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生き抜くための雑記帳

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自己肯定感や生きづらさ、メンタルヘルス、思考のとらえ方などについて、生き抜くための問いや考え方を書いたり、学びになるnoteをまとめたりしたマガジンです。
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2020年9月の記事一覧

「自分には価値がない」と見放すことの弊害

「自分は価値がない」と思ってしまう、その“価値”とはいったい何なのだろうか。 仕事で結果が残せない。周りの会話についていけない。誰からも必要とされていない。だから、自分には価値がない――。価値がない自分に向き合うのが怖くて、必死に上を目指し、誰かの役に立つことで、やっと自分の居場所が見つけられる。そんな、自分には価値がないことを必死で隠そうとしていた私を、そっと撫でてくれる言葉があった。  「自分の価値を忘れてる人はおっても、価値がない人はおらへんのやで」 水野敬也さん

自己肯定感を下げることで怠けていたあの頃

大学時代、私の手帳には月に数個、真っ赤な「寿」のマークがちりばめられた。 友達に約束をドタキャンされるたびに、黒い横線を引いて取り消すのが悲しくて、でも少しでも前向きにと、「寿」を書くようになったのだ。 「突然バイトに入らなきゃいけなくなった」 「急に行くのが難しくなった」 私の予定は暇つぶしのようなもので、どんな出来事よりも優先度が低い。「寿」を書いてはため息をつきながら、それでも「また今度ね!」と笑顔で返事をしていた。 そんな出来事を笑い話にしたら、笑い話どころ