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【補足】国家試験の保育士資格試験を受けて保育士になった先のこと〜先輩方に伝えたい事

前の記事を書いてから、Facebook、Twitterでのシェアなどでも多くの反応を頂きました。

https://note.com/miho517/n/nef9f80d2e134


これを既に読んで下ってまたここに来て下さった方、ありがとうございます!私は少し、悲しい気持ちで今、補足を書こうとしています。そしてとても偉そうな記事になると思います!笑


これをFacebookの保育士グループへシェアした時の事です。いくつか励ましのお言葉を頂きましたが、やはりそこでも、私が今の保育園で感じたような圧力や嫌味がありました。私はとてもげんなりとして、その投稿を削除しました。

あぁ…伝えたいことが伝わらない性格の方は何を話しても伝わらないんだな。

マウントを取りたがる人、敢えてそこに発言しなくてもいいような否定的な呟きを残す方。

何となく、その先輩保育士さん達の中に、こころの豊かさや温かさを見出せませんでした。

私はそのような人達にこそ、伝えたかった。


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私は3度の受験をしましたが、色んな方が受験されていました。当時私は45、6歳頃でしたので、最高齢ではないかな、と周りを見渡すと、そうでもありませんでした。むしろ子育てを終えて挑戦しているような同世代の方や白髪のご老人までいらっしゃいました。

保育士不足、児童虐待のニュースが度々報じられる中、保育士を目指し挑戦しようと思う人も多いと思います。現代は、核家族化が進み、里帰り出産が減ったり、女性も仕事を続けたり、保育園などの子育て支援は社会の動きとして必須です。血のつながり云々ではなく、少子化の進んだ日本の未来を支えるべく子ども達を社会全体で育てる観点が必要になって来ていると思います。

近所のおばちゃんに怒られた、とか、公園でいつものおじいちゃんと話したとか遊んだとか・・・ひと昔前では当たり前にあったそのような光景も私の子育て時代にももう既に影を潜め、知らない人には話しかけないようにという寒々しささえ感じる時代です。


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多くの保育園では、新卒の若い保育士が多く、そこから10年、20年と続けて来られた方々が今では影響力のあるポジションにおられると思います。私の学生時代の友達もまた、今、私立幼稚園の園長をしています。その中で時代の流れや社会のニーズによって、保育の仕方を変えて来られたり、時代のニーズに敏感な方に、私は尊敬の念を感じます。

それは他業種でも同じです。仕事の中身はどんどんリニューアルし、発展していかなくてはならない。資格を取って終わり、就職したら終わりではなく、そこからがまさにスタートで、新しい学びを始め、人として器を大きくして行く。その事の方が重要です。

試験に受かって、保育士になり、保育歴は少なくとも、他業種の仕事をして来られた方には、また別の方面からのものの見方、考え方もあり、私はそうした多角的なものの見方の人が保育業界に入って来るのも、とても良い傾向だと思います。私に於いても、色々な職種に就いて来ました。ある会社では、人材育成で新卒の新入社員のメンターもしておりました。チームリーダーでもありました。その会社はベンチャーから上場企業へと大きくなる初期に入社しておりましたが、その流れを一部始終見ておりました。新卒の時は、誰もが知っている大企業におりました。その間には10年以上の年月がありましたが、大企業で見ていた景色が、どんどんそのベンチャー企業へ導入されるのを興味深く見ていました。

様々な職業現場を経て福祉の世界に入ると、実に労働環境が整っていなくて、新しい人の受け入れや指導も未熟だと感じます。また、閉鎖的な感じもあり、保育経験年数でしか、その人を測る物差しがないのか?と思うことも多々あります。そのような感覚の保育士さんが多いのが現時点での感覚です。

あくまでも私が勤めた1カ所目の保育園での話なので、色々な環境があろうかと思いますが、Twitterで色々な保育士さん達と話す中から感じること、ホイクトークと言うアプリでの職場でのお悩み事相談の内容や、保育雑誌から受ける印象、そして最初に申し上げたFacebookでの威圧的なコメントを見て、何となく全体的にそのような風潮なのかな、と想像して、悲しい気持ちになった次第です。


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本来、保育士は温かい職業。優しさと笑顔で溢れる場所でありますように。

また子どもへの眼差しと共に、仕事との両立で大変な思いをしている保護者達への眼差しも、伴走者として協力体制で、未来を担う子ども達を育てて行けるような保育園であればな、と切に願います。

本当は、そのようなゆとりを保育士が得るには、仕事のやり方も改善して行く必要があり(そのような動きも多くみられますが)、また、新しく保育士になる事を目指す新参者も経験年数で測るのではなく、仲間の一人として、対話して行きたいのです。意外とヒントがあると思います。

保育園が狭い世界ではなく、広い視野を持って、未来に続く人材を作る基盤としての子育て支援の場となると良いなと思います。


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我ながらすごーーーく偉そうに書いています笑

これからも保育の現場で、この未熟な私にどのような働き方が出来るか、今度は別の保育園で試そうとしている保育士2年のみほさんでした。



長ーーーーーいお話にお付き合い頂きありがとうございます。

少し心が疲れていますので、ご批判はご遠慮下さい!笑



読んで下さってありがとうございます! 励みになります。