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息切れ全力疾走から切り替える時期

「考えなくていいよ」と許される時間は、心の波がおだやかになって、目の前がぼんやりやわらぐ。

久しぶりに座禅へ行ってきた。35分間、壁と向かい合い何も考えずにじっとする。夏に行った時は眠たくてしょうがなかったのだけれど、今日は楽に心をからっぽにさせられて、あっという間だった。

「平行して何個も仕事を持つのは効率が悪い」と、今読んでいる本に書いてあった。安定して仕事をこなすには、余裕を持つことが大事なのだという。

最近は、もらっている記事の内容がどれもすごく面白そうなので、ついつい無理をして仕事を受けがちだ。スケジュールもちゃんと考えて受けていたはずなのだが、記事修正のスケジュールを考慮漏れしていて、結構切羽詰まってきてしまっている。余裕が無いと頭の中では焦ってばっかりだし、考えることが脳内に散らかっていて結局なにもアウトプットが出せないまま。

今日も抱えている仕事を夜の自分に託して、永平寺で知り合ったお坊さんのお寺へと座禅に出かけて行った。

釈迦の弟子たちの像が500体近く並ぶ像に見守られ、静かに坐る。テレビも、ベッドも、パソコンも、スマホさえない部屋の中で、ただただじっとして、頭も心もからっぽにしていく。

時々、いろんな考えが浮かんでは消え、浮かんでは消えとしていくうちに、鐘が1つ響いた。終了のサインだ。

何もない場所で、「考えない」ことを積極的に認められた(決して、“考えてはいけない“わけではないから嬉しい)空気の中で過ごすことで、なんだか心に余白が出来たような、1つ席が空いたような気分になる。

ふう、と一呼吸すると、体の中に蓄積されてた不要な焦りが、吐く息と一緒に外に出て行ったような気がした。


1月はどうしても走りすぎてしまうから、そろそろペースを整えよう。そういえば去年もそんなことを言っていた。去年は3月まで頑張ったけど、1月早々で息切れ中です。


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