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公共住宅のリノベ

ひょんなきっかけから、4階建ての48型公営団地に伺いました。
戦後1947年に設計された高輪アパート(47型)をプロトタイプとし、1948年にその改良版として全国に展開されたのが、48型になります。

一般的なRCの賃貸住宅(ELVなし)は1Fは半分程度、2〜4Fはほぼ全部、5F〜はあまり借り手が付かないと聞いたことがあります。1Fは防犯上の都合で、5F〜は階段を上がるのが大変だから、が問題でしょうか。

写真と同じ48型の、この歴史的なマンションの利活用プロポーザルが長崎で行われていたようです。壁式RC造なのもあり、耐震性も比較的丈夫なため、使えると判断したのでしょう。

中を見せてもらったのですが、学ぶところ多く、設計者のこだわりも所々見ることができ、大変面白かったです。日本各地にある団地でうまい利活用が進むと楽しいですね。

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