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【おさんぽ道楽】

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おさんぽが好きです。歩いている時にハッとした景色を私なりに描きとめてみました。
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#風景画

【おさんぽ道楽】しっとりバラを楽しむ<神代植物公園>

先日、調布市の神代植物公園に行ってきました。 6月2日まで、「春のバラフェスタ」が開催されていました☆ (お散歩した日:2024年6月2日) ばら園~曇天の下、しっとりと この日はバラフェスタ最終日。 見頃はちょっぴり終わりかけ。 曇天ではありますが、たくさんの人たちが春の名残りの香りを楽しみに訪れています。 西洋風の本当に美しい庭園です。 計算された造形美ですね。 曇天には曇天の良さがありますね。 雲に覆われた空の下に咲く見頃を過ぎたバラは、プライドの鎧を脱いで

【おさんぽ道楽】仁徳天皇陵古墳・大仙公園(大阪府堺市)

大阪巡りお散歩、第二弾は仁徳天皇陵古墳とその周囲に広がる大仙公園です。 仁徳天皇陵を含む百舌鳥・古市古墳群は2019年に世界文化遺産に登録されました。 子どもの頃、家族で犬を連れて時折訪れた場所です。 当時はもちろん世界遺産ではありませんでした笑 父が遺跡や寺社仏閣など、歴史を感じられる場所が好きで、よく連れていってもらいました。 遺跡や古墳というと、当時は中に入れるところもあったと記憶しています。 その中では、大仙公園の古墳は比較的整備が進んでいて、内部に立ち入れるもの

【おさんぽ道楽】枚岡神社・梅林(大阪府東大阪市)

大阪の実家に帰ってきております。 大きな「やらねばならぬ」用事もないので、「懐かしのあの地は今?」を巡るお散歩を日々楽しんでいます。 第一弾は枚岡神社と枚岡梅林。 「枚岡」は「ひらおか」と読みます。 (お散歩&撮影:2024-3-8) 古より続く御由緒 実家が同じ市内なので、幼少期に度々訪れたお馴染みの神社です。 今回、初めて御由緒を調べたのですが、よもやこれほど歴史ある神社だったとは。 神話の世界。。 元宮である神津嶽の説明に次のようにあります。 「神津嶽の周りには

【おさんぽ道楽】京王百草園(東京都日野市)

🔶百草園 梅のライトアップ 京王百草園は江戸時代に造設された「和」を感じる庭園。 最寄りの百草園駅から約10分、急坂を上った先にあるその場所では、ちょっとした「人里離れた」感を味わえます。 先日、梅のライトアップを見に行ってきました。 (お散歩日&写真撮影:2024-2-17) 梅の開花期間中、土日限定で行われていた夜間ライトアップ。 (現在は終了しています) 風情を盛り上げるアイテムが園内を飾っています。 この日はまだ少し見頃には早かったかも。 多摩丘陵の一角に佇

【おさんぽ道楽】<谷保天満宮>梅林横の坂道を下ると静かな水路が続いていました(東京都国立市)

谷保天満宮に梅を見に 先日、国立市の谷保天満宮に梅を見に行ってきました。 こちらには約350本の梅の木が植えられた梅林があります。 毎年2月下旬から3月上旬に「梅まつり」が行われており、 2024年の開催は2月24日(土)・25日(日)です。 足を運んだのは2月15日。 折しも東京に春一番が吹いた日で、木々が暴風に揺さぶられ轟々と音をたてていました。 けれど春一番が吹くだけあり、暖かな陽気で、数日前からいっきに開花が進んだとの情報も。 谷保天満宮とは 谷保天満宮は東

【ちょっと長めのお散歩】板橋区 荒川と公園を楽しむ冬散歩(3時間コース)

荒川と2つの公園を巡る板橋区の冬散歩。 🌳浮間公園・荒川 🌳高島平・赤塚公園 【おさんぽ道楽】で2つに分けてご紹介したものを1つにまとめてみます🌟 🔶route map 🚩start JR浮間舟渡駅 ※新宿から埼京線で20分/230円  ⇩ 駅前の交差点を渡ってすぐ 浮間公園 (散策:20分)  ⇩ 荒川  ⇩ 上流(西)に向かって1時間半お散歩 荒川戸田橋緑地 志村球友会グランド近くで堤防を降りる  ⇩ 南下すること10分 新河岸川に架かる徳丸橋 (ガスタンクと清掃工

【おさんぽ道楽】高島平・赤塚公園@東京都板橋区

空気の澄んだ冬のある日、板橋区の公園と荒川沿いをお散歩しました。 前回upした 浮間公園→荒川堤防 の続きです。 高島平駅方面に向けて南下。 ガスタンクは新河岸川に架かる徳丸橋からよく見えます。 この橋から反対側を見てみると・・・ 橋を渡るとすぐそばにあるのが板橋区立熱帯環境植物館(ねったいかん)。 清掃工場の余熱を利用した省エネルギー型施設とのことです。 google map の口コミによると、熱帯植物もさることながら水族館が好評です。世界最大の淡水エイも見られる

【おさんぽ道楽】浮間公園・荒川@東京都板橋区

11月、冬晴れのある日、荒川の近くにお散歩に行きました。 「荒川近く」といってもずいぶん広大ですが、この日は板橋区の浮間公園へとまず足を進めます。 荒川の土手を歩くのは初めてでした。 荒川土手と言えば「金八先生」を思い浮かべますが、オープニングのロケ地はここより少し下流、足立区北千住駅近くになります。 時刻は15時半。 本当の夕暮れが迫ってきました。 河を離れ、次なる目的、高島平団地やその向こうの公園へと進みます。 その模様は次回。 またご覧いただけると嬉しいです🌟 🔶

【ちょっと長めのお散歩】<2時間半コース>秋の国分寺散策

4回に渡った秋の国分寺散策、ルートを1つにまとめてみました。 🔶Route map 🚩Start  JR西国分寺駅 ※新宿から中央線で1本、30分/406円  ⇩ 徒歩10分 武蔵国分寺公園 (散策:45分)  ⇩  南側の野鳥の森を経由して公園を出て、国分寺崖線を下る。 ※急な階段なので足元お気をつけ下さい。  ⇩ 真姿の池湧水群   ⇩ 清流沿いに数分歩く お鷹の道 ※約350m。のんびり歩いて10分ほどで出口。  ⇩ 徒歩15分 殿ヶ谷戸庭園 (散策:50分)  ⇩

【おさんぽ道楽】殿ヶ谷戸庭園@東京都国分寺市

国分寺 秋散歩、最終回の第四弾です。 西国分寺駅→武蔵国分寺公園→真姿の池湧水群・お鷹の道ときて 終着地殿ヶ谷戸庭園に到着しました。 殿ヶ谷戸庭園は武蔵野の崖と谷という地形を巧みに利用して造られた庭園です。 崖の上には芝生が広がり、崖下に湧水池、間を竹林が繋いでいます。 殿ヶ谷戸庭園は、大正2年~4年に江口定條(後の満鉄副総裁)の別荘として整備され、昭和4年には三菱財閥の岩崎家の別邸となりました。 展示室にそういった資料もありました。 それほど大きな敷地ではありません

【おさんぽ道楽】お鷹の道@東京都国分寺市

10月下旬、秋らしくない夏のような日の国分寺散歩第3弾。 西国分寺駅→武蔵国分寺公園→真姿の池湧水群ときて、お鷹の道へ入りました。 お鷹の道とは、江戸時代、尾張徳川家の御鷹場に指定されていたことから名付けられた小路です。国分寺崖線下の水が集まり野川に注ぐ清流に沿って進んでいます。現在は約350mが遊歩道として整備されています。 ざっくりmapはこちら。 ここから北東に20分ほど進むと国分寺駅。 この日のお散歩最後の目的地、駅近くの殿ヶ谷戸庭園へ向かいます。 その模様は

【おさんぽ道楽】真姿の池湧水群@東京都国分寺市

昨年10月下旬、西国分寺駅を起点にお散歩した際の記録、第2弾。 第1弾:西国分寺駅→武蔵国分寺公園 武蔵国分寺公園の南東の端に来ました。 武蔵国分寺公園は国分寺崖線に面しています。 国分寺崖線とは、多摩川が10万年以上かけて国分寺台地を削り取って出来たもの。立川市から大田区田園調布付近まで東南に進んでいます。延長約30km。この公園の辺りでの高低差は15mです。 (世田谷区内では高低差は20mにまで広がるそうです。行ってみたい!) 15mの落差を結ぶのは崖に沿って造

【おさんぽ道楽】武蔵国分寺公園@東京都国分寺市

昨年10月下旬、国分寺エリアにお散歩に行きました。 🔶西国分寺駅→武蔵国分寺公園 まずはJR西国分寺駅で下車。 20年ほど前、この近くに住んでいました。 ここ数年、思い出巡りで色々な街を訪れていますが、その中では西国分寺駅周辺が一番様変わりしています。 新しい道が出来、街が生まれています。 他の街は大通りや幹線道路が大きく変わることは少ないのですが、ここは新たな街が形成されていて、今大通りを歩いても自分の中の脳内地図と一致せず、現在地を失ってしまう感覚になります。 「

【おさんぽ道楽】川越 その3<喜多院>

川越城、三芳野神社をあとにし、住宅街をしばし南下。 川越大師 喜多院に到着しました。 喜多院は遡ること天長7年(830)、慈覚大師円仁により建立。 炎上と再興を繰り返し、寛永15年(1638)の川越大火の際は徳川家光公が復興を命じています。 ♠️多宝塔 参道をしばし歩くと見えてきたのが「多宝塔」 拝観料を納めると、客殿や書院の徳川家光誕生の間・春日局化粧の間を見ることが出来ます。 この日は日没が迫っており人もまばらなので、足早に境内を抜けさせてもううことに。 ♣️