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IDOL-あゝ無情-は本当にあゝ無情だった。でもそれもアイドルなんだと思う

アイドルの何が好きなのか。
今日はその問いをする日なんだろう。
そんな気分。

IDOL-あゝ無情-

応援しているアイドルグループの所属しているWACKが開催したオーディションムービーを見てきた。

毎年恒例となったWACKによるアイドル最終合宿オーディションが2019年3月に行われた。場所は2回目の開催地となる九州の離島、壱岐島。アイドル候補生たちだけでなく現役メンバーも参加し、1週間の過酷なサバイバルオーディション生活を繰り広げるが・・・。 アイドルの終わりと始まり。グループの、仲間の、個人の、対照的な光と影を「世界でいちばん悲しいオーディション」の岩淵弘樹監督が密着し続けた500時間以上に及ぶ映像から紡ぎだされた圧巻の85分。あなたはこの密度の濃さに酔いしれる。
(Introduction抜粋)

「若いって素晴らしいな」というのが最初の感想。
最終合宿オーディションが舞台なのだが、オーディションと並行しBiSというグループの解散も一緒に描かれている。というか、今回はBiSの解散までの謎が映画で回収される感じだった。

社会にでると、いつのまにか感情を消して物事をスムーズに進めるスキルを身につけていく。そうやって、社会に適合して仕事をして大人になっていくのだと思う。映画ではアイドルになりたい女の子とアイドルを続けたい女の子の感情が隠すことなく伝わってくる。

あんなに泣いたり、一生懸命走ったり、汗かいたりしたのって、何年前だろう。いいも悪いもすべて若くて素直で一生懸命だから表現できることなんだな。

私がWACKのアイドルを好きなのって、その未完成の部分を一緒に作らせてもらえるから好きなんだろう。
若い女の子たちが一生懸命努力をし、ファンのことを考えてアイドルとしてステージに立ってくれる。そんな彼女たちを尊敬もする。
応援の形もわかりやすいのがいい。どれだけお金をかけて現場に足を運び、グッツやCDを買うか。ライブハウスを埋めて喜ばせてあげたい。とどうしても思ってしまう。ファンがアイドルに対して感謝を示せるのはその方法しかない。お金が絡むけど、嫌な感じがしないのは彼女たちが純粋だからだろう。

彼女たちが全てを見せてくれるのであれば、全部受け止めて応援したいと思う。と改めて思わせてもらえる映画だった。

ちなみに、WACKの中で私が好きなグループはEMPiRE
この合宿のMAYU EMPiREに心を撃ち抜かれて、ファンになった。

24時間イベントで卒業する、YUKA EMPiREを含む6人体制でのEMPiREラストパフォーマンス第24部「ピアス」という曲。24時間頑張りきったという感情とYUKA EMPiREが卒業してしまう悲しさが伝わってくる。

ともろもろと書いたが、映画はどちらかというとWACKの代表取締役である渡辺さんに共感してしまう部分もたくさんあった映画だった。


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