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声の挫折

今日は仕事も早く終わり、帰宅したのが21時すぎといつもより30分ぐらい早い帰宅。そんなテンションが少し舞い上がる中でいろいろ作業していたら少しショックな出来事がありました。

それは彼女こと当noteのマスコットである本菜由姫さんに使う予定だったボイスチェンジャー?が使えないということが判明したこと。そのソフトの名前はmmvcと呼ばれるもので、「だれでも」「簡単に」「自分の声を好きな声に」「リアルタイムで」変換できるという画期的なものです。

大きな特徴としては複数の音声を取り込むことによる機械学習。これにより従来あったものよりも大幅に元の音声に近づけることができます。

実はこのソフトに関してはリリースされた今年春からずっと気になっていました。ただ前提として学習用に100ほどの文章を録音しなければならないことやソフトウェア的な意味でのハードルがやや高くずっと使うのを躊躇していました。

それがなぜ使えないことになったかというと規約と倫理です。倫理的な部分になりますが、好きな声に近づけるということはその近づけた先の人と同一のような存在になる可能性を秘めています。

そうなると相手の声としての仕事を失うことや相手先のことを公表しないで進めると声の乗っ取りのようなことが起こってしまうことでしょう。

さすがにここまでのことは・・・と思われていましたが、機械学習という可能性の塊である以上そうなってしまう未来がありえます。実際学習成果となった音声を何本か聞きましたが、想像以上にいい感じです。

そんな倫理的な話しが先日から議論されていたようで、現在公式では東北ずんだもんのような一部AIボイスに限定した利用は可能という結論になったみたいです。しかし密かに個人的にやろうとしていたのは実際の人の声に近い部分です。

一応相手の声主さんの規約を確認したところオッケーではあったのでいけると踏んでいたのですが、ちょうど夜に炎上というか騒ぎになって使用制限と言うか取り決めが決まったのを確認したので思い切って辞めることにしました。

可能性がすごくあっただけに残念です。なお彼女の声ですが、実は1年ぐらい模索を続けています。どうしたら彼女の声っぽくなるだろうみたいな。

正直彼女のデビューがなかなか遠い理由の一つはこれだったりするわけですが、いっそのこと彼女が喋らずに成り立つことはできないものか。そんなことも思います・・・。

#日記 #毎日note #毎日更新  #声   #ボイチェン

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