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私と〇〇と政治 ~これまでの活動・これからの政策~

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近藤みほの市議会議員としての「これまでの活動・これからの政策」を発信しています。「あなたと一緒に創る」をモットーに市民の皆様の声を基に調査をし、議会に提案してきた近藤の政治活動の…
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2024年4月の記事一覧

流山市の教育課題、小1プロブレムに対峙していくために ~その②:幼児教育・保育施設の現状と現場の声、先進的な取り組み、八王子市のご紹介~

ここでお伝えしたいこと 小1プロブレムは、幼稚園、保育園、その他、それぞれ異なる環境で育った子どもたちが小学一年生で一堂に集まることから、集団としての教育が成立しない問題です。流山市は15年間で90園を超える私立保育園を整備しました。民間の保育理念や環境の多様性から、小学校1年生の時には「学校に行きたくない」と感じる子どもが多くなりがちです。誤解を恐れずに言うならば、この環境は人為的に生じさせているとも言えます。  その②では、流山市の幼児教育・保育施設の現状と現場の意見から

流山市は自立持続可能性自治体に選ばれましたが、それってほんと?

先日、有識者グループ「人口戦略会議」では国立社会保障・人口問題研究所の推計をもとに20代から30代の女性の数「若年女性人口」の減少率を市区町村ごとに分析、子どもを産む中心世代である20〜39歳の女性人口が2050年に半減し、人口減少に歯止めがかからないと指摘されました。国や自治体の対策が急務だとしています。流山市は自立持続可能性自治体に選ばれましたが、複雑な気持ちです。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA230SG0T20C24A

おおたかの森の南口公園の芝生養生の経過について

おおたかの森の南口公園の芝生について、頻繁に問い合わせがあるので、こちらで報告いたします。 芝生を剥いだ理由福島県第一原発事故による放射線物質の除去のためです。最初の除染は2012年に実施されています。 福島県第一原発事故は、私が議員になるきかっけになった事故です。 エンジニアであった私は、線量を継続し分析していたところ、セシウムは水溶性なので、高さのレベルが高い公園の中心部より、周縁部の方が線量が高く危険性が高いことが分かっていました。しかし、公園が高線量で危険だという

国は、教員の働き方改革に本気で向き合ってほしい~蛇口の栓を閉めようとするアクションを!~

理想を実現するために問題の根本に向き合って先日、中央教育審議会の「質の高い教師の確保特別部会」にて、教員の時間外勤務手当に関する否定的な意見が相次いだという記事を目にし、残念な気持ちになりました。小学校教員の採用倍率が2を切ろうとしている現状で、まだこんな意見が出されているのかと。 理由は「教員一人一人の時間外勤務が必要かどうか、管理職が毎日毎日、個別具体に見極めることは事実上難しい」「教員の高度専門職としての自律性を損なう」というものでした。 しかし、私の以前の職場であ