいなのでその対応が一番今辛いです。
ご飯も最初は作っていましたが、考えたり、立っていることが辛くなり、今はパンや、焼くだけ、ゆでるだけみたいなものでつないでいます。私は比較的軽症の方ではありますので、解熱剤を飲んで症状おさえながら、自分と子どもたちの検査の時には自分で運転して病院にむかいましたがもし運転できない状況だったらどうしようと心配になりました。

家庭内で感染者が発生した場合に、家族内の感染の広がりを調べるためのPCR検査が市で受けられず、結局、車で都内まで出向かれたという方もいました。

都内であればそれでもすぐに自費検査へアクセスできますが、流山では濃厚接触者でないと、なかなか検査が受けられません。疑惑があってから時間を置かずに自費検査を受けることが出来た方が、家庭内感染対策を早く計画出来るのに・・。

感染者の隔離部屋のシミュレーションを事前にやっておいた方がよいという声を頂きました。

自宅内での隔離について、特にマンションですと、事前のシミュレーションが大切だろうと感じました。寝室をどうするか、お手洗いやお風呂の順番など。また3歳の子どもがいますと「パパはどこ?」と探したり、姿を見せれば「遊んで」となりますし、子どもに隔離者の姿を見せない工夫が必要だと感じました。

食事も大変のようです。

食材があっても、自宅保育をしつつ毎日3食用意し、さらに隔離者の部屋の前まで運ぶのは地獄のようでした。出前を頼もうにも、スマホを見てメニューを選んでいる隙もありませんし、2歳の子が食べられるものも限られているのでなかなか難しかったです。我が家では食材の調達も、途中からは食事の用意も、同じマンションに住む親族に頼み、家の前に置いておいてもらえるようになりましたが、お弁当が配達されると、ありがたいのに・・と感じました。

イヤイヤ期の子どもは大変!

子どもがイヤイヤ期だとお風呂に入れるのも一苦労です。幸い子どもが感染してなかったからよかったものの、自分だって感染などが心配しながら入れることになります。
お風呂はバスボールに毎日頼ってました(笑)親族が100円ショップで購入して届けてくれました。

中等症でも自宅療養という深刻な事例もありました。


1日目: 39.8℃、息苦しさもあり午後XXXの感染症外来受診。PCR、抗原検査、血液検査、CT、尿検査実施。肺炎を発症している。抗原検査プラスとの判定。車でトータル4時間待機がいちばん辛かった。
2日目: 6:00くらいから左胸部の痛みと息苦しさあり、その後呼吸が荒くなり救急車要請。XXX病院にて点滴と再度血液検査実施。昼にはだいぶ体調改善する。
3日目: 夜中1:00頃から鼻血が30分ほど止まらなかった。1:45頃長女38.7℃の発熱。私は看病しながら寝ていましたがやはり明け方は脈拍120くらい、血中酸素も頻繁に92ー93%台になるも朝軽く食事を取り薬を飲んで少し落ち着く。子供といるとやはり構って欲しくて寄ってきてしまうので子供は夫にお願いし、1人の時は昼を過ぎると血中酸素96-97 脈拍も70-80前後で落ち着いています。
4日目: 以降、夫も38.7℃〜37.5℃くらいを行ったり来たり。私もやはり明け方は毎日血中酸素が88-93を行ったり来たり。医者をしている知人曰く、そのレベルだと本当は入院した方がいいレベルと言われましたが医療体制に空きなく、スポーツ用の酸素缶で酸欠を凌いでいる感じです。

親が回復して外出許可がでても、濃厚接触者の子どもはそこから2週間自宅待機。念には念を入れというのは分かりますが、家族、子どもへの負担は大きいですね。

子どもたちは濃厚接触者のため、陽性の我々の外出許可からまた2週間の自宅待機となり、まだまだこの生活は続きます。この2週間の間、症状がなければ検査の必要もなく期間終了したら通学もOKとなります。長い道のりです。

以上の体験談から、現在の急速な感染拡大により、深刻な医療資源の取り合い問題が発生していることが伺えます。デルタ株はこれまでよりリスクが高いことを踏まえ、意識のギアチェンジをして、一層の感染予防をする必要がありそうです。

家庭内感染を免れた事例

数か月前に感染された方の事例になりますが、感染対策が功を奏し、家庭内感染を免れた例も共有いたします。

 家庭内感染を免れました。夫が少し体調がすぐれないだけの時点で万が一を想定して寝室を分けるなどしていたことが功を奏のかもしれませんし、感染者の隔離と換気、除菌を徹底したというのもあります。情報共有します。

 感染者がトイレを使う場合は使い捨ての手袋をしてもらう。お風呂は最後に。勿論、その後に私が除菌対応。
 利用するゴミ箱は蓋付き。食事はあえて、お弁当やペットボトルを利用。自宅の食器などは極力使わないようにして、使った場合は全て食洗機。タオルなどは勿論、歯磨き粉も家族全員別にしました。
 極力買い物はAmazon、楽天、パルシステムなど、ネット通販、コンビニやスーパーに行くときは深夜など、人の少なそうな時間にそっと行く生活でした。もう、悪いことしたのかな?ってくらい気を使う日々ww 子が運動不足になってもかわいそうで、ヨガマットやらバランスボールを用意してみたり。
 一緒に居ようがいまいが濃厚接触者になると、行動が制限されるため、当たり前ですが予定は全てキャンセル。大人は在宅勤務をしていたため、影響少なかったのですが、当時小一の娘の生活が一時的にデリケートになりました。学校は登校停止扱い、毎日担任の先生から体調報告の連絡、元気なのに学校に行けない、友達とも遊べない、偶然会ってもうまく説明できないから会わないような行動しかできず。登校可能になってからお友達と上手くいかなくなったらどうすべきなのか?とか。
 我が家はたまたま家庭内感染を防げたけれど、あまり参考にならないかもしれないですね…今はもっと感染者が増えてるので登校停止になる児童も当たり前に増えていそうな気もしますが、実際はけっこうデリケートでした。

日本看護学会 認定看護師資格をお持ちのママ友に、自宅療養に向けての準備についてもヒアリングしましたので、シェアします。

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