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ゆらぎと更年期⑥

書き出す前に(大切なことだと思うので毎回残しておきます)
・更年期は閉経を挟んで前後約10年
・閉経は最後の月経から約1年なかったら、閉経とみなす
・初潮を迎えてから約40年お付き合いする
・更年期障害という症状のでる人でない人、全員症状が出るわけでもなく、症状も人によって様々
・更年期は怖いものでもなく、むしろうまく迎えて…すっきりしたり、気持ちよく過ごしていくための一つの時期だと思いたい
・症状が出たりして、生活が困難になっていたらばすぐに受診してね、更年期症状であることもあれば違う病気が隠れていることもあるから


ゆらぎと更年期⑤の番外編は↓


いちばん親切な更年期の教科書 第4章

この章だけ別にした理由
この本を読むと同時に
通う病院が変わったり
そこで出てきた疑問をぶつけられるようになり
不信があったところの解消や
症状の軽減が明らかになってきたから

ゆらぎと更年期②でも書きましたが
わたくし、本当によい先生と巡り合えないでいました
わたしの【病院へ向かう姿勢‐婦人科医とはこういう人だという思い込み】も悪いのかもしれませんが
やはり『行きにくい』というところが大きかったと思います
ただこの高尾先生の本を読む前の
ゆらぎと更年期⑤の2の宋先生も書かれていたのですが
『婦人科へ行きにくいかもしれないが、
調子が悪くなってから行くところではなく、心身の調子を整えに行くところ
かかりつけ医は見つけおこう、ともありました
この辺りから、姿勢のようなものは少し変わりました
さらに
第4章『上手な婦人科のかかり方』とあり、注目した次第です
と共に
私の体験談も加えてまとめていこうと思います

高尾先生ものっけから
『かかりつけ医を持とう』とあります
もう、先生、こっちに引っ越してきて(懇願…)

この章は初めに更年期障害の治療チャートがあって
治療が始まっていく過程といいますか
どんな薬があって
メリットはこう
などがつづられております
ここでは詳しくは書きません、どうぞ読んでください
治療法など、心配や不安を少しでも減らすには
自分の目で確認し
自分の手足で正しく情報を得てください
鵜呑み、が一番怖いですから
自分の身体を、誰かにまかせっきりにしない
で欲しいのです


この本を読み
私の使っている薬に疑問を持たせてくれた箇所があります

エストロゲン剤とプロゲステロン剤を組み合わせて使うのが一般的
いちばん親切な更年期の教科書

友人の言っていた通りに
エストロゲン剤単体での使用はある患者さんが受ける治療法で
たいがいは、パッチ薬など更年期障害の治療薬
ホルモン2種の薬を組み合わせて処方や治療が始まる様子
にもかかわらず、婦人科Aでは薬の説明もないまま
薬が切れて、症状がぶり返して仕方なくお薬の処方をお願いしに行った『ゆらぎと更年期③』時にも、リスク説明もありませんでした
不信感、募りますよね・・
勉強にはなりました
まかせっきりにしてはいけないこと
聞き出せない雰囲気の先生でもあったので
こういったタイプの先生とは、わたしは合わないということ
疑問に答えてくれたり、薬の説明を行ってくれる先生がありがたいこと
当たり前のことかもしれませんが
ここにくるまで、わたしにはできなかったのです

さすがに不信感を持ったまま同じ先生に診てもらうのは嫌だ
薬の使い方のきっかけをくれた友人が進めてくれた女医さんのところへ
漢方も取り扱っている先生のようでしたので
今までのこと・今後のこと含めて受診することにしました

婦人科C

ようやく、落ち着いて更年期障害と向き合える時が・・
一旦は、パッチ薬を貼るに至った経緯
症状が落ち着くということ
漢方も合わせて使って行きたいことを話しました
こちらの女医さんも、語尾強め先生でして
吐き気の症状について、今までの先生とほぼ同じリアクション
『この先生も…か…ハァ…ちゃうちゃう、ちゃんと話すんや』
薬の説明なしに使ってて大丈夫なのか?と伺うと
婦人科Aの先生の処方は合っていた可能性はありますね、続けられていても大丈夫ですよ
とりあえず薬が無くなる前に受診しに来た
今後漢方にもつなげたい、という話に
漢方外来が別の日になるので
今とりあえず今きいた症状に合うものを数日分出しておきます
試して、今度結果を聞かせてください
合わせて診ます
ゆったり付き合ってみましょう

実は、この言葉
はっきりとは覚えてはいません
こんなニュアンスの言葉を最後にかけてもらいました
はたと気がつきました
あたし、ものすごく気が張り詰めていて
くってかかるかのように、話していたんだと思われます
しんどいとき、だったんですね
藁をもすがる思い、で受診してますから
自分が自分を追い詰めていることに気がついてない
少しここに受診し続けようと決めたのです

漢方外来

また別の曜日に予約をして
同じ先生で漢方薬を処方してもらうための受診
漢方薬などを飲んでいたこともあり
受診前の問診
体力ありますか?とか
冷えやすいですか?とか
気虚や気滞、血虚なのだろうなぁと思いながら
先生のところへ
先日処方された漢方剤がとてもよく効いたこと
気持ちを落ち着かせてくれるようなものだったので
更年期障害とは関係ないかもと思いつつ
さりとて、胸の圧迫感はなくなり
パッチ薬も効いていて
吐き気の症状はほぼ無し
先生は問診に対する聞き取りと
お腹の様子を診られてから

では、継続していきましょう、これで

と、なるも…
どうしても疑問が拭えなかったので
質問しました
『このパッチ薬一つでいいのですか?単体で使うことは珍しいと、薬経験者から聞いたのですが』

すると先生
生理はきちんと来てますか?遅れているなどを含めても
と、言われたので
過去の周期と今の周期の話
生理がある程度の期間で始まることつたえると

じゃ大丈夫です
生理がきているなら

へ?
そうなの??

あと先生はこうも付け加えてくれました
パッチ薬は、少し間隔あけていってみてください
様子見ながら
吐き気の症状落ち着いてくる方向ならば、やめても構いません

やめれるかもしれないのか〜

ウキウキしながら帰路に着いたのを覚えています

あたしなりの見立て

このウキウキした帰路が今年の3月のこと
はじめの吐き気から7ヶ月経っていました
はじめの吐き気から、今約1年経とうとしています
見立て
次回に書いてみます

ちょうど久しぶりにいちばん親切な更年期の教科書第4章をあけてみたら
ホルモン補充療法(HRT)の安全な続け方
というページを開けていました
読み初めの頃には、読んでいても目にもココロにも止まらずにいた…
ような気がします
まずは、自身の症状が落ちつかせて、安定安心させてあげること
かつ
今は閉経に向かう更年期の中にいるので
先々のリスクや他の症状がでる可能性もあること
その時どうすれば良いか

それを教えてくれる大事な一冊だなぁ、と思います

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