surfactant:なんとかタントって聞いたことある気がしない?
知らない単語、でも馴染みある音が含まれている。
辞書を開く前に、どんな意味なのか考えてみませんか?
今回は中学校理科(化学/家庭科)から:
surfactant
理科が好きだけど、英語はちょっと…。
そんな人は、理科のトピックでちょこっと英語に触れてみましょう。
なんとかタントの「タント」とは?
まずは、surfactantです。
母音のかたまりで読んでみてください。
sur - fac - tant
サー ファク タント
どんな意味でしょう。
知らない単語に出会ったら、知っている単語で似ている形の単語がないか考えてみてください。
まず、-ant (アント) あるいは -tant (タント)という終りの部分。
馴染みのある響きじゃないですか?
assistant -> assist + ant
resistant -> resist + ant
consultant -> consult + ant
すべて、動詞 + -ant
それぞれの単語の意味から、-ant の意味を考えてみましょう。
assistant お手伝いする人
resistant 抵抗する人
consultant 助言する人
➡ -ant (~する)人/もの
書く単語の共通部分を抜き出すと、「~する人/もの」だと考えられます。
サーファクの部分が示す動詞は?
surfactant は、「○○する人/もの」という意味だと解りました。
次は、前半の surfac を観察してみましょう。
一文字違いで、こんな単語があります。
surface 表面化する
名詞で「表面」という使い方もあります。
似てますよね?
つまり、surfac は「表面に何かする」だと考えられます。
理科/科学のコンテンツだという点を踏まえ、「表面に何かする」「人/もの」という二つのヒントから、surfactant の意味を想像できますか?
表面に作用するもの = 界面活性剤
似ている単語からヒントを貰おう
知らない単語には無数に出会うと思います。
辞書や翻訳ソフトで調べる前に、自分が知っている英単語と比較しながら意味を推測してみてください。
日本語訳と結びつける必要はありません。
どんなことなのか「説明」できれば良いんです。界面活性剤とは、砕けた言い方をすれば「表面に何か作用するもの」なんですから。
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