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マニュアルを作る

2日ほど前から今新しいことを仕事で教わっている。この半年間は人の上に立ち人をどう動かすかがキーポイントだったが、今度は間違えてはいけないものを手順通りするという作業がキーのようだ。

別に今回新しいことをするかと言って給料が上がるわけではない。むしろA係からB係に異動のような職場内平行移動と言っていいものだろう。すでに教わることが多くてパニック状態・・・とまではいかないが結構必死な日々を過ごしている。

そんなやや情報量が多いところなのだが、ここには不思議なことにマニュアルが存在しない。マニュアルが存在しないというのは大きく分けて2つの理由があり一つは臨機応変になりすぎていてマニュアル化できないというのがある。

これはすごく納得の行くことだ。また職場で働いていて気持ちは少しわかるかなという部分ではある。そしてもう一つはある程度決まっているような気がしているのにマニュアルが存在しないということだ。

後者は長期的な目線で見れば変化しているしマニュアルを作る必要はないのだろう。しかし自分のような初学者においてはマニュアルのようなベースのものがないと動けないものだし、正直「見て覚えなさい」はいつの時代表現だとツッコミを入れたくなってしまう。臨機応変に動くのは分かるがそれよりも大事な基礎は絶対にあるはずだ。

ということで今教わると同時に作業の合間を縫ってマニュアル作成に取り掛かっている。今教えてくれている同僚には「すぐ変化するかもしれないのに本当に必要なの?」という冷たいツッコミをされたが、「自分がこの職場にいる限りは更新し続けます」と大見得を切ってしまった。というか変わったらマニュアルを変えていくのは当たり前だし、日々変化してそれをきちんと形にしておくのは大事だと思う。そんな毎日変わるわけではないのでこれぐらいがちょうどいいとも思ったりする。

そういえば徹底したマニュアル化というとすごく冷たいイメージがあるが、どこかにこの方針で業績を上げた会社があったようなことを覚えていたので調べてみた所、無印良品(by Business Journal)だったようだ。

作る目的は自分が見直しできるようにが半分、そして今後誰がつくかは分からないが自分より後の人へのためが半分である。そういえばこういうのって勉強で自分用にノートをまとめる行程に似ている。誰かに見せる前提というのはなかなかないがこういうのが実践的なノートにまとめるという例なのだろう。

#日記   #エッセイ   #マニュアル

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