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舐められない私になる。

私の性格を一言で良く言えば、優しい。
でも、悪く言えば自分の意見が弱い、人に使われる。

では、生まれつきそんな性格だったのか?

そんなことは全くない。
むしろ、小さい頃は自分の意見がしっかりしていて
周りが右と言っても自分が左なら左にいくことができていた。

それが変わったのが「中学時代」
多感な時期、みんな一度は経験あるかもしれない、友達とのトラブル

きっかけは些細なことだった。
でも、その些細なことで私の世界は一変した。

昨日まで仲良くしてくれた友達からの無視。
周りからの冷ややかな視線

そのことが私の今後の人生を大きく左右していった

人より目立ったり自分の意見が周りと違うと
人から嫌われると悟って、それがトラウマになった

それからは、目立たないように嫌われないように
「人に合わせる」ことを最優先にして生きてきた

これで、もう大丈夫。

そんな人生は甘くない。

人に合わせれば合わせるほど
自分の意見はなくなり

私が発する言葉といえば
「そーだよね」「わかるー」同調言葉ばかり

嫌われるのが怖くて、NOと言えなくなり
気づけば人の嫌がる仕事などを押し付けられた。

でも、それでもこんな自分が役に立てるならって
そんな生き方もいいかなと思っていた時代もあった

だけど…、自分が母になり
自分の子供が自分のようになったら嫌だなと思うようになった

そして、常に必死に頑張ることばかりなのに
どんどん人に舐められ使われて

「頑張れば見ていてくれる人」がいるって信じてやってきたけど
頑張りすぎて、体調を崩した。

全身に蕁麻疹が出て引かなくなり、何日もかゆみに苦しめられ
首元にも蕁麻疹ができて呼吸が苦しくなったり
自律神経も乱した。
沢山吐いて、熱も出てもうだめかと思った

原因もわからず、最終的には
「ストレスと疲労」と言われた

ずっと誰かの為に、誰かに合わせて生きてきた
いつか報われると信じて。

それなのに頑張ってきた結果が
こんなに苦しいなんて、、、

今年39になった私、
とっくに人生折り返してた

このまま誰かの為に生きて
使われたまま死んでいくなんて嫌だ

私は私を舐めてくる人たちを見返したいし
このまま終わりたくない

私だってできるんだ、見てろよ!って
急に思えてきた。

だってもう、人生折り返し
やりたいことやらなきゃ死んじゃうもん。

そう腹を決めて
舐められ人生の卒業を決めた話。

これから、本当の自分を考えながら

舐められないために、見た目を変えたり
考え方を変えて

最終的には「舐められない私」に作者が変わっていく様子を
描いていく予定です。

そんなうまくいくのか
人生そんな甘くはないのか!?
楽しみにしていただければと思います!


このお話を書くうえで、なぜ「舐められてしまうのか?」
舐められやすい人の特徴を調べたら
全て当てはまっていた私。

こんなな私がどう変わっていくかを
楽しみにプロローグを読んでいただければと思います。

宜しくお願いします。

舐められない私になる。(プロローグ編)


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#創作大賞2024 #コミックエッセイ部門

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