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私の自由を保障してくれるのは誰か?

私は考えすぎるたちだから、日頃からこういうテーマをたまに考えては「社会をもっとよくするために」「今持っているカードはどれで、どういう効果がフィールドに対して発揮されている?」って分析しています。たぶんINFJあるある。

せっかくnoteをはじめたので、
定期的にこういう、視野が大きすぎてプライベートで話してもぽかんとされるだけの話も、積極的にしていきたいところ。


結論から言うと、私の自由を保障してくれるのは国です。


私の自由を保障してくれるのは、
私を働かせすぎないように配慮しつつ、生活するのに十分なお給料を払ってくれる職場。
そして未婚の女である私でも、ひとりで堂々と歩けて、どこにでも行ける、それを良しとする社会。

つまりは、
人権を尊重し、人種や性別や社会的身分などによる差別を許さないと定め、
労働基準法を定め、私を守ってくれている

日本という国です。

国は、自国民に対して権利を有します。
たまたま日本は、日本国民にけっこうちゃんと人権を保障してくれる国で、
私はそこに生まれ、日本の国籍を持っているので自由でいられています。

自由は当たり前じゃない。守っていかなければいけないものだ

日本にもかつては、家柄や性別などで差別され、自由に制限をかけられることもありました。
結婚の自由、職業選択の自由を奪われ、道具として使われた人々がたくさんいて、
紆余曲折を経て、今の私たちの自由につながっています。

また、
世界ではいまも、民族などを理由に人権を与えられず、強制労働させられているような人も実際に存在します。
そして、私たちがそれに間接的に加担しているともいえるような現実があります。

日本国憲法では、人権をこう定めています。

第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

重たい言葉だと思います。

自由は、簡単に脅かされる

どこの国家も、自国民(国籍をもつ人)の自由しか保障できません。
他国の国籍をもつ人に対する権利を有していないし、あと単純にコストがかかりすぎるからです。

だから、逆に言うと
日本人の国籍をどこかの国が総どりしたときは、その「どこかの国」が私たちの生殺与奪権を握ります。
自国民と同じ待遇で受け入れてくれるか、それとももともとの自国民の繁栄のための駒として使うかは、その国次第です。

銀行と銀行強盗と同じですね。
日本は世界第4位の経済大国で、多額の預金が集まる銀行のような場所です。だから強盗からしたらかなり魅力的。

銀行ではふつう、預金を守るための金庫にお金を保管しています。
なにかあった際に助けを呼べるよう、日頃から警察と連携し、防犯訓練もしています。

日本にとっての「金庫」「警察と連携」「防犯訓練」って、いったい何にあたるんでしょうね。

さいごに

私が、私の大切な人が、今も自由に安全に暮らせているのはぜんぜん当たり前のことじゃない。
ここに至るまでの過程で、日本の地で、たくさんの人が血と汗と涙を流して培ってきたのがこの『自由』です。

次世代に、よりよい『自由』をつなぐために、私ができることは。
言論の自由を駆使して、嫌なことは嫌だと発信しつづけることだと考えます。

noteに、たくさんの想いがあふれることを、私は願っています。

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