みはる

特別支援学校教員→株式会社LITALICO。その他、自治体の心理相談、学習支援事業に携…

みはる

特別支援学校教員→株式会社LITALICO。その他、自治体の心理相談、学習支援事業に携わってます。好きな言葉は「日々是好日」。教育の事、福祉の事、社会の事、生きる事、そんな「答えの無い(分からない)問い」について考えています。書いている事は全て僕の個人的意見です。

最近の記事

これまでとこれから ~「教育」と「福祉」と「企業」の狭間で~

早いもので、今年も今日で最後となりました。 今現在、「大晦日くらいゆっくりしよう」という思いと、「あの企画をもう少し詰めよう」という思いが、自身の中でせめぎ合っています。 一方で、今年はSNSなどを通して自分の考えを発信することが殆どありませんでした。 その理由を自身に問いかけたとき、「特にない」でした。 ですが、「行動には必ず理由がある」わけですから、改めて考えてみると ・SNSを見る余裕もないほどの時間的多忙・精神的多忙感 ・現場やそれを支えるたくさんの方々との日常

    • 支援目標を考えるときに大切にしている思い

      特別支援教育を推進していく上で必要な事の一つが、個別の教育支援計画の作成と活用です。 学校では、教育支援計画に基づいて個別の指導計画も作成します。 その中でも、今後の教育方針の軸となるのが支援目標(長期目標)です。 目標を決める上でよく言われるのは ・子ども、保護者のニーズを考慮すること ・達成が可能であること ・評価が可能であること(具体的・行動的な目標) 等だと思います。 僕がここで書きたいのはそういった「気を付ける事」ではなく 「大切にしている思い」 です

      • 教師になる前の自分にこの3冊を贈る

        人に本を薦めるというのは本当に苦手というか難しいと感じます。 誰かのニーズに合う本を紹介するなんて出来ません。 ただ、(過去の)自分に向けて本を薦める事は出来る、という妙案に至り、noteを書いています。 先週、本棚を整理した際に数えてみたら、僕はこれまで1700冊程度の本を読んできたようです。 その中から、教師になる前の自分に贈りたい本を3冊紹介します。 本当は10冊くらい書こうと思いましたが、長くなり過ぎて3冊が限界でした。 2点補足します。 まず、この3冊

        • 「特別支援教育」という希望

          最近、「答えの無い(分からない)問い」についてよく考えるようになりました。 体調を崩して迎えた元日の14時17分にも、です。 それら考えた事を 「自由に、具体的に、柔軟に言葉にしたい」 という思いが生まれ、ここに至ります。 このnoteでは、主に「答えの無い(分からない)問い」について、僕なりに考え続けようと思います。 大学生の言葉先日、ある大学生から 「特別支援教育の事をもっと教えてください」 と言われました。 「特別支援教育を教える」 この意味が僕には分か

        これまでとこれから ~「教育」と「福祉」と「企業」の狭間で~