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子連れ発!新しい生き方・働き方

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副業・社会起業・パラレルキャリアなど、ちょっぴり時代を先取りした経験から、新しい時代を生き抜く価値観やスキルなどのヒントになるnoteをまとめています!運営:子連れMBA(一般社… もっと読む
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記事一覧

アフターコロナを生き抜くためには「会話力」を学び直せ!

リアルでは普通にできていた人間関係の構築を、どうすればオンラインで再現できるのか? これをこの2年間、子連れMBA®で実験し続け、ようやく答えが見えてきました。その中で、オンラインが普通になった世の中をうまく生きるために、ひとりひとりが磨いた方がよい力があることに気づきました。 それは「会話力」です。 なぜ会話力が必要かというと、アフターコロナでは、コミュニケーションの常識が変わったからです。 アフターコロナでは、記憶に残りにくいオンライン面談が当たり前、そして、リアル

普通ってなに?〜次男の不登校から考えた!

「普通ってなんなんだろう?」 入学3日目から学校に行くのをいやがる次男と一緒にいてかれこれ1ヶ月、こんな疑問が浮かびました。 学校に行かない理由それは、次男に学校がいやな理由を聞いた時のことでした。ひとつ目の理由が 「休み時間に外にでられないから」 ・・まちなかの狭い校舎で500人以上の大規模校なので、ぶつかっては大変と、新1年生はなかなか運動場で外遊びをさせてもらえなかったのです。さらに、明日からは運動場で走ってはいけない、と(本当か??)それは私でもいやだわ。 もう

ワーママの板ばさみと、変われない日本企業の正体

ワーママはサンドイッチの間のきゅうり 職場で言いたいこと、やりたいこといっぱいある! でも、あと1時間でお迎えに行かなきゃいけないし、今は言い出せない。 お願いだから話しかけないで・・ 仕事と子育てで板挟み、会社で思い切ったことをやりたくっても、言い出すと子育てに影響するので、やりたいことがあってもグイグイいけない。それがワーママ(ワーパパも)の日常です。 まるでサンドイッチに挟まれているきゅうりのように、身動きがとれません。 ワーママを挟むパンの正体は?こんなサンドイッ

本当はフタなんてなかった!〜脱マイパターンのススメ

逃げないイモリ数年前からイモリを飼っています。 イモリは水槽の壁をスイスイ登って、フタに少しでも隙間があると逃げ出します。新しいイモリを飼ってきては、すでに3匹が逃げ出してしまいました。 でも一匹だけ逃げ出さないイモリがいます。 それは、最初から飼っているイモリ。 実際にはフタに隙間だらけで、出ようと思ったらいつでも出られるのです。でも昔から飼っているイモリは過去に、「あそこにはフタがある」ことを学んでしっているので、壁を登ろうともしないのです。 脱マイパターンは大変?

やさしい世界をつくる言葉 ”OTAGAISAMA” おたがいさま

「人様に迷惑をかけてはいけない」は本当? 11年前、長男を出産から初めての育児では、場所をとってしまうベビーカーではバスに乗らない、電車で出かけるのも人の少ない時間を選んで、と、周囲に「迷惑をかけないように」気をつけていました。 それに疑問をもったのは、二人目の子供ができてからのこと。 長男と次男、男子2人がくっつくといつもちょっとした大騒ぎになり、子どもたちを連れて出かけるたびに、結構な頻度で「うるさい」と怒られるのです。(静かにすべきお店は避けても!) 次男はちょっと

「自己表現」が新しい必須科目に!..なるかも?

高校入試に「自己表現」が加わる?!広島県の公立高校の新しい入学者選抜制度に、全国で初めて「自己表現」が加わったのをご存知ですか? 広島県といえば、教育委員会の教育長がリクルート出身で起業を経験された平川理恵さんになられてから画期的な改革をどんどんされています。 その大注目の広島県で先日、教育委員長自らがYoutube配信で、新しい入学者選抜制度を説明されました。 この中の大きなポイントのひとつが、受験生全員に「自己表現」を実施すること。 この「自己表現」、これまでは先生が

全ての企業人に!パラレルキャリア的起業のススメ

起業には人生全てをかけるべき?「起業」やその「アクセラレーション」というと、キラキラしたイメージを持つ人もいるかもですが、実際は寝る間も削りながら24時間を尽くし、いつ倒れるか・・というのが多くの起業家の実態です(経験者) ですが、その反省から、もっと違う形の、軽やかで健やかな起業があってもいいはず!という想いでやっているのが「パラレルキャリア(副業・複業)」としての事業立ち上げプログラムです。 このプログラムの参加者のほとんどが会社員で、何をするかも決まっていない段階か

努力は夢中には勝てない〜Play first〜

「努力は夢中には勝てない」 趣味でも、仕事でも本当にそう、納得しかない言葉です。これは『論語』の言葉「知之者不如好之者、好之者不如楽之者」を訳したものだそうです。 「好きこそものの上手なれ」でしょうか。 私は、マインクラフトやレゴは、ご飯や寝るのも後回しで夢中でやっている11歳と6歳に全く勝てません! 歴史でいうと、出世のために南極大陸を目指した軍人のスコットと、根っからの冒険家のアムンセンのお話もそうですよね。(悲しい結果となるスコットは、得意な人の力借りたらよかったじ

Women in Tourism 観光業界における女性 〜国際女性デーによせて

会社づとめを卒業して起業後、立ち上げてすぐパンデミックで停止してしまった観光事業ですが、国際女性デーを記念して、観光のグローバルネットワーク「Digital Tourism Think Tank」さんの特設サイト「Women in Tourism」にメッセージを掲載いただきました‼ https://womenintourism.webflow.io/women/miho-akasaka 観光事業はなぜかわからないのですが私がすごく惹かれるもののひとつで、今後もインバウンドで

呪いを祓え!〜大人が学ぶその前に

誰もがキャリアの下山と再登山を考えることから逃れられない今。人生のキャリアの遭難を避けるためには、大人の学びなおしが効果的です。そして、大人の学びなおしのスタートは、何をまなぶかを「決める」こと(前回記事)です。 学びにかけられた呪いそして何を学ぶか考える際、私たちにかけられている「呪い」をまず祓いましょう!ちょっぴり過去の教育をうけた世代(含む私)がかかっている「呪い」。 それは、「学び」=「資格試験」という呪いです。 特に受験やテストで評価されることが当たり前だった私

キャリアの遭難を避けるには!?

なぜ必要?大人になってからの学び 「学び直し」「リカレント教育」「リスキリング」など、大人になってからも学び続けることが大切だよ!と言われるようになったここ最近。 なぜ大人になってからの学びが必要なのでしょうか? 改めて書かなくても多くの人がお気づきのように、人生の働く期間が長くなって、ひとつの会社やひとつの仕事だけを続けることで逃げ切れなくなったからです。(ピンと来ない方は、ベストセラー書「LIFE SHIFT ――100年時代の人生戦略(著)リンダ グラットン, アン

ランチタイムの可能性

今年、ちょっとコロナのこともあり滞っているけど、「ひと月に1回は社外の人とランチしする」というWISHLISTに入れた項目がある。たまたま、狭い京都、オフィス街の勤務なので、知り合う人は「近いですね~」「またオフィス遊びに行かせてください!」という社交辞令の挨拶も多い。でもそれっきり。今の時代、リモートワークが進む中だし余計にオンラインランチも可能かもとかもあって(それだと今でも月1くらいはやっているかも)。結局外での対面のランチができていない。 貴重なランチタイム 子育て

新しい時代のお金の「使い方」

あけましておめでとうございます!お正月早々、メルカリで子供のスキーウェアを探しました。というのも急遽、雪国に遊びに行くことになったからです。すぐにサイズアウトして使えなくなる子供服をメルカリで買いたいのは、安いからという理由よりむしろリユーズ=エコだからです。子供服だけでなく、自分の服もほとんど購入しなくなり、買い物に関する意識はここ数年で大きく変わりました。 お金と言えば普通気になるのが「稼ぎ方」ですが(以前書いた、新しいお金の稼ぎ方はこちら⏩ 新しい資本主義?大きく変わ

傷つかない程度になぐり合うのが多様性

私の初めての起業の大失敗はずばり、自分1人がぐいぐい引っ張って事業を立ち上げたことです。これが本当にしんどかったし、成果もほんとでなかった! 起業すると自分の時間をコントロールでき、子供との時間も増やせるはずだったのに、会社員のときよりも長時間労働で、深夜も休日も駆り立てられるように働くし・・更に、自分だけが長時間働いて責任を負っているんだというピリピリ感が、周囲のメンバーにも伝わり、今思うと最悪でした。 この反省から、非営利活動の「子連れMBA」では、6年前からメンバー