事業ポートフォリオを学んでよかったこと

ちょっと前置きが長くなります。
こんな時代や考えを経て
今に至ります。

会社のポートフォリオについて

会社の事業のポートフォリオ(事業の組み合わせ)を意識して仕事をすることは、会社を大きくしていく立場としてとても重要だと思います。

3つの構成要素(ポートフォリオ)
①収益事業:今現在に収益の柱になっている事業(100→200)
②成長事業:これから収益伸びてくるぞーっていう事業(1→100)
③投資事業:新しく0→1をつくる段階の事業(0→1)

私の働くチョモランマでもこの3つのポートフォリオを重視して
事業展開をおこなっています。

【コロナ前】
・収益事業:訪日旅行事業
・成長事業:
・投資事業:外国人人材紹介事業
【コロナ後いま現在】
・収益事業:外国人人材紹介事業
・成長事業:NINAITE外国人人材派遣事業
・投資事業:

ちょっと振り返ってコロナ前の話

コロナ前のチョモランマの収益事業は訪日旅行事業でした。
売上規模でいくと1.4億円。
訪日旅行事業=収益事業でした。
私達が行っていたランドオペレーターという仕事は、
30名前後の団体ツアーのバス・レストラン・チケット・ホテル等を手配し
手配の対価として手数料をもらうビジネスです。

訪日旅行事業(団体むけランドオペレーター)のいちづけについて

・価格競争になりやすい:団体旅行は価格競争で同じランクのホテルや旅程でいかに安くお客さんに売れるかで集客やツアーの催行の有無がきまってくる
・今後団体旅行は減る:日本人が海外旅行に行くとき昔はツアーに申し込んでいたが、昨今では個人旅行がメイン。東南アジアのお客さんも今後そういった流れになってくる
・手数料ビジネスがゆえ、自社のプロダクトではないため、仕入先やお客さんに左右されやすい。また政治的リスクなんかも影響します。(中国と日本が仲が悪くなったら、お客さん減るみたいな)

上記理由のため事業として今後は小さくしていく・ピボットしていく方針をしっかりともっていました
とはいえ、10%を下回る利益率だとしても、どこよりも安く仕入れて安く売り、数を稼げば収益はたちます。
当時のチョモランマとして重要なお金を稼ぐ手段THE収益事業

結果として訪日旅行事業で収益をだしていたから、
外国人人材事業へ投資をすることができた。

補足)私達が訪日旅行事業を展開した理由→訪日旅行事業は外貨を稼ぐことができるビジネスモデルのため、日本の中だけでお金を回すだけじゃなくて、海外からの外貨を稼ぎ日本を豊にするビジネスだからです。

やっと本題:ポートフォリオを学んでよかったこと

まずなぜ今後積極的に展開していかない方針の事業をこんなに・・・でもやる・・・何となく必要性はわかっていながら気持ち的に壁にぶつかった
私はコロナ前、訪日旅行事業のたった一人の担当でした。
ランドオペレーターは今後のトレンドではなくなり長続きしないだろう。利益率が低く、労働集約型、薄利多売、給料上げてあげれない、疲弊する可能性が高い、シンプルにいうとイケてるビジネスモデルではない。
そのため事業部としても形を変えるべきであり、変えないと事業として続けることができないこともわかっていた。
私以外の外国人人材事業の立上げメンバーのみんなは新しい事業に携わってていいなぁ、羨ましいとさえ思っていた。
でも、一生懸命に事業に取り組む、そして最大化するにはなんか明るい事業部の展望が欲しかった。(合理的ではなく感情の部分)

そしてポートフォリオを学ぶ
でもそんな時、ポートフォリオを学んで、勉強して、自分の考えの中に落とし込んで、訪日旅行事業が今度どんな展望を描くにせよ今収益を得ることが、未来にどれほどの影響を与えるのか。
投資事業は投資の段階なのでキャッシュを生むことはその時点ではできない。キャッシュは会社の血液であるから、血液がなくなった=倒産となる。
ぞっとなって
収益をつくれる事業って必要なんだ。
会社の血液であり要なんだと実感できた。
そのことが実感できたから、自分の中でも納得し理解し、やるべきことを、全体を未来を見据えた上で、やりることができた。

まとめ

結論、ポートフォリオを学び、自分の中で落とし込むことで
自分のしごとの姿勢ややる気、今後の展開、やるべきことが明確になり
無駄な感情が生まれなくなった。

事業のポートフォリオを学び、会社の全体、そして展望をみることって大事。

これからのチョモランマの事業展開においても
ポートフォリオを理解することは非常に重要。



今日は外国人さんたちと大切な仲間、先輩たちと
BBQへいってきます!

その後は、大好きなご家族さんたちと会食です。

なんて幸せなんだ。

みなさんも素敵な日曜日をお過ごしください😊

noteを読んで頂きありがとうございました❤

いってらっしゃい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?