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議員とは何する人か? #0

2015年に初当選してから早4年が経とうとしています。
これまで政治の世界とは全く縁がなかった私ですが、4年間の議員活動を経て色々揉まれる中で、当時のフレッシュな感覚ではない部分も出てきました。フレッシュな4年前の記憶と内部から見えるドロッとしたもののハザマから感じるものを吐き出していこうと思います(笑)。

さて先日は、私と割と近い若い方々と政治家に対する印象を聞く機会があり、
政治って胡散臭い、怖い、関わりたくない、議員て本当に必要なの??」のような意見を頂きました。

それなりに私の実績を評価している方々なのですが、議員の存在を肯定する所までは遠かったようです。これは私が向き合っていかなければならない課題です。

さて、本題です。 
議員とはそもそも何をする職業なのか、ご存知でしょうか?よく聞かれるので先ずは定義的な説明をします。

流山市をより良くするための話し合いを流山市民全員で出来れば良いのですが、それは現実的ではないので、市民の皆様から代表者(議員)を28人を選んで、議論し最終的な方策を多数決で決めていく、それが議会です。

つまり、市民の代表として、まちのありたい姿を実現するために何をすべきなのかを調査・提言し、話し合い、方策を決定する職業なのです。

市長も市民から選ばれますが、市長は1人である一方で、議員は28人いますので多様な意見を反映することができます。
この28人で議論して多数決をとりますから、28人がどんな属性なのか/どんな政策にコミットしているのかの構成と、政治的な力関係で、市の方向性が決まってしまいます

流山市議会27人(1人欠員)はリトル流山とも言えます。
流山市議会の場合、ざっくりとこんな構成になっています。あなたの意見を代弁してくれそうな議員はいますか?
※各市議の政策についてはHPかご本人に確かめてみてください。
もし、いないというなら、あなたの意見は市政に反映されにくいと思った方が良いです。市の予算は、彼らの議論の中で色付けされるからです。

●年齢構成:20代が1人、30代が1人、40代が5人、50代が8人、60代以上が12人。流山市の人口構成は3,40代が多いので、大分偏りはあります。

●男女比:男性が20人(1人欠員)、女性が7人 女性比率は26%ですが、全国平均が約13%程度ですから少し多い一方で、通常の5割よりも大分低い割合になります。

現在の日本における議員女性比率についてはこんな考察もあります。女性議員は無所属が多い。この理由はなんとなくわかります。私も政党所属をしていないのにはそれなりの理由があります。

●政党:自由民主党が9人、公明党が4人、日本共産党が4人、国民民主党が1人、旧民進党が1人、 社会民主党が1人、無所属が6人。
国政ゆえ、一概に比較できませんが、最新の政党支持率の記事を添付いたします。「支持なし」が65%もあるんですよね。。


●その他:流山歴の長い方/転入者組、どこの地域に住んでいるか(地元は絶対にコミットするから)等、事業者/元会社員、経歴なども重要です。
要チェックを!
(参考:議員一覧)
http://www.nagareyamagikai.jp/gaiyo/




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