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-10秒のこだわり

残り物を温めるから手を抜きたくなるお昼のお供まで、電子レンジは本当に大活躍する。最近では揚げ物もできるとかなんとかでいよいよ電子レンジだけで生活する猛者が現れそうな勢いである。

さてお弁当のお供や冷凍食品を温めるとき、パッケージの裏には温める時間が書いてある。例えば500W:3分とかそのような表記だ。皆様は表記通りの時間で温めているのだろうか。

大多数の人は特に違和感なく設定しているだろう。しかし自分には妙なこだわりがある。それは「設定してある時間-10秒でセットする」ことだ。

理由は幼少期…いや、一人で電子レンジが使えるようになった頃だからいつかは覚えていない。当時は表記通りの時間で温めるごく普通の子供だった。ところがあるとき時間通りに温めてすぐ食べたところ少し熱かったようだ。

よく考えればできたてのものはそれは温めたものでも十分熱いだろう。その熱かった時の記憶が変に作用して-10秒にセットをするようになった。ちなみに-30秒では少々温めが足りないように感じ、20秒だとあともう一押しだった。

そしてたどり着いたのが-10秒だ。この時間というのはものにもよるがほぼ温め終わりで熱すぎることはほぼない。強いて言うなら熱々は期待できないけどちょうどいい温度だと思う。

と、今日の昼の弁当を温めていてそのことを思い出した。電子レンジについてのこだわりは実はこれだけではないが、またそれは別の機会にでも書こうと思う。

温める目安の表記にある500W、600Wのうち、600Wの方の電子レンジを実は見たことがない。あるはずなのにほんとうにあるの?という疑問に駆り立てられる。

#日記 #エッセイ #小さいこだわり #電子レンジ

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