ジル(フィンガーシンバル)を叩いて踊って思ったこと
昨日はジルを叩いて踊るレッスンで
今日はジル(楽器として演奏する)のレッスン
でした!
今ジルでやりたい事が、
叩いて踊りたい方向と、音楽的な方向に伸びてるので、レッスンでも両方できるとほっとします。
「ジルをダンスの小道具としても、楽器としても使う!」
とか言ったら、
誰も読んでなくてもこうやって書くだけで、
ミュージシャンからもダンサーからも、白い目で見られないかしら…?
と以前はドキドキしていたけれど、最近私、前より少し図々しくなってきました。
誕生日をむかえて残りの人生が短くなってきた事を自覚したので、ドキドキは大事な時にとっておこうと思います。
ジルをどう使うかは認識の問題で、好きなように設定すればいいじゃないか!って思います。
楽器と思いたければ楽器として扱い練習すればいいし、
小道具と思いたければ小道具としてダンスに華を添えればいいし、
好きなようにしたらいいなって思います。
どっちにフォーカスするかは選べるけれど、
それでも、、
ジルには「小道具と楽器」という2つの役割が、最初から備わってるように思うんです。
「ダンサーが下手に音楽に首突っ込まなくていい…。」という趣旨の言葉をいただく事があるんですけど、
ジルって音が出る以上、もう、勝手に突っ込んじゃってるというか…。困ったものです。
「楽器って言ってもジルなんて、チッチキチッチキやってるだけでしょ?他の打楽器のような豊かな音が出ないですよね?」
とか言われることもあるんですけど、
私からすれば、
え??
そこが面白いんじゃないですか??
って思ってます。
制限の中で表現するっていうか。
例えば、
絵に例えたら、
「水墨画って、色が無いからダメですよね。面白くないです。水彩画とか油彩画とかの方がいいですよね。」
って思う人も勿論いていいけれど…。
色が無いのに色を感じる、
花や植物の柔らかさも溢れる生命力も、
鮮やかな世界を墨の世界に封じ込める。
そして展開する。
そういう面白さがジルにもあるなと感じました。
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