見出し画像

楽を取り続けてきた人

最近会社にて新しく入ってきた人がいます。もうすでに1ヶ月ぐらい経過し仕事に慣れたと思うのですが、いかんせん周りからの評判が悪くもう少しなんとかならないのかなと日々感じています。

なぜ評判が悪いかというとシンプルで動きが怠慢だから。なんというか周りの状況に問わずマイペース・・・というよりもなんだか一つひとつの動きに対してやる気があるように見えません。

また見ていて気づいたことですが、目の前にある仕事に対して見て見ぬふりをどうやらしているようです。やらなきゃいけないだろうと思われるところでも率先してやろうとしないし、自分の範囲内のこと以外はあまり関わろうとしません。

また自分のところの管轄ではあるので指導はしていますが、敬語とかもできないようで会話をしていても「大丈夫か・・・」と思うことが多々あります。ちなみに年齢に関してはおそらく20以上年上です。

正直派遣さんとかの助っ人さんだったら速攻クビにするレベルですが、そういうこともできないようでどうしたものかなとは思っています。というかあまりのやる気のなさに育てることも少々諦め気味です。

そんな人を見ていて思うことですが、見ているとなんだか人生を楽したいと選択し続けた結果として今があるのではないのかという気がしてきました。

仕事に対してやる気がないのもなるべく楽をしてお金がほしいからであり、自分の範囲外をやることは面倒くさく苦労することなのでやりたくない。楽をしたいという本質から考えるとこの人のありとあらゆる行動に納得がいってしまいます。

ここまで吹っ切れると少々かわいそうというか哀れに見えてきます。目の前のことに対してひたすら楽を取り続けることはなかなかできることではありません。一般的な話として苦労の先に少しでも価値があるとしたら苦労を取ることって多少あると思いますが、それよりも目の前の楽をひたすらに取っているように見えます。

この目の前の楽をひたすらに取ることはその場では楽になるでしょう。しかしその先のことを考えると結局は一番損をする選択をひたすらに取っているのではないかと思います。

この損には評判や給与といったありとあらゆることが含まれます。本人の意識としてはまったくないのか、もしかしたら薄々感じているのかもしれません。自分はそういう他人の奥底の感情を読み取ることは苦手ですがそんな印象を受けました。
                                                                                                                                                                                                           

#日記 #毎日note #毎日更新

いただいたサポートはサムネイルに使っているダンボー撮影の小道具に使わせていただきます。