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"吉"に振り回されることなかれ

こんにちは。3連休の最終日。今日はおみくじなどで見かける”吉”と”凶”について書いています。


”吉”と”凶”という二面性は多様性

気学に限らず、何事にも良し悪しはあります。
気学では”吉”も”凶”もエネルギーとしてとらえ、良い面は”吉”作用、悪い面は”凶”作用と呼んでいます。
ただそれぞれは分かれているわけではなく表裏一体。”吉”も”凶”も本当にそれだけか?とさらに突き詰めて考えることもできます。

例えば、見た目としては”凶”と思える出来事(病気やケガ)も、あとから考えたら、それがあったからこそ”変わる”きっかけになった、ということもあります。どちらを裏表とするかはその人の心持ち次第、とも言えます。

”吉”や”凶”は来るもの?取るもの?

九星気学では、「吉方取り(きっぽうどり)」というものがあります。
自分にとって”吉”となる方位を割り出し、その場所のエネルギーを得ることで自分の中に”吉”エネルギーを貯金をする、というしくみです。
ただし、吉凶は表裏一体、”吉”もあれば”凶”もあるので、場合によっては”凶”のエネルギーを得てしまうということもあります。

”吉”が”凶”にすり替わる?!

気学を知り、日々過ごしていると、ついつい”吉”を追いかけたくなります。
そして、”凶”を避け、”吉”を取っているから大丈夫!という謎の自信を持ってしまうと・・・ちゃんと落とし前がつきます。
吉を取ったはずなのに、自分にとって嫌なことが起こると、「吉を取ったのになぜ?!」と感じてしまうのは、まだまだ学び足りないのかもしれません。

その日は会社の方角が七赤金星の吉を取れる日でした。
七赤金星の”吉”は「社交的、人を喜ばせる」などで、会社のイベントとも重なり、”ラッキー♪今日は楽しもう!”と思っていました。ですが、イベントが始まり、なんとなく温度感の違うメンバーの態度に不満の心がポロリ。
結果として、イベント自体は成功に終わりましたが、なんとなくモヤモヤが残りました。
ちなみに七赤金星の”凶”は「文句や批判が多い、自分の非を認めない」
まさに、凶の一面が顔をのぞかせていたのです。

”吉”を取ったから物事がうまくいく、ラッキーがある、ではないことを体感した出来事でした。

そんな風にあとから振り返ると…を考えさせてくれる一面も持っているのが気学です。


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