20191202週の記録

1202(月)
朝のしたくが遅れ、乗る予定だった電車にこれはもう間に合わないぞとなり一本遅らせたが、その一本遅い電車も混みすぎていて乗れなかった。こんなに混んでいていいのか?と心配になる。

かたや反対方向へ行く電車は座る余裕があるほど空いているのだ。なんだこの格差は。

私の横に並んでいた男性が、電車に乗り込むときに私の鞄を引っ掛けたまま入っていってしまい、しかし私の身体は一ミリも電車に乗り切れておらず、押して入ろうにももう入れそうな隙間さえなかった。
しかし鞄は先に電車に乗り込んでいる。満員に人が乗り込んだ電車の入り口で鞄を返してもらうべく格闘するはめになりはずかしかった。

会社では眠くて眠くてとにかくひたすら眠たかった。
よろしくないレベルの眠気で、朝から帰りまでひたすら眠く、眠気止めの薬も持っていたがそれを飲むという判断も忘れるほどに眠かった。

朝から雨が降っていて、すぐに止んで落ち着くのかと思っていたがわりと長く降っていた。
気温はそんなに低くならないと言っていたが社内の給湯室だけが冷蔵庫かと思うくらい冷え切っていた。

仕事を終え帰宅し、夕飯はささみサラダと味噌汁。
味噌汁はじゃがいもと玉ねぎを入れた。

恋人は最近腰が痛くなってしまい、やっと仕事帰りに整体へ行った。
筋肉が凝り固まっていて痛くなっているのだそうで、がっつり揉んでもらい帰ってきたが、普段から予約受付をしていない整骨院らしく、大分時間がかかったので夕飯は先に食べていた。

そのうちに私も腰が痛くなり、お風呂で温め温湿布を貼って眠った。


1203(火)
朝、電車の到着とともにホームに到着し、ぎりぎりでなんとか電車に乗り込んだところで、私のあとに続いて一人の女性が足早に乗車してきて「お腹に赤ちゃんがいます!」と宣言をした。

次の駅で急行に乗りかえるために降りるのだが、その一駅の間女性は窓側を向きぶつくさと独り言をつぶやいていた。

少しいやな予感があり、妊婦さんらしいので、満員電車で避ける余裕もないが、押さないように気を付けなければと気に留めていた。

しかし次の駅で停車する際に電車が揺れ、人に押された勢いで私もよろめき、その女性の方に少し傾いてしまったのだ。
するとその妊婦の女性は降りる寸前に「赤ちゃんの心臓を押しつぶしたやつの顔を見てやる」と言うのだ。

電車を降り、私の横を通りすぎていく時に、その女性は私の顔を覗き込み「ひとごろし…」とつぶやいて去っていった。

朝からブルーな気分になる。

妊婦さんからしたら切実に、危害を加えられたと感じたならばそれぐらいの気持ちにもなるのかもしれないし、本人の感じ方まで否定はできないけれど、お腹の子に危険が及ぶほど押しつぶして圧をかけたつもりはなかった。

ショッキングな言葉をかけられ驚いてしまったのと同時に怖くなってしまった。

少し変わった感じの人だったので、気に留める必要はないのかもしれないが、通勤ラッシュ時に明らかに混んでいる車両に乗ってきて無茶苦茶だ…もう少し自分の状況もかんがみてほしいと思うところもある。

仕事で外出していたので昼に景気付けにミスドに行った。
ひさびさにドーナツを食べ満足した。

夕飯は野菜炒めを作った。
恋人は昨日に続いて予約受付をしていない整骨院に行ってから帰ってきた。

今日の朝の電車でのことは話さなくてもいいかな、と思っていたが結局話した。話しだすと沈んでいた気持ちがぶり返してきてしまい落ち込んだ。

週末にジムをサボってしまったので本当は今日行きたかったのだが、予約がいっぱいで叶わなかった。家でも身体を動かす機会を作らなければ。

日付が変わる前に布団に入りたいのだがなかなか最近できず、寝不足が続いている。せめてもう30分でもはやく眠りたいがうまくいかないな。


1204(水)
朝は少し寝坊してしまい恋人とともにバタバタと準備をした。

少し前から朝食にプロテインを毎朝飲んでいる。
プロテインの粉末とバナナと低脂肪牛乳をミキサーにかけ、夜のうちにボトルに用意しておいて朝飲む。

夏は冷蔵庫に入れておいてそのまま飲んでも大丈夫なのだが、冬は冷えすぎていて飲むのが辛くなり身体も冷えてしまうので、前日寝る前に保冷バッグに移し、大きめな保冷剤を一個入れ置いておく方式をとっていた。

しかし昨日の夜は冷蔵庫から出すのを忘れてしまっていて、今朝はキンキンに冷えているプロテインを少しずつ飲んだ。

今日は恋人は、こちらに出張で来ている父親に夜会うのだそうだ。
今年は出張が続いていたせいでお盆にも帰省できていなかったので、親子水入らず、よい夜を!と見送った。

仕事はいつもどおりで、退社し買い物をして帰宅し、ポテトサラダをつくるべくじゃがいもを茹でていると、恋人から連絡が来た。
家の近くで飲んでいるし、もしかするかもなと予感はしていたが、呼び出しがかかった。

とりあえずじゃがいもがゆであがるまで待ち、そそくさと準備して恋人と恋人の父親の待つ店へ。

2人はワインを飲んでいて楽しげに迎え入れてくれた。お元気そうで、にこにこ笑って話をしてくれるのでとてもいい夜だった。

ひとしきりいろいろな話をして、食べ、解散した。

恋人は学生の頃、父親と全く言葉を交わさない期間がしばらくあったのだと前に話をしていた。
今ではにこやかに話していて、そんな時間があったとは感じられないが、家族が仲良くしていることはいいことだ。

別れ際、恋人が「寒くなってきたから体調に気を付けて」と父親に言うと、恋人の父親はとてもうれしそうにしていたのだ。あぁ、よろこばしいな、愛おしいなと思った。

「今度からこっちに出てきてご飯を食べるときは、最初からあなたも一緒に来るんだよ」と言われ、うれしかった。

帰宅するとすっかり週末の夜のような気分になっていた。そうかまだ水曜日なのか、現実に戻りかなしい。

店内の客席が少し寒く、冷えたのか頭痛がしていて、風呂に入り、レンジでチンして温めて肩に乗せて使うあずきのパットを肩にかけて眠った。


1205(木)
乾燥しているのか、最近とても顔がかゆくなる。保湿が足りないのだろうか。

先日友人に会った時に、石垣島の土産でご当地もののフェイスパックを渡すととても喜んでくれた。
友人は子育ても仕事もしていてせわしないだろうに、毎日パックをやっているんだそうだ。そのおかげかたしかに肌がとてもきれいなのだ。

かたや暇を持て余している割に私は保湿など最低限レベルだ。パックをすることなどほとんどないので、もうちょっとちゃんとしなければと反省した。

以前どなたかからパックをもらった時に、パックあまりしないのでこれを機にやりますね!と言うと(結局やらなかったのだけれど)、「普段やらないんだ!?!?」ととても驚いた反応をされたことがある。
世の女性の何割が頻繁にパックをしているのだろうか。そんなに少数派なのか。

反省したついでに、とりあえずお風呂あがりにパックをしてみることにした。恋人にはスケキヨみたいだねと笑われたが、顔がぷるぷるになった。
これは毎日やればきっと効果があるのだろうなとわかる。明日やるかどうかはわからないが…。

夕飯に昨日作りかけていて完成させられなかったポテトサラダをつくり、鶏だんごを甘酢たれで煮た。明日のお弁当にも詰めた。

恋人は飲み会があったが21時過ぎには帰ってきて、今日の飲み会がひどいものだったと愚痴をこぼしていた。
風呂に入り、こりで痛くなった肩と腰に湿布を貼り眠った。


1206(金)
今日は寒いようだ。着込んで出社した。

職場の空調が難しく、寒い日に暖房の温度を少し上げると部屋はとてもあたたまりいいのだが眠くなる。
だが温度を下げるととたんに寒くなり手足の先が冷える。落差がすごいのだ。

風が一番来るところと窓際で寒いところなどもあり、一番に出社した私が空調のスイッチを入れるのでなかなか悩ましい。
他の人は頑なに気軽に温度を変えたりしないのだ。もっとこう、自由にやったらいいのに。
以前お手洗いに立っている間に、寒かったのか同僚が空調をいじり、温度を急に3度も上げていてびっくりしたことはあった。

仕事はどうということなく終わり、帰り道に駅の中にある上等なパン屋に寄った。

いいパンが置いてある店で、昔から好きな、くるっと巻いてあり甘くてバターとミルクっぽい味がするパン(名前が分からない)と、恋人が好きそうなチーズとジェノベーゼソースのかかったパンと、買いたくてうずうずしていたシュトーレンを買った。

シュトーレン。ずっと気になっていたのだ。実家などではそういうものを食べる文化がなかった。

大学生の頃、デパ地下の生鮮食品売り場でレジ打ちのバイトをしていて、そこでお昼にシフトが被った人は学生もおばちゃんたちも一緒に休憩を取りお昼を食べていた。
今頃の時期にマネージャーの女性がみんなで分けて食べて!とシュトーレンを買い持ってきてくれたのだ。

でもそのマネージャーからは私はあまり好かれておらず、私のほうはビビり倒していたのでみんなでわーわーと分けてもらっていたシュトーレンも、端の方のとても小さいものを選び食べた。

シュトーレン。
その時初めて存在を知って、はじめて食べた時の感想は「甘っっっ!!!」だった。

ドイツで食べる文化のあるパンで、クルミやナッツなどと酒に漬けたレーズンやオレンジピールなどを練って焼いてあり、まわりにはたくさんの砂糖がかかっている。とにかく甘い。しかしコーヒーや紅茶にあう。
長いこと日持ちがするのでクリスマスを待ち少しずつ食べるものなのだそうだ。

毎年クリスマス前の時期にはシュトーレンが売り出されているのは知っていたが、複雑な気持ちで食べた食べ物だという記憶からか、今まで手を出すことは無かった。そしてパン屋などで売っているのを見ると、なかなかにいいお値段なのだ。

しかし今日は買った。奮発した。やっと買ったのだ。負の記憶から解き放たれ、シュトーレンを手に入れてやった。

帰宅し、恋人は整骨院に寄ってから帰ってくるとのことだったので、夕飯を作り待った。

その後恋人も帰宅し、夕飯を食べた後に待ち遠しかったシュトーレンをコーヒーとともに食べた。
恋人はシュトーレンを知らなかったので、知った顔をして説明をした。しかし私ももう何年も前にほんのひとかけしか食べたことが無いのだ。

シュトーレンは見た目からしてとても甘そうでおいしそうだった。
無論、あの頃よりもとてもおいしく、恋人もおいしいと喜んでいた。


1207(土)
寒い日だ。気温がぐんと下がっている。

恋人は友人とサウナへ。家を出るときにマフラーも巻かず薄いコートで出て行こうとするので、今日の気温を知っているのか!風邪をひくぞ!と叱咤した。

かたや私は先週休んでしまったので2週間ぶりのジムと、そのあとお昼からMOS検定というExcelの実技の検定を受ける。

ジムではどこを鍛えたいかと聞かれたのでお腹と二の腕と伝えたが後悔した。
腹筋がキツイ。足や尻もトレーニングをしてふらふらになり終わった。

ジムを後にし、検定試験までには時間が合ったので試験会場のパソコン教室の近くにあったマックへ。
混んでいたが入口で案内役をしていたおばちゃんがはつらつとしていてよかった。

試験の時間になりパソコン教室へ。
どんな雰囲気なのかと緊張の面持ちで向かったが、試験会場の教室はこじんまりとしていて、生徒さんは帰り、受験者は二人しかいないようだった。

説明を受けたあと小一時間ほど試験時間が設けられ受け、合否は終わったとたんに自動採点によってすぐにわかるようになっている。
画面には残り時間が表示されていたのだが目に留まらず、のんびりやってしまって終わりかけにとても焦ったがどうにか終え、そして無事合格した。

試験管の先生に結果の用紙をプリントしてもらい、小声で「おめでとうございます」と言われ、ほっとして教室を出た。よかったよかった。検定代も馬鹿にならないし、素直にうれしい。

帰宅し小腹がすいたので買ってきたからあげクンすだち味を食べ、掃除し、雨が上がっていたので洗濯機を回した。冬はあっという間に洗濯物がたまるな。

なんとなく腰が痛いと思っていたが、掃除をしているとだんだんと痛みが増してきていて、とりあえず湿布を貼った。

夕飯に適当にサラダとあるものでチャーハンを作り食べ、恋人に無事合格したことを連絡すると、帰りにお祝いにと堂島ロールを買ってきてくれた。
おいしくてあっという間に食べた。


1208(日)
先月石垣島へ行ったときにやった吹きガラス体験にはまり、恋人とまたやりたいねと話をしていて、探してみると近場で体験できるところがあり予約していた。

行ってみると生徒さんのような人たちもいて、みなそれぞれに制作をしているようだった。

一度体験したことはあるが勝手が違うかもしれないので、ここはやったことがない体でやろうと恋人と話し、いざ体験を。

観光地でない分、幾分か省かれた説明ではあったものの、一通りの説明を受け、ガラスに施す色や模様を選ぶ。
恋人は前回のごとくぱぱっとデザインを決めていた。私はというと、いざカラフルな色の模様となるガラスの粒を目の前にすると、またもやあたふたし迷っていた。

ようやっと色を決めたが、教えてくれる方に「この色とこの色は混ぜられないんだよ、変色しちゃうから」と言われ、仕方なく差し色になるような色を抜いて作ることに。

窯でガラスを熱し、吹いてふくらまし、形を整え、それを繰り返していくという工程は一緒だったが、石垣島の時よりも補助が少なく焦った。
しかし指示は的確なのだ。棒からガラスを切り離す時に、力が弱かったようで「殺す気で力を入れて!」と言われおもしろかった。

なかなか色も形も思うようには行かず難しくもあるが、恋人も楽しそうに作っていてなによりだ。

次にも待っている人がいて、こんな観光地でもなんでもない場所でも人が次々に来るのだなと驚いた。

体験を終え、買い物をして帰宅。
昼に冷凍のラザニアを食べ、恋人はゲームをし、私は録り溜めているドラマを見てのんびりした。

夕方恋人は夕飯に食べる角煮を煮ていた。
実家から送られてきたかぼちゃも小さめに切ってもらい、使わない分は冷凍した。
夕飯は角煮丼と、サラダに焼いたスライスしたかぼちゃを乗せ食べた。

角煮はとろとろしていてとてもおいしく、幸せな気分になった。


今週はこれまで。



先週、20191202週の記録はこちら。


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