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20191118週の記録

先週の記録、日曜日分がすっぽりと抜けていたのでこちらで。

1117(日)
今日から恋人と石垣島へ行く。

恋人は今年春からアメリカへの長期出張続きで取れていなかった有休を、私は夏ごろ取っていいはずだったリフレッシュ休暇をそれぞれとり、明日から5日間平日の間仕事を休んだ。

早朝に起き、始発電車に乗り、3時間ほど飛行機に乗り石垣島へ。
私は沖縄は初めてだったが、恋人は4,5回ほど石垣島へ行ったことがあって、沖縄本島ではなく石垣島の方で十分堪能できるというのでそうした。

しかし天気はなんともいまいちで、数日前から天気をチェックしていたが晴れが雨になったり、曇りになったり、とにかくころころと変わり雲行きがあやしかった。

飛行機で石垣島に到着した時もさっきまで一雨降っていたようで道路はぬれていた。その後も降ったり止んだりを繰り返していた。

石垣島に行くと恋人が必ず最初に食べるのだと言うA&Wというアメリカンチックなハンバーガー屋で昼食を食べた。
そこで飲めるコークビアというコーラのような飲み物がまた絶妙な味なのだ。わたしはそもそもコーラが飲めないので、バイヤリースオレンジのような味のするオレンジジュースを飲んだ。
くるくるしたポテトがとてもおいしかった。ハンバーガーはアメリカンな大雑把なおいしさがあった。

そこから初日は竹富島へ。港から船で行く。
竹富島へ到着してからは、泊まる予定の宿の人に車で迎えに来てもらい、自転車を借り海へ。

よく写真で見る沖縄の家の周りに石が積み上げられた囲いがある風景は竹富島だけなのだとはじめて知った。
道もサンゴの砂が混ざり白く、南国らしい鮮やかな花が咲いていてきれいでたくさん写真を撮った。

行く道すがら馬が飼われていて、牛舎もあり黒い牛がたくさんいて眺めた。

海へ着くと、天気は相変わらずいまいちだが海は透き通っていて砂浜も白くこれが沖縄なのだなと感動した。
いくつか浜があり、星の砂がある浜にも行った。ツアーか何かで来たたくさんの人がいてみな手に砂を取り、ほぉ~これかぁ〜と眺めていた。水際にヤドカリを見つけ、ヤドカリの動向をずっと見守ったりした。

そこから移動し行った浜には猫がそこかしこにいて「猫がたくさんいるね!!!」とはしゃいでいたら思っていた以上にあちらこちらにたくさんいて、ここにもあそこにも!という状態だった。
座ってじっとしていると近寄ってきてくれるのだ。エサをくれると思うのだろうか。ごめんだが、エサらしきものは何も持ち合わせていなかったのでほどほどに触れ合った。

恋人の足にも猫がすり寄り、写真を撮ってみているとジーパンで爪とぎをし始めたのでおかしくて笑った。

最後に夕日が綺麗に見えるスポットへ行った。海に向かって一本細長く橋のように道が伸びていて、日の入りの時間の前には観光客らが数人集まっていた。
夕日が見たくて日の入りまで何とか粘ったが、ほのかに雲の向こうに夕日がいる気がする、くらいの感じで、残念ながら顔を出してはくれずずっとくもり空だった。

一旦宿に戻り、夕飯を食べに出掛けた。
外は暗くなっていてびっくりするほどに灯りがなく、牛と虫の声が響いていた。これは一人だったら恐怖で前に進めないのでは…?というくらい暗い。
自転車のライトに寄ってきた虫がバチバチと当たり、思わず叫んだ。

やっと食堂のようなところにたどり着き、ゴーヤチャンプルーやラフテーやソーキそばなど沖縄らしい食事を食べた。
みなおいしく、ひとしきり食べ満足し食堂を出たが、あたりは来た時よりももっと暗くなってひっそりとしていて、この時間に自転車で移動し食事に出るものは誰一人いないのではないかと思うくらいすれ違う人はいなかった。

恋人も竹富島へ来ても泊まったことは無かったようで、あまり知らなかったらしい。私は恋人に任せて下調べをしなさ過ぎたのだ。

また来た道を虫と牛の声に怯えながらこわいこわいと言いながら戻った。牛はうしろを追いかけてきているのではないかと思うくらい絶えず鳴いていた。

宿に戻ってからはずっと部屋にいてくつろいでいたが、恋人がふと外に出ると、ちょうど雲が切れ星がよく見えていた。

竹富島は夕日と星空も見ることができる島なのだ。
風が強く雲の流れが速いのでとぎれとぎれではあったが、東京では見ることのできないたくさんの星がまたたいていた。
見上げた限り空には数えきれない星があって、ずっと見上げていて首が痛くなるくらいだった。天気が悪くて少し残念だったが、星を見れたことはとてもラッキーで、とても綺麗だった。

宿の人が「最近ハブが出ることがあるので気を付けて下さいね」といいながら見回りしていてビビりつつ、しばらくの間貴重な星空を眺めて眠った。


1118(月)
朝、宿で朝食を食べ、昨日行った橋のある砂浜をもう一度訪れた。
人がちょうど誰もいなくて、やはり晴れてはいなかったが少し雲が切れていてかろうじて明るくなっていた。見渡すととても海は広くきれいだった。

そのあと宿に戻り荷物をまとめ、朝のうちに竹富島を後にして石垣島本島へ船で戻った。
今日から泊まるホテルへ先に荷物を預け、コンビニで昼に食べる用のスパムおにぎりを買った。
ファミマでスパムおにぎりが売っているのだ。東京にはないものな。

今日は車で島をまわる。手始めに川平湾へ。
時折雨が降り、川平湾を観光している間にも雨が降ったり止んだりしていた。それでもやはり海はきれいだ。エメラルドグリーンの色をしている。

昼に車の中で朝に買ったスパムおにぎりを食べた。これはうまい。あ~これは東京でも売ってくれないものだろうか。油みそというやつがおいしかった。

その後も車で島を移動し、玉取崎展望台へ行き、石垣島最北端の平久保崎へも行ったが、雨は止んだが風が強すぎて恐ろしいくらいだった。踏ん張っていないとよろけるくらいの風で、薄い上着を羽織っていたが寒かった。髪がこんがらがりバリバリになった。

あまりの風の強さにへろへろに疲れ、早々に宿に戻った。

少し休み、夜は焼肉へ。恋人が前から知っている店だ。石垣牛などがあり堪能した。
恋人はシメに冷麺を食べた。私は昔ファミレスで冷麺を食べ、ゴムっぽ過ぎて苦手だと思っていたが、少しもらって食べたらここの冷麺はおいしかった。

梅酒が好きで飲みたかったのだが、沖縄には泡盛で作られた梅酒しか見つけられなかった。残念ながら泡盛は強すぎて苦手で飲めず、カシオレなどを飲んだ。
恋人はオリオンビールをおいしそうに飲んでいたのでよかった。


1119(火)

ホテルの部屋にはベランダがあり、目の前には港が見えているので、晴れていればそれは景色が良いはずなのだが、曇天だ。

朝から島豆腐が食べられる店に行った。
背の高い草が生い茂った道を車で進んでいき、こんなところに店なんてあるのか…と思っていると急に店は現れる。

人はほどほどにいた。恋人が言うには、わざわざここに食べに来るのは観光客がほとんどなのだとか。
島の人は日常的に食べているのでわざわざ食べには来ないのだな。

たくさん島豆腐が入っているどんぶりとお茶碗に入ったごはんがでてきて、お味噌やお醤油で味をつけて食べる。朝の胃にやさしくおいしかった。

今日はこのあと琉球ガラスをつくる体験へ行く。
吹きガラス体験をするのだ。あと、ガラスのシーサーも作る。

水玉のような模様にするか、線のような模様にするかなどを選び、たくさんある色のガラスの粒から色を選んで版の上に並べていく。
恋人はわりと早くデザインを決められたのだが、私はウンウン唸ってなかなか決められず焦った。

先に終わった恋人から吹きガラス体験を始めていて、私もそそくさとデザインを仕上げ吹きガラスの様子を見に行った。

高温になっている釜からガラスのもと?を取り出し長細い金属の先に付ける。
真っ赤になるくらいまで熱で温めては吹いてふくらますという工程を繰り返し、だんだんとガラスはぷっくりとまあるく膨らんでいった。

手を添えられながら職人の方とともにガラスを小鉢の形にしていく。
これがなんともおもしろいのだ。

恋人のあとに続き私も吹きガラスの体験をした。恋人がやっているのを一通り見ていたが、思ったよりもタイミングや加減が難しい。

一通り終え、続いてシーサーを作った。
体と頭となる部分のガラスに、目と鼻と耳、それとシーサーの牙としっぽをつけ、ライトに当てて固めていく。
目と鼻の粒の色や、耳のかたちのガラスもたくさんありぐぬぬと集中し選ぶ。

体験する前は海でのアクティビティもできないしせめてもの思い出作りだ!くらいに思っていたのだが、恋人も私もガラス体験に思いのほかはまり、とても楽しんで小鉢とシーサーを作った。なんどでも作りたいくらい気に入った。

引渡しは後日になるので、小鉢の仕上がりも楽しみにしながらお店を後にした。

一旦ホテルの方へ戻り、昼食へ。
昨日食べた焼肉屋の、肉の切り落とし部分が安くランチで食べられる店がありそこへ。
昨日食べた焼肉と負けず劣らずおいしかった。ハンバーグもあり食べた。ジューシーだった。

そしてお土産が売っている商店街へ。
塩と紅イモタルトとちんすこうなどを買いあさり、荷物がとんでもない量になった。自分の分のちんすこうも忘れずに買った。

食器などが置いてある店もあり、スープマグがとてもかわいくてほしいね~と恋人と悩んだがいいお値段で諦めた。
白くて小さく猫のマークがあり可愛かったのだ。持ち帰るにもあまり食器ばかり持っているのは大変なので残念だが仕方ない。

石垣島に来てからなにもアクティビティができていなかったので、やっぱり一つくらい何かできないかと思い、できるものは無いか問い合わせてみるも、天候のせいで波も強く大抵のものは中止になっているらしかった。
やはりそうなのか。できないのは残念だがしかたがない。

恋人と相談し、考えたすえ帰る日を一日早めることにした。
飛行機もホテルも変更がきいたので、金曜に帰る予定を一日前倒し、木曜日の朝の飛行機に乗ることにした。帰ってゆっくりするのもまたいい。

夕飯は三線を弾いて唄ってくれる居酒屋へ。
入ったころはお客さんがぽつぽつといるくらいだったが、少し時間が経ってくると人がどっと増え、三線を弾いていくれる女性が登場し、唄ってくれたりした。

手拍子をしたり、立ち上がってみなで盛り上がったりした。
沖縄ならではだな。こういうのがあるというのは知っていたが、まさか自分まで立ち上がり三線の音に乗るとは。しかしおもしろかった。

まぐろやてんぷらなどを食べ料理もおいしく満足した。


1120(水)
ホテルの朝食を食べた。ホテルの朝食もチャンプルーやにんじんしりしりなど沖縄らしいものがたくさんありおいしくてまんぷくになった。

部屋に戻り、少し休み、昼には地元では有名な辺銀食堂というところに行った。
アジア料理店なのだが、お店もこだわっていて内装もとてもおしゃれなのだ。

恋人は麻婆豆腐を、私はジャージャー麺を食べた。辛さが効いている。量がしっかりとあり、朝ごはんを食べ過ぎていたこともあってうっぷうっぷしながら食べた。
店は開店前から混んでいてすぐに埋まっていた。
食べ終わり、近くにあるこの食堂のお土産店へ。
ここの石垣島ラー油というのが少し有名で、お土産を買った。

少し胃を休めるためカフェへ。
天気があまり良く無い日が続き、食べること以外にやることがなくなってきているのだ。

海のアクティビティは残念ながら中止でできず、他の体験も大抵のものは今からでは予約が埋まってしまっていた。みな天気が悪いせいか、室内でできる体験ものを早々に探していたのだろう。考えることはみなおなじである。

景色を堪能したいが雨が降って風も強いので、散歩だとかビーチでのんびり眺めるわけにもいかない。
なかなかうまくいかないものだ。せっかくの沖縄が、たくさん楽しんではいるが、少し惜しい。

それなので、マッサージへ行くことにした。タイ古式マッサージ店があり、恋人とともに訪れ、隅々まで揉みしだいてもらった。

足つぼもしてもらい痛くて叫びたいくらいだったがリラクゼーションのお店でとても静かで叫んでいい雰囲気ではなかったので耐えた。しかし施術後は全身とてもすっきりしてよかった。とても贅沢だ。

そのあと先日作った小鉢とシーサーを受け取りに吹きガラス体験をしたお店へ。
実は今日は店休日だったのだが、明日の朝帰ることになったため、明日の受け取りが間に合わなくなってしまったのだった。
問い合わせると夕方なら大丈夫ですとお返事を頂けたので取りに向かった。

作ったものは出来上がっていたが、急いでデザインを決めたせいで物足りない出来だった。しかし自分で作った小鉢とシーサーはなんだかいい。
恋人のものは色も形もとてもきれいにできていて、褒めると満足げに誇らしそうな顔をしていた。恋人もこの吹きガラス体験は相当たのしかったらしい。いい思い出になった。

お店の方にお礼を言い、店を後にした。

夕飯は、昨日の夕飯時に行った居酒屋の姉妹店へ。
本当は、別にマグロのおいしい店があるというので行ったのだが、予約を取っておらずお客さんがいっぱいで断念した。

昨日の居酒屋で歌ってくれた歌手の女性がこちらの店にも来て三線を弾いて唄ってくれた。同じ系列の店を掛け持ちしているのだな、すごいな。

こちらの店では店員さんが途中から太鼓で参加し、アクロバティックに太鼓を叩いていて見入った。昨日と同じ唄かと思いきや、違うものを歌ってくれおおいにもりあがった。

ほどほどに食べ、店を出て恋人の知るソーキソバのおいしいという店へ。店は知る人ぞ知ると言うような細い路地を入ったところにあり、人は少なかった。あまりたくさんの人が押しかけそうな店ではないが、壁には芸能人のサインがたくさん並んでいた。

そばはやさしい味でたしかにおいしかった。わーわーとした騒がしい店も良いが静かなところも落ち着いていい。満足してホテルへ戻った。


1121(木)

一日前倒しで東京へ帰る日だ。
コンビニでスパムおにぎりを買い食べ納めた。

レンタカーを返却して空港へ。
ロビーは修学旅行生で溢れていた。
私の通っていた高校の修学旅行の行き先は北海道と沖縄で、一年おきに交互に行っていたらしく、沖縄に行けることを期待していたが私の代は北海道だった。

北海道には昔は祖父母が住んでいたのでたまに行くことがあり、沖縄に行けなくて残念に思っていた記憶がある。

修学旅行生を横目に、ロビーでちんすこうをぼりぼりと食べた。

帰りの飛行機は眠くて眠くてよく眠っていた。
恋人は珍しく起きていてずっとゲームをしていた。

飛行機の翼にはCAさんがデザインしたらしいイリオモテヤマネコのイラストが描いてあり可愛かった。

羽田空港に戻ってきて、お腹が空いてマックを食べた。
戻ってきて最初に食べたいのがマックというのもへんな感じはするが、相変わらずおいしかった。


1122(金)
昨日石垣島から帰ってきて、疲れていたので今日は疲れを取るために岩盤浴へ。
平日な上、雨が降っていたのでガラガラなのでは?と期待していたが人はほどほどにいた。

岩盤浴にいつも以上に長く入ってしまって頭が痛くなった。無理は禁物だ。
外はしっかりと雨が降っていて、露天風呂にいくまでに寒くて凍えた。
家でも暖かい風呂には入れるが、やはり露天風呂は気持ちが良い。
全身の疲れが溶け出るような気持になる。

お昼は近くに店がありケンタッキーを食べた。
ケンタッキーの辛いやつがあり食べたがあまり辛過ぎることはなく難なく食べられた。


1123(土)
ジムへ。
雨だったのでバスで向かった。寒かったのでたくさん着込んで出かけた。
外は寒いがトレーニングをしていると汗が出る。よく動いた。

帰宅し昼は恋人がパスタを作っていてくれたので食べた。
その後はまだ半分片付いていなかった旅行の荷物を片付け、キングスマンの映画を観てのんびりした。

夜は最寄り駅の近くの寿司屋へ。
カウンター席しかない小さな寿司屋だが、いつも人が入っている。
偶然居合わせた先に来ていた家族が面白かった。

恋人はそのご家族が飲んでいた日本酒を何杯か頂いていて、予約しないと用意してもらえない茶碗蒸しがあったのだが、なんともありがたいことにそのご家族から一ついただいたりした。

ご夫婦とその息子夫婦の4人で来ていたのだが、父母のほうがお酒が強くずっと日本酒を飲んでおり帰る頃には気持ちよく酔っているようで楽しげでよかった。

寿司もそれはまぁおいしく、私は少し前までお刺身など生魚が食べられないものが多かったので、まぐろなどもあまり食べずに生きてきたのだが、はじめてこの寿司屋で大トロを食べ感動した。

みな口々に溶けた!というので、私にもわかるものかと思ったが本当に溶けた。これが大トロ。勉強になった。

そのあと寿司屋を後にし恋人と焼鳥屋へ入り少し飲み直した。
仕事の愚痴をしこたま吐きだした。


1124(日)
割愛いたします。


今週はこれまで。



先週、20191111週の記録はこちら。


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