一人で帰れるかな?
シンガーソングライターをしながら、4人の子育てをしています。海のそばの街で、こどもたちと走り回り、こどもたちのいない午前中に音楽を作り、寝かしつけたら、音楽を作っています。そんなわたしの生活のほんの少しを書き綴っています。
次女は1年生。
学校までお迎えに行かないと帰れない。
しかし先週わたしが風邪で倒れることがきっかけで、
「ついに1人で帰る練習をしなきゃならない」
と覚悟を決めはじめた。
同じクラスの子のお家の前まで、
2人で帰ってこれるようになったのだ!
しかしそのお友達の家はすぐそこ。
わたしはそこで待っていなければならない!
あと20m!
あと20m歩けばおうち!
あと一歩!と思っていた。
すると今朝、
「今日は家までひとりで歩いてみる」
と言い出したのだ!
すごいじゃない!!!!!!
"気が済むまで迎えにいく"
"自分のタイミングで決意させる"
と心に決めて、
もしかして来年までお迎えかな。
なんて覚悟していたけど。
大好きだった幼稚園の集まりも行きたがらなかったのに、
今度は行きたいと言う。
「わたしがいるほうが楽しいんじゃない?」
と言っていた。
一体どこからその自信が湧くのか分からないし、
一体どうして大好きな友達に会いたくなかったのかもわからない!
でもわからなくてもいいんだ。きっと。
とにかく嫌だったんだし、
とにかく今は会いたいのだ。
何かを乗り越えたのだ。
それが真実だ。
毎日こつこつ学校に行くことによって、
変わったのだ。なにかが。
そんな彼女をみていたら、
オムツトレーニングを思い出した。
はずそう!はずそう!
としてもはずれなかった。
4人とも。
本人がトイレに行きたいと思って、
体の準備もできたらとれるだろう。
とのんびりしはじめたら、
ある日突然パンツマンになるのだ。
それもなぜかわからない。
でもわからなくていいのだ。
とにかくオムツよりトイレがいいと本人が思ったのだ。
体も脳みそもついてくるようになったのだ。
気がつけば4人ともそうだった。
オムツトレーニングは私にとって大きな体験だった。
親はお手伝いするだけ。
乗り越えるのは本人であって、
叱りつけたり、
焦られたりすると、
違うメッセージとなって子供に残るのだ。
と言うことを学んだ。
とは言え、毎日怒ってばかりだ。
靴下はいつになったらカゴに入るんだろうか。
おもちゃはいつになったら片付けるようになるんだろうか。
嫌な言い方しないで!
これもきっと根気強くやるしかないんだろうな。
"できるまで付き合うんです、どんなに大きくなっても"
って幼稚園の先生が言ってたなあ。
見守り、支える。
補助輪になる。
でも最後自分で走れるようになるためには、
本人の思いと、何かの条件が一致するその時まで、寄り添うしかないのだな。
根気強くできるかな???
プロセスがとても大切だった。
乗り越えた時の本人の充実した様子、
キラキラしていて、どっしりしていて、
とてもステキだった!
そんなことをまた学んだ次女の登下校だった。
おめでとう!
よく決意できたね!
素敵な体験をプレゼントしてもらった。
私も見習おう!
根気強くがんばろう!
は〜!感激したら胸がいっぱいで長くなりました。
最後に、幼稚園のお友達、
学校に迎えに行ってる間、
息子たちを公園で見ててくれて本当にありがとう!
おかげで、息子たちも自分の友達と楽しく遊びまわることができました。
ありがとう!
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
イナダミホはただいま新しいフルアルバムを世界中にお届けしたくて、
クラウドファンディングを実施しています。
ご支援いただいたお金で豊かな時間をお届けします。
目標額に1円でも満たなかった場合、すべて返金させていただきます。
ぜひご一読いただけると、とてもうれしいです!
12月7日23時59分まで、承ります!
詳しくはこちらまで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?