少しだけ長く電車に乗って少しだけ特別な場所へ│謎解きしながら 『横浜中華街』食べ歩き
リアル脱出ゲームが好きだ。大学生の頃にSCRAPのリアル脱出ゲームでバイトをしている同級生に誘われてから、かれこれ10年ほど今でも定期的にイベントに参加している。そんな私の耳に 横浜で「謎解き街歩き」が開催されているという情報が飛び込んできた。これは行くしかない。
だから今日は、いつもより少しだけ長く電車に乗って、少しだけ特別な場所へ。
今回の謎解き街歩きのスタートは、言わずと知れた日本有数の中華街の一つ横浜中華街。
今までにも何度か足を運んだことはあるのだけれど、なんとなく目についた小籠包を食べたり、肉まんを食べたりしているうちにお腹いっぱいになって帰るという感じの過ごし方をしてしまっていた。
なので今回は、すこしだけ下準備を。ネットで「横浜中華街 食べ歩き」を検索。トップに表示されたJALの観光案内を道しるべに、中華街の食べ歩きをやってみた。
中華街で食べ歩き
謎解きの前に腹ごしらえ。謎解きグッズを手に入れたら、ガイドに載ってた気になるお店に。
横濱炸鶏排 『炸鶏排』
ほんのり八角の香りがして、あっさりした巨大フライドチキンという感じ。大きいけれど薄く延ばしてあるので食べやすかった。それなりにボリューミーなので、誰かと分けられるならシェアした方が後々の食べ歩きのために良いかも。
開華楼 横浜大世界店 『大籠包』
食べたのは「フカヒレスープ大籠包」と「フカヒレスープ」（合計1000円くらい）。肉汁をストローで吸うということで、やけどするんじゃないかと思ったけれど適温だった。寒い季節には嬉しいメニュー。どちらもフカヒレスープで同じ味なのでは？と思いきや、大籠包の肉汁のうま味で「フカヒレスープ大籠包」のフカヒレスープは味が違っていた。
西遊記 『チャーシューメロンパン』
個人的に今回一番美味しかったのがこれ「チャーシューメロンパン3個入り」（650円）。刻んだチャーシューのあんが、メロンパンの中に入っている。塩気と甘みのハーモニーが素晴らしかった。薄皮つぶあんぱんくらいのサイズなのでペロッと食べられた。
ガイドには載ってたなかったけど、大行列に誘われて肉まんもパクリ。美味しいんだけども、美味しいんだけども、中華街の肉まんって大きすぎて中の肉にたどり着く前に、周りの”まん”でお腹いっぱいになっちゃうんだよな～と思った。
とはいえ、事前に調べたサイトに載っていたものはどれも絶品で、横浜中華街のこれまでの印象は大きく変わった。晩ご飯も中華街で食べて帰ろうと思うくらいには、印象が良くなっていた。
横浜 謎解き街歩き
大学時代に友人がSCRAPでバイトをしていて、そこからちょくちょくイベントに参加しているリアル脱出ゲーム。街歩きは制限時間なしで納得できるまで謎解きを楽しめるのでよく行っており、今回「横浜 謎解き街歩き」に参加してみた。
これは写真をアップしてOKとのことだったので、謎解き途中に現れたコイツもご紹介。
謎解き街歩きはいつも4～5時間くらいはかかるというのは分かってつもりだけれど、今回もとってもと〜っても横浜の街を散策させられて充実した一日を過ごすことができた。
謎解き街歩きはいくつか参加しているけれど、今回のは特に街の魅力もスマートに紹介してあっていつも以上に満足することができた。ネタバレになるようなことは言えないけれど、謎解き街歩きは明るい時間にやった方が良いよねということだけは今回の教訓になった。
晩ご飯＠西遊記
謎解き街歩きで減ったお腹を満たすために、昼にチャーシューメロンパンを食べた『西遊記』へ。昼は混雑していて入れなかったイートインスペースで晩ご飯。チャーシューメロンパン購入時に目星をつけていたものを注文。どれも予想通り美味しかった。花茶も飲茶も種類が豊富だったので、食べ歩きをせずに西遊記でまったり楽しむのもよさそうなお店だった。
最後に
SCRAPの街歩きに参加すると、毎回「またこの街に来よう」と思う。中華街街歩きでも、やはりまた中華街に来たいと思う仕掛けがいっぱいあった。
これまで単に中華料理屋が集まった街というイメージから、中華街という雰囲気に全身でひたる場所というイメージに変わった。
美味しいもがいっぱいあるから、食べ物ばかりに気をとられがちだけど、少し視線を上げるだけで、そこにある暮らしが見えてくる。
ビルにも、公園にも、お寺にも、日本とは少し違った模様のあしらいがあったり。見たことのない漢字の看板があったり。馴染みがないけど、この場所にはなじんでいる音が聞こえたり。香辛料の香りが道路にまで立ち込めていたり。そんな雰囲気にひたれる場所。
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