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服を買う着るとイウコト、古着を着るとイウコト

こんにちは。私は古着が好きで、よく着てます。昔は単純に安いしー!!かわいいしー。とかだけで買っていました。それだけでも全然十分いいんですけど。

今はその他に、ひとつの古着にも色々な歴史やストーリーあり。。と言いますか、、、
この古着はどこから来て、どういう時代を経てここにきたんだろう???だとか、昔のデザインのものが、今に引き継がれ、今現代でも続いていく。そんな古着を見て探して、お気に入りを見つけて。。。
知れば知るほどほんとに奥深いし、特に自分が気に入った物、その古着の歴史を知る、想像する事で、さらにその洋服に愛着が湧く。やっぱり安くて良い。ってものありますしね。

色々な理由はありますが、古着を好み着ていることが多いです。もちろん新しい洋服も買うし着ますし、好きなブランドもたくさんあります。

最近街中やテレビでよく聞くようになったSDGs = 2030年までに達成すべき17の世界目標 よく目にはしていたけど、恥ずかしながら、私は最近詳しく知りました💦

そしてそんな中でも最近問題になっているのが衣服ロスもありますね。今日はふと気になった、衣服ロスのお話を。。。

実は深刻な問題になっている衣服ロス

衣服ロスとは・・・新品であったり、まだ着る事が出来るのに捨ててしまう洋服。衣服ロスは家庭からの廃棄物だけでなく企業からも多くの廃棄物処分が排出されます。

私も以前の職業はアパレル会社で販売員として働いていたので、よくわかりますが、

商品が生産され、まずはプロパー店で売られ👉その次にアウトレットに流れ👉最終的に焼却処分

になります少し前には、焼却処分の前に卸に格安で売り卸していたのもあったようなんですが、最近はコロナの影響でそれもなくなり、会社では緊急事態宣言などで商品が大量に売れ残り、アウトレットではセールで激安で少しでも多くの商品を消化。できなかった物は焼却する。とゆう流れになってました。

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衣服ロスの現状は

日本だけでも埋め立て、焼却されるお洋服の量 新品だけで毎年約10億着 世界では9200万トン  枚数では3000億枚の服が廃棄処分されているらしいです。生産の約85%が処分され その量は毎年オーストラリアのシドニー湾を埋め尽くすことができるぐらいの量が廃棄処分されているそうです。ちなみに全世界で作られている衣類の数は80億着

この焼却の数ってすごいですよね。この焼却はブランド保持をするためにする所が多いですよね。転売などで売られては困る。という理由もあったりしますね。それに対して、生産は80億着。これはファストファッションの普及により値段の安い服を大量生産、大量販売することで、量が増え、売れ残りは処分になってしまう。

安くて可愛い洋服が簡単に手に入るようになったけど、その分安いから簡単にいらなくなったら捨てる。

確かに、自分の中でもそうゆう考え今まで普通にありますね。
「これ安いし買っといて。いらんかったら捨てたらいいし。」

今は大量生産、大量消費の時代を生きている。って感じですね。そしてこの焼却から繋がるのが、CO2の排出なんですね。

地球規模問題

私は地球環境、環境問題とかも、まったく詳しいとかじゃないんですが、、、、💦聞く話によると、、

アパレル産業が出すCO2の排出量は石油産業に続いて第2位。全世界のCO2排出量の8%がアパレルからの排気。この数字は航空業界と運送業界の合計を超えるらしいです。

アパレルは製造👉販売👉消費👉廃棄の一連のプロセスでCO2を出している為地球温暖化に影響を及ぼしているみたいですね。これも、アパレル会社で働いていてもこんな事は全く知らないことだったので、知って、ビックリしました。
最近ニュースなどでよく言われていた温暖化と、アパレルがリンクするなんて。自分が働き、好きで喜んでい着ているお洋服の裏にはこんな問題があったんですね。

そして、もう一つが水不足問題

最近は世界中で水不足が問題になっているそうですが、Tシャツを作るためのコットンを栽培するには大量の水が必要なようです。

1枚のTシャツを作るために必要な水の量は 約2700リットルが必要と言われているらしいです。自分たちが何気に着ているTシャツ1枚ににそんなに水が使われているなんて、びっくりしませんか!?!?私はかなり、ビックリしちゃいました。2700リットルっていうのは、バスタブに換算すると約15杯分だそうです!!!

自分たちに出来ること アクションプラン

衣服ロス  そんなたくさんの問題がありながら。だから、ではそんないろんな問題や現状を知った今、じゃあこれからどうしていくのが良いか?!?

1. 今着ている服を大切にする。安くてすぐに捨ててしまう服をたくさん買うぐらいなら、少し高いお金を出してでも、長く使える服を買いすぐ捨てる習慣を無くしていけば良いのではないかなと。安くたってお気に入りの洋服はあると思うので、それを大切に着る。

1.  着なくなった洋服は、リユースに回す。これは最近メルカリや、フリマサイトの普及によって、使う人も多くなってきましたよね。アメリカNYでも、古着屋さんが多く、その中でもビーコンズクローゼットは買取もしてくれることで有名です。ニューヨーカーもリユースの意識の高い人が多いみたいですね。それで言うともう一つ、レストランなどで、頼んだ料理を持ち帰ることができる。これも、良い習慣ですよね。日本では、そんな事したら、変な目で見られそうですが、アメリカではお店のスタッフが、これ持って帰る??って聞いてくれますよね。(私のハーレムの方の行ったお店ではほとんどうそうでした。お店によるかなあ??でもそういった店が多いかった気がします。)

私が以前利用したのは、古着でワクチンというのを利用したことがあります。

1口 3,000円かかるのですが、最大25キロまで着ないお洋服、小物を寄付でき、一口購入につき5人分のワクチン分が寄付される。という。私は、罪悪感なくお洋服が片付くし、3000円で社会貢献ができたのか。と思うと、とても嬉しく得した気分になりました。

リユースをしてくれているアパレル企業

そんな中で、最近ではアパレルもかなり変わりつつあり、リユースをする企業も増えてきていますね。

ユニクロ・H&M などは店舗でブランドなどは関係なく洋服を回収し、リサイクルに回すとゆう活動をされてるそうです。これだと、お洋服を捨てなくてすみますね。お手軽にリユースに回す習慣がつくかもですね。

パタゴニアではパタゴニア商品であれば、永久保証とゆう保証がついていたり、最近では、渋谷キャットSTにパタゴニアの古着専門店などもオープンしてますね。これは、企業の『必要のないものは買わないで。」という考え方から来ているそうです。

まだまだ色々な、活動。対応をしてくれているアパレルも多いと思いますが、きっとこれから、まだまだこうゆう企業が増えていくんでしょうね。

まとめ

ということは、長くなっちゃいましたが、やっぱり古着を着るっていう事は良いことで。古着じゃなくても、そうですが、一着に愛着を持って大切に着る。リユースしていく。洋服が好きで、携わっているのだから、こうゆう事は理解し実践していくという行動に変えていった方がいんだろうな。って、思いまして、長くなりましたが、いろんな本を読んでふと思ったことを書かせていただきました。よければ皆様も、ご自分のお洋服を大切に愛着持ってきてくださいね。そして、古着も今まで以上に愛着を持っていただけたら、私は、勝手に嬉しいです。

長々と、お付き合いいただきありがとうございました。

次はNYの古着屋情報できるだけ更新します💦失礼いたします。

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